高山の秋野菜など

 

 

 

ここ、ねこぶろぐ、ですにょ。

 



いや、日本語ブログのつもりだけど、

とにかく、きょうも高山バナシ。

 

 

きのうの続きです。

カメラの電池が切れちゃったので、

タブレットで撮ったのやら、

東京に戻って来てから撮ったのを、まぜてお送りします。



まずは、焼きナス用のナス。

おっきいのです。


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(オジガハラでくつろぐグリコさんにモデルをお願いしました。)


 

 

いっしょに買ったコナスと並べてみた図が、こちら。

こんなに違うのだ。

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焼きナス用のナスは、直火で皮が真っ黒になるまで焼きます。

中はヒスイ色にとろりとして、

お醤油を少し垂らすだけで、極上の味わいです。

 

東京あたりでふつうに売っているふつうのナスでも

焼きナスはおいしいけれど、この味にはかないません。

 

 

 

コナスは、ぬか漬けによし。

辛子を添えるとますます美味です。


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今回は数が少なかったので、揚げ浸しにしました。

 

 

 

このインゲンは、アキシマササゲといいます。


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「秋+縞+ササゲ」だと思うのですが、

この紫のシマシマが、加熱するとあざやかな緑に変わります。

たっぷりの出汁で、薄味に煮ます。

 

 

 

かぼちゃは、従妹Eちゃんのオットさんの労作。


IMG_0822.JPG
 

まだ食べていませんが、もう一人の従姉Tちゃんによれば

「絶品やって。ほんと。砂糖なんか要らん!」

とのことであります。
(うちは、縁あってやたらイトコが多いのだ。)

 

 

朝市ではお餅もよく売っています。

帰京する日の朝また陣屋の市のYちゃんとこで買ってきた、つきたて。

材料名「もち米、ヨモギ」というシンプルなもの。

そりゃもう、いい香りです。

(この日もやっぱりおまけつき。朴葉味噌の小袋をくれました♪)


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あと、私が定番の土産にしているのは、

武藤杏花園の印譜落雁。

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素朴な麦焦がし粉の落雁なのですが、味わいもさることながら、

古い印譜をかたどった、その薄さと形が、しゃれているのです。

店がまえも、本物のたたき土間(三和土)に、帳場は畳敷きで、
なかなかすてきなのですよ。
 

 


先にお見せした「屋根より高いサルスベリ」の写真、
つくづく電線が残念でしたが、
市内には、電柱を地中化した町内もあります。
空が、広い。

 

IMG_0818.JPG

 

 

あしたは何ブログ?

 

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※またまた自動更新でお送りしております。

 コメントのお返事が遅れますが、ご容赦くださりませ。

 そしてあしたは、猫ブログのくせに○○○のお話。

高山の青い空



先週、じつに久しぶりに、高山に帰りました。
飛騨も、この夏はいろいろ不順だったそうですが、
この日は、みごとに晴れました。



ご覧ください、この青空。

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ここは陣屋前の朝市。

秋晴れというべきか、夏の名残りの空と呼ぶべきか、
日なたにいるとチリチリと肌が焦げるほどだけれども、
空気はからりと乾いて、日陰に入ればすっと汗が引きます。


従姉のYちゃんが出している店で、墓参用に菊の花を買い、

ブルーベリーをおまけにもらう。

 

Yちゃん、いっつも何かおまけしてくらはるんや。

そんなことしとったら、儲からんに。

 

ところで、「花を買う」という行為、

花屋さんできれいにリボンをかけてもらうのも心浮きたつものですが、

バケツからあげて、新聞紙にガサガサっとくるんでもらうのも好きです。

「日用品」とか「生活必需品」っていう感じがして。

 

新聞紙にくるまれた花を前かごに入れ、

自転車を押して、城山への坂道を上がります。

P9010117.JPG

坂道って、いいですよね。
とくに上りは、「道の向こう」が見えないのが、いい。
ここは右手が古い石垣、左手には空がひらけていて、
大好きな坂道のひとつです。



照蓮寺の長い塀。

P9010119.JPG

ここは、以前にもご紹介したことがあります。
そのときは、春浅く、冬枯れの景でした。⇒☆山都の春



今は、緑のかげが濃い。

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今回も、右手に見えるガラガラポンのおみくじを引きましたよ。
12番の「吉」でした。

 

 

 

――と、ここでカメラのバッテリーが警告の点滅。

充電器を持っていかなかったというお粗末で、

これが、今回のさいごの2枚。

 

城山を反対側に下った住宅街にて、

屋根より高いサルスベリ。

 


P9010122.JPG

 

あーあ。

お見せしたいもの、いっぱいあったのに......

