猫な日本語

日本語ネイティブの知らない日本語のステキな秘密♪
猫まみれです、悪しからず。

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小豆と黒豆

 



小豆(アズキ)を煮て、
あんこを作って、
おはぎをこしらえました。

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中国のGさんに笑われそうです。


おはぎの向こうは、お隣の庭のハクモクレン。
満開です。
おはぎの右上あたりの白いモヤモヤ、
そう、それがハクモクレンなのですよ。
そういう目でご覧ください。


ところで、
何か作ると、猫に見せたくなるものであります。
ですよね?




父の写真に供える分を小皿に取り分けて、
ウリ猫に見せに行く。

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まあ、たいてい無視されますけれども。



13回忌もとうに過ぎた父は、誕生日も命日も3月。
めでたいのか何なのか、ときどきよくわからなくなります。

 
母なんて、父の月命日が上天気だったりすると、
「ああ、ええ天気やなあ♪」
「あんひとぁ、晴れ男やったでなあ♡」
じつにうれしそうに、たのしそうに、言います。

 
そういえば、
オット氏は、ニャンタの月命日をにゃにゃの日などと号し、
早く帰れるときは、刺身を買ってきます。
当然、その日の晩ごはんはお刺身祭りになるわけです。
ウリもグリコも有頂天ハッピーになるわけです。
 
だから、買ってくるオット氏も、
何だかうれしそう。たのしそう。
命日が、ね。
命日なのに、ね。

 
!そうか!
ワタシは深淵なる真理を発見しましたよ。
「まつる」って、そういうことなのかも。
年年歳歳、死者をまつっているうちに、
何だかメデタイ気分になってくるものなのかも。
 
かなしみを消化するには、とてもいい方法ですね。
ジンルイ、案外かしこいわ。
 
ねこ

あ、ウリ猫が目を覚ましました。

P1270656.JPG

小豆と黒豆の豆くらべ。

うん、何だかハッピー。

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あ、そうそう。

高山弁では、「元気?」というのを

「マメなかな?」って言うのよ。

| ひとやすみ | 08:24 | comments(4) | - |
グリコのこと、つづき


きのうのつづきです。
グリコが「老いの階段」を2段飛ばしに降りたのを知って
いろいろ考えたこと、やってみたこと、を書きます。



まずは安全対策。

P1270233.JPG

ここは吹き抜け階段の上部、グリコのお気に入りの一つで、
よくこんな危なっかしいかっこう(⇒☆)で寝ていた場所です。

でも、体重(筋肉量)の減少とともに足もとが怪しくなってきたため、
百円ショップのネット(300円でしたけど)でふさぎました。


こんなふうに伸び〜をしたときに、
ふいによろけることが増えたのですが、
こうしておけば、安心して見ていられます。

P1270235.JPG




つぎは、食事。
体重激減と前後して、恐れていた多飲多尿が激化しました。
直前まで満腹感サポートなどのダイエット食を中心にしていたのですが、
慢性腎不全に対応した療法食にまるっと切り替えました。


が、療法食はとかく受けが悪いもの。

キロ単位の大袋では、なかなか食べ切りません。
多少割高にはなりますが、数百グラムずつの小袋で、

評判のよさそうなものを、なるべく多種類そろえることにしました。



アニモンダ 猫 インテグラプロテクトニーレン(腎臓ケア)250g


P1270397.JPG
プロステージ ル・シャット デトレ 300g

このほか、 HAPPY CAT ダイエットニーレ ローファットキドニーなど。


よく「餌を切り替えるときは、少量ずつ混ぜて慣らしましょう。」
などと注意が書かれているものですが、あれはウソだと思います。

少なくとも私の経験では、一気に全量を切り替えた方が、いい。

日本酒の一升瓶も、口開けがおいしいでしょ。

きっとあれと同じ。

あたらしいフードは、よく食べてくれます。(そしてすぐ飽きます。)
だから、小容量の数種類をローテーションしています。


そして栄養補助。

好物のお湯割りに、カロリー補充のドーピングもしましたが、

それでは追いつかないほど、おそろしい勢いでやせ続けるので、

こちらを投入。
腎臓をいたわりつつ、カロリー摂取を維持するものです。

P1270519.JPG
森乳サンワールド猫用 チューブダイエット(キドナ)

 

もともと「ぎうにうのお湯割り」が好きな猫なので、
ミルク味のこれは、よく飲んでくれます。

ほんとうはクリーム状の濃さにして「食べて」ほしいのですが、

それはお気に召さないので、だいぶ薄めたのを、飲み物としてお給仕。

とにかくお腹に入れてくれれば、それでよし!


P1270521.JPG

で、どんと箱買い。
チューブ・ダイエットという名の通り、経管栄養に使えるものです。

シリンジやカテーテルを使えば、食道や胃に流し込めるのですね。


が、グリコにはそれはしません。

しない、と家族で決めました。

今のところは自発的に飲んでくれていますが、
将来もし飲まなくなったら?
......そのときは、彼女の意思を尊重しようと思います。

じつは、先代のニャンタの晩年、食事をとろうとしなくなった彼女に、

私たちは、これをペーストにしてシリンジで強制給餌していました。
ただただ、体力をつけてほしかったのです。
指の間からこぼれていくようなニャンタの命を、
何とかして、何としてでも、つなぎとめたかった。

でも、結果的にそれがニャンタを苦しめることになりました。
最期を迎えたとき、彼女のからだには、無駄に体力が残っていたのです。

病魔が凱歌を上げようとしたとき、体がそれに負けまいとしてしまった。

「死ぬためのバランス」を、飼い主が狂わせていたのです。

枯れるように、穏やかに、死んでゆけたはずのものを、

ひどく苦しめる結果になってしまった.....。

そのときの悔いは、いまだに消えません。

だから、グリコが「もう食べない。」と決めたなら、
そして、手に入る限りのあれこれのフードを試しても
その意思が変わらないときが来たなら、
そのときは、口をこじ開けて食べさせるようなことは、しない。

そう決めました。


 

 

老猫、老犬、あるいは病気やケガの動物を抱えている飼い主さん、

みなさんに共通する悩みは、「どこであきらめるか」ではないでしょうか。
どこであきらめるかを、飼い主が決めなければならない、
その責任の重さ、決断のつらさ、ではないでしょうか。
 

入院させるかさせないか、検査をするかしないか、手術をするかしないか、
どこまで投薬を続けるか、始めた治療をどこで打ち切るか、......

ニンゲン語で話し合うことができない以上、決めるのは飼い主です。
 

 

キツイですよね。

これは、キツイです。
 

私は、この冬、グリコが旅立ちの準備を始めたと感じたとき、

穏やかに旅立ってくれるならそれでいいや、と思いました。

 

「それでいいや」とは、つまり「死んでもいいや」ということなわけです。
我ながらどうかと思いました。

でも、心の底にそんなシンとした冷たいものを抱えながら、
それでも、それでも、同時に、ほのかな幸福感も、覚えたのです。
そんな心境、動物を見送った経験のある人ならわかってくださると思う。

だって止められないんだもの。
行く、と決めたものを、止めることなんかできないんだもの。
 


 

 

黒っぽい姐さん、「そのとき」は、あなたが決めてください。

動揺はすると思うけど、なるべくジタバタしないように気をつけますから。

なるべく行儀よく、静かに見送るように、心がけますから。
 

 

だから、まあ、もうちょっとコッチにいると決めたなら、

ウリすけのご飯じゃなくて、ご自分のを食べてくださいね。


ダイエット食、前はあんなに嫌ってたくせに。

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きのうの記事に「ファン」のみなさまがお寄せくださった温かなご声援、

うれしゅうございました。ありがとうございます。

おかげさまで、グリコは、まだまだヤル気のようです。

飼い主はその邪魔をせぬよう、なるべく上手に、伴走します。

| ひとやすみ | 08:49 | comments(9) | - |
グリコのこと、メモ



ねえ、グリコさん、

おいくつにおなりですの?

P1270407.JPG



あーた、女に年を聞く?

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失礼しましたっ!





ほんに、マダム・グリコは年齢不詳。
十数年前、わが家が当地に越してきて、出会いました。
当時すでにりっぱなオバサン猫でしたから、
今はもう20歳近い可能性もあります。


そんな高齢猫ですが、
おもちゃを進呈すれば――

P1270281.JPG


背後の灰色コムスメの存在も意に介さず――

P1270278.JPG
 

写真がぶれる程度にはアクティブです。

P1270274.JPG



食欲も......、


あ、マダム、それは灰色しましまのお膳ですよ。

P1270444.JPG



あら、アタシとしたことが、おほほ。

P1270445.JPG

困りますね。
ウリのご飯は「太っちゃいけない猫」用です。
今のマダムは、マダム用のハイカロリー食を召し上がれ。



そして、身だしなみにも、
(手抜きがちながら)気は抜きませんし、

P1270476.JPG



下女のブラッシングを、お腹で受け止める余裕もおありです。

P1270500.JPG
 
そんなこんなで、まだまだ元気なグリコさん。
化け猫検定を目指せそうな、2017年の春です。

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ですが、じつは.....、
この冬は何度か、ああ別れが近いな、と思いました。
覚悟しなくちゃな、と思いました。
体重が激減し、ほとんど物を食べてくれなくなったからです。
 
が、その後、ゆるやかに持ち直しました。
もうちょっとこの家にいることにしてくれたようです。
世話人の気持ちも落ち着いた今、
改めていろいろ老齢猫のことを考え、家人とも話し合いました。
それを、備忘録のつもりで書いておこうと思います。

何が正解かはわかりませんが、
高齢猫と暮らす方々の参考になる部分もあるかもしれません。
長くなりますので、このつづきは、あす木曜日に。
| ひとやすみ | 07:59 | comments(7) | - |
待つ? 渡る?


 


右見て、

P1260771.JPG



左見て......

P1260777.JPG


 

花

 

 

留学生は見た!