 

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※あら、猫がいない。

 あした、木曜に続きます。

 (そして、あすからまた予約更新です。)

年の瀬の高山 #1



暮れに高山に帰ったときのご報告です。

 

 

快晴の中央道をひた走り、
新宿発飛騨高山行きのバスは、諏訪湖を通過。
 

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あら、糸守町?



飛騨山脈の東側は、雪も少なくて暖かくていいね。
と思いながら、平湯峠にかかると――、



おや、まあ、平湯の雪も、これっぽっち。

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平湯のバスターミナルでは、
なけなしの雪を固めた、ニワトリアタマ。
駐車場の除雪作業の人たちも、
この冬は(今のところ)余裕しゃくしゃくのようですね。

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タイ語らしきことばではしゃぎながら、
若いお嬢さんたちが記念撮影をたのしんでいました。



市内に入った翌日。
祖母のお墓のある寺内の蓮池も、
例年なら、氷が張り詰めているはずが、
水に青空を映しています。

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雪吊りが所在なさげな、町のなか。
観光客の記念撮影の邪魔をしないように、
四方八方に気を配りながら、赤い中橋を渡ります。

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そういえば、
JR高山線の高山駅の建て替え工事が終わっていました。
 
PC270052.JPG
ごく正直な感想を言わせてもらえば、
うーん......
いや、正月早々、文句を言うのはよそう。(←言ってる。)

 

いろいろ変化をつづける観光都市、高山ですが、
街の真ん中を流れる宮川の水が透き通っているのは、
自信を持って「きれいでしょ!」と自慢できます。

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その中橋の少し上手の粉屋さんで、
いつも通り、そば粉500グラムを購入。

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わたくし、お酒のあとに無性にそば湯が飲みたくなる体質で、
冷蔵庫にそば粉を常備しておかないと、不安でなりません。
帰省のたびに500グラムずつ買うのが、ちょうどいいサイクル。


いつもは無駄口を叩かずに買い物を済ませるのですが、
このときは、ふと、お店の人に聞いてみました。
「こちらの裏手に、大きな柳の木がありましたよね?」
今回、その木がなくなっていることに気がついたからです。

そうしたら――
「ああ、ありましたけど、倒れてまったんですぇな。
 まンだじいちゃんがおったころやで、8年くらい前やろか。
 寝とったじいちゃんも気がつかなんだって言いますで、
 よっぽど静かに倒れたんですろなぁあ。」

夏は陰を作ってくれてありがたかったという大きな柳。
ほんとうに、それはそれはみごとな、大きな木でした。
家にいた人が気づかぬほど静かに倒れるものなのだろうか。
うらやましいような「しまい方」です。
※高山の人は、生を終えることを、
 「しまう」「しまって行く」と言います。
 「あすこのばさま、きれいにしまって行かはったな。」のように。

 
それにしてもこの8年、たびたびこの場所を通っていながら、
あれだけの巨木の、その不在に気づかなかったとは。
われながらうかつですな。呆れますな。



そんなわけで、中橋の近くに3本あった
巨大なしだれ柳は、今やこの1本だけになってしまいました。

PC280115.JPG

おじい柳、元気でいてください。

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※お気づきかと思いますが、今週は更新日を間違えておりました。
 わたくし、1月1日が月曜だと思い込んだんですな。
 そこから1日おきに大マジメに記事をアップしてきたのですが、
 あれ? あれれれ? なぜに今日は木曜日なの?
 .....。
 2017年も先が思いやられますが、ゆるゆるまいりますので、
 みなさまも、どうぞ、ゆるゆるおつきあいくださいませ。

山都の春 #おまけのおまけ





いいでしょ、このお風呂。
名前は「桃の湯」。

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家からはちょっと遠いので、これまで1度しか入ったことがなく、
最近は、見かけても閉まっていることが多かったので、
もう営業していないかと思っていたのです。

それが、今回、用事でお昼ごろ通りかかったら、暖簾が出ている。
なんと朝からやっているのかと感激し、
よし、夕方来よう、と思って、出直したら、
まだ6時前だというのに、もう閉まっている。
えぇえ〜? 朝風呂だけってこと?

翌日も、無理矢理、用を作って回ってみたのが、この写真です。
やっぱり煙突からは煙が、そして暖簾も、出ていました。
で、営業時間を確かめるべく、ガラリと開けて入ってみたところ、
番台には人がいない。

代わりに、ピンクに染まったアマゾネスが出迎えてくれまして、
「ここ、5時までやよ。今入ってかはりゃええに。」とおっしゃる。
(=5時までですよ。今入って行かれればいいのに。)

お使いの途中だったので、そのときも入れませんでしたけれども、
とにかく営業していることはわかりました。
今度は3時までに行きます!



3月末の高山、いかがでしたか?

(別の)銭湯帰りの夕闇の中、近所の神社を通りかかると、
カンカコ(=闘鶏楽)の稽古の音が聞こえました。
頼りなげで、たどたどしくて、
まるでウグイスの初音のようでした。

高山の町は、もうすぐ春の祭りを迎えます。
カンカコの子どもたち、上手に打てるかな?

ほーほけきょ♪
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山都の春 #おまけ



城山のとっつきにある、照蓮寺の築地塀。

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ずーんと抜けると、高山の市街を一望する広場に出ます。
最近ちょっとね、一望したくないモノも増えておりましてね、
いまいち、自信を持ってオススメできんのが残念ですが、
この一角は、好きです。



その裏手に、小さなお社がありまして――

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画面右手前の賽銭箱の脇に、こんなものがございます。

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ぶら下がっている鉄の筒をガラガラ振りますというと、
きざみの入った鉄の棒が1本、出てきます。


がらがら、ぽん!

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で、その刻みの数が、神さまからのお返事。
小屋根の下に、額がかかっておりまして、
それと照合するわけです。


こたびのワタクシは、5番を引きました。
どれどれ。

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「信ある者は常に幸慶あり」
にゃるほど。


ちなみに、12番は、こちら。

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1番は?

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いいなあ。
どちらに転んでも、しずかにさとし、励ます、この文言。
ここのおみくじ、大好きです。
ありがとう、お稲荷さま。


と言いつつ、
賽銭を入れてくるのを忘れた不信心者!
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山都の春 #5





高山から帰った晩、
ちゃぶ台にもたれて、たまった新聞を読んでいると――



♪♪

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ねえ、ウリすけや、
たまにはひざに乗ったらどうかな?
乗った方が話は早いんじゃないかと思うんだけどな。





ずぇったいに乗ってくれない灰色しましま猫を、





ウエストひねりで、激写!

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腹筋が痙攣!



さて、春の高山、
最終回は、帰りのバスの車窓から。


国道158号線を東進すると、
やがて乗鞍岳が、フロントガラスにのしかかってきます。
(一番前の席をゲット♪)

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子どものころ、乗鞍はあまり好きな山ではありませんでした。
どこが山頂やらよくわからないし、
ただゴツゴツ、モリモリしたカタマリに見えて。


でも、今は好きです。
厳冬の青空に、神々しいほどに光る雪をたっぷりたたえた姿、
春の夕陽を受けて紫がかった桃色に染まるのも、うつくしい。
ゴツゴツ、モリモリの無骨な量感が、今は大好きです。


やがて平湯へ。
スキー場の雪も、さすがにもう、はげはげです。

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乗鞍も好きだけど、やっぱりこの山は文句なしの美人さん。
またしばらく、さようなら、笠ヶ岳。