 


4人目は、タイのWさんです。

 

 

 人用のしんごうきのことです。あまりよくないの話しですが、私自身が本当に変だと思いますのでゆるしてください。

 日本はとても安全なところと言われました。列えば、人の用のしんごうきは、多くて、わたる前にボタンもあるから、少し待ってるだけで安全だ。しかし、ボタンのないしんごうきで、車も右左に全然ないとき、なぜ日本人はだいたい「青」に変わるまでに待ってるだろう。確かに待っても私もかまいませんが、本当に車がないとき、待ってるひつようがあるだろうか。これはただテキトーな私の意見だけですから、日本のこういうところが好きだし、ちょっときみょうも感じました。

 

 


 


あまり大きな声では言えないですが、

そういうとき、私は青に変わるまで待たないで、渡ってしまいます。
 

ただし、自分の中で決めた条件が2つあります。

 

 ・見通しのいい道であること

 ・大人の真似をしそうな小さな子どもがそばにいないこと
 

 

そこがクリアできれば、決然と渡ってしまうのですが、

渡りながら、「正直に待っている人々」の視線を意識します。
そのために、不必要なほど胸を張って歩いてしまったりします。

大げさに言えば、わが心の中の日本人らしさと戦っている感じ?
 

 

変だと思う、奇妙だとも感じる、と書きつつ、

「日本のこういうところが好きだ」とも書いてくれたWさんに、

日本人の一人として、なんだかしみじみ同感してしまいました。

 


 

なにしてたんだっけ?

P1260774.JPG

 


 


今学期の「留学生は見た!」シリーズは、以上です。

いつまで続くだろうと思って始めたシリーズでしたが、

どうしてどうして、よくある話から、えっ?な話まで、

毎回同じテーマなのに、話題は尽きないものですね。

 

学生の皆さん、今学期もたのしいアレコレをありがとう!

のこりの春休みをたのしんでください。

そして4月には元気な顔を見せてくださいね!

 


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| 留学生は見た! | 08:40 | comments(8) | - |
たねのはね





これ、な〜んだ?

P2170047.JPG



グリコさん、わかる?

P1300006.JPG

あ、無視された。



日が当たると、こんなにきれい。

P1300015.JPG



ウリ猫にも見せてみましょう。

P1300012.JPG

おや、銀髪の陰に何かついてますね。
何かの種みたいですね。



そう、これが、アレの種なのです!



アレとは、

テイカカズラ⇩
P5080082.JPG
写真をクリックすると、5月の記事に飛びます。
あ、朴葉寿司だ....。
ことしも食べたいなあ。




そして、12月のテイカカズラが、こちら。
PB210023.JPG
写真をクリックすると、マダムとカマキリの競演記事へ。

カマキリ母さん、あなたの卵、鳥に食われたみたいです。

命がけで産んだのに.....。厳しいものですね。
 

 

長さ10センチくらい。
大きさも色も細めのインゲンみたいな物体が、
かならず、2本セットになってぶらさがっています。


あの小さな白い花が、こんな長大な実になるのもふしぎだけれど、
さらに、この実の中から、
初めにお見せした「絹糸のボンボン」が出てくるのです。


自然って、ほんっと、すごい。


インゲンみたいだった長い実は、徐々に茶色くなって、
今度はバニラビーンズのさやみたいになります。


それが、冬の乾燥がつづいたある日、ふとねじれて、はじける。
P2170033.JPG


きれいにたたまれていた絹糸が、
からまりもせず、

奇跡のように、

ふぁっと、ほどけて......

 


風を、待つ。

P2170030.JPG


そうして、

木枯らしに乗って、
空を舞い......

 


地面に落ちる。

P2170025.JPG

そこが乾いた場所であれば、
またつぎの風に乗って、
種は旅を続けます。


そこが湿った場所であれば、
種は、そこで春を待つことに決めます。
そこまで種を運んできた「はね」はペシャリと浮力を失い、
今度は種をそこに落ち着かせる役目をするのでしょう。





すごいよね、グリコさん。

P1300005.JPG



アンタ、やるじゃないの。

P1300004.JPG



ところで、今日のお湯割りがまだなんだけど?

P1300001.JPG

へいへい。

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| ひとやすみ | 08:31 | comments(11) | - |
        
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スタッフ紹介
清水由美(=ニャンタのおば)猫ヌキでは例文が作れない日本語教師。いまだニャンタに恋々。ウリが来てくれてよかった、この世に酒があってよかった、と思う日々。

ウリ=2008年初冬、八幡神社の境内で泣いていた女の子。猫とは思えないほど素直で気だてのいい灰色しましま。コムスメだと思ってたらもう8歳!
 
グリコ=2010年暮れ、ご近所の家を出されてわが家の庭猫に。黒地に金サビのおばちゃん。年齢不詳。クールな顔で、甘えるったら甘える。2014年冬、再び家猫に!

ニャンタ=18年近くをともに過ごした、猫度百パーセント、女王気質全開の三毛女史。ヒトの心をわしづかみにしたまま、2008年の梅雨空に、昇天。

☆ニャンタのおばの本☆

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