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おみやげは、バスの休憩時間に見つけたフキノトウ。

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ただいま、ウリグリ
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週末も、おまけ記事アリマス。

山都の春 #4



 
ウリ、今ごろ、どうしてるかなあ。
おじちゃんにも甘えられず、ぽつんとしてるんだろなあ。
 
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でも、お日さまがあれば、何とかなるよね。

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オット氏からのメールによれば、おばの留守中、
実際、ぽつんとしてたみたいです。
愛しやのぅ。



高山散歩のつづき。

実家の墓があるのは、城山の奥。
城山は、京都で言えば、東山の位置にあります。
鴨川に当たる宮川を東に渡り、
「古い町並み」から、ちょいと上がると、
こんな道があります。

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若いお母さんが、二人のお子を連れて歩いていました。
たのしそうにはしゃぐ声が、深い木立に吸われていく春。


深いようで浅く、浅いようで深いのが、城山という山です。
こんな小さな子どもの足でも楽に歩けるし、
木立の間からは人家も見えます。


それでいて、
こんなうつくしい花が、ひっそりと咲いてもいる。

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オウレンと言います。
わずか10センチほどのはかなげな花ですが、
つやのある深い緑の葉、シックな茎の色、
線香花火のような繊細な花姿。
この季節に出会えると、しあわせな気分になります。


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種の形も特徴的です。
画面左の花は、種ができかけていますね。



木漏れ日を縫って、猛スピードで飛ぶ蝶。
この姿で冬を越したのでしょう。

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ええと、たぶんアカタテハでいいと思うんですが、
大きな朴葉の上でお日さまを吸っているところを
やっとで撮影させてもらえました。

==4月9日訂正==
この蝶はテングチョウでした!
こんなに目立つ天狗のお鼻を見逃していたなんて......
教えてくださった畑のもぐらさん、junbeeさん、
ありがとうございました!





城山を歩く観光客はまだまだ多くはありません。
この魅力を、もっと知ってほしいような、
でも、静かにそっとしておいてほしいような。


うーん、悩むなあ。
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※オウレンに来ていた蜂と、気がかりなブルーシートの写真に、つづく。 
続きを読む >>

山都の春 #3




で、このワシャモシャは何?

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ああ、それは、イースターの玉子のクッションです。
おじちゃんがどこかの教会でもらってきたんですよ。
子どもは3つなのに、大人は2つしかもらえなかった、って、
ぶつくさ言ってましたよ。(いい大人が!)



さて、高山散歩。

この日は、デートの相手(=母)にドタキャンされ、
丸一日、すっぽり空いてしまったので、
ゆっくりお墓まいりの後、ぷらぷらと山を下りて、
お昼どうするかなあ.....、と思う目の前に、
いたりあ〜ん♪

花
オステリア・ラ・フォルケッタ

以前、高校のときの友人たちと一度だけ入ったことのあるお店です。
ふぅむ。
たまにはひとりでゼイタクするのもいいんじゃなかろうか。



というわけで、柄にもなく、グルメレポートしちゃいます。
(近くの席に他客がなかったので、カメラを取り出す。ドギマギしますな。)



前菜盛り合わせ。

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一枚のお皿の上に、温かいものは温かく、
冷たいものはひんやりと、丁寧に盛り付けられた品々。
(に、敬意を表すべく、ワインを追加オーダー♪)

手前の黒いものは、イカ墨を練り込んだ塩味のドーナツ。
あと4つぐらい食べたかった!



パスタは、サクラマスとそら豆のクリームソースを選びました。

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わずかにしょっぱかったけど、美味でありんした。
パスタも手打ちなんでしょうね、きっと。



デザートは、パイナップルとココナツのケーキ。
添えられたキンカンの砂糖漬けがおいしかったです。

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いつもコーヒーには何も入れないのですが、
たっぷりの牛乳を温めて出されたので、ぜんぶ使いました。
飛騨は牛乳もおいしいのだ。

ほかに、温めたフォッカッチャもひとカゴ付きまして、
お腹は、ぽんぽこ。
ごちそうさまでした!

町家を改装した、落ち着いた建物です。
海老坂をエイホエイホ登らないと、たどりつけません。
カロリーの帳尻合わせが必要な場合は、
海老坂をうさぎ跳びで3往復ぐらいすればいいかも。


昼酒って、どうしてこんなにおいしいのかしらら?
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山都の春 #2


 

アタシは別に、あの人が留守でもかまわないわよ。
っていうか、いない方がうれしいかもだわ。
だって、爪切るんだもの、あいつ。
失礼しちゃうわよね。


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帰ってから、さっそく切ってやりました。





さて、高山散歩のつづきです。
着いた翌朝、陣屋前の朝市で、
こんな物を買いました。

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カンゾウです。
夏、オレンジ色の花を咲かせる、ユリの仲間。
(ノカンゾウとヤブカンゾウがありますが、これはどっちかなあ。)

食べられるとは知っていましたが、
食べたことはありませんでした。
イソイソと購入、これで100円。

その足で、墓参りに向かったのですが、
途中の公園の石垣の上を見たら.....、


あっら〜。

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軽く、500円分ぐらい生えてました。あはは♪


あ、で、カンゾウのお味ですが、
おいしかった!!
さっと茹でておひたしにしましたが、
名の通り甘く、かすかにぬめりがあって、しかもシャキシャキ。
お醤油を水で割ったほのかな味つけで、丼いっぱいイケます。
(あの斜面のも採って(盗って?)来ればよかった.....。)


さて、散歩のつづきに戻ります。

子どものころよく遊んだ小さな谷地の田んぼ。
今は耕す人もなく、荒れ果てていますが、
段々の下の方には、まだ湿地めいた場所が残っています。
そこで、出会いました。


リュウキンカ!

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ほんの小さなひと群れでしたが、
あたりがぱぁあっと明るくなるような、みごとな黄色。


図鑑で見かけるのより花弁の数が多くて、ゴージャス。

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泥の中から出てきたことがよくわかります。
花弁の汚れも、愛おしい。

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さらに進むと、見過ごしてしまいそうな、小さな花。
ヒノキや松の木の下、落ち葉に埋もれ、
地面に貼りつくように生えています。

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去年、初めて気がついたのですが、
何の仲間かも見当がつかず、途方に暮れていたら、
教えてくださった方がありました。
イワナシです。
(facebook、バンザイ♪)

このつぼみが開くと、やさしいピンクのベルになります。
ぜひ図鑑やネットで、写真を見てみてください。


高山の春は、町の端っこを歩くべし!
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「古い町並み」は、東京原宿、竹下通り状態でした〜。
 

山都の春



どこ いくですか?

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おばちゃん......

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嗚呼!



うしろ髪を引っ張られ過ぎて痛む後頭部をさすりさすり、
おばが出かけた先は――



温泉

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いや、実家の飛騨高山に帰っただけなんですが、
急いで帰る用事がなくなったのを幸い、
平湯温泉で途中下車したのでした。



あちこちの日陰には、汚れた雪の山が残っているし、
観光施設の水車には、まだ氷がびっしり。

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でも、かやぶき屋根の軒先からは、
雪解けの水が飛び散る。

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軒下のそろばん玉のようなものは、干し大根です。



神社の石燈籠のコケにも、春の兆し。

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小さな旅館のお風呂に入れてもらって、
貸し切り状態で、たっぷり2時間。
よい道草をして、高山の市街に入ると、
道路の雪はすっかり消えていました。


雪解け水をたたえて透き通る、宮川の流れ。

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桜は、さすがにまだでしたけれども、
町じゅうで、梅や沈丁花が満開、
どこを歩いていても、花の香りに包まれました。


道端のヒメオドリコソウ。

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東京で見るこの花は、どことなくほこりっぽい印象ですが、
ここでは踊り子の衣装も色濃くて、ビジン度アップ。


休耕田脇の斜面に水仙。

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忘れられても、花の方は、忘れない。
(カッコイイじゃないか!)


山間のビニールハウス も、春の準備万端です。

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ビニールが巻き上げられて、土もふかふか。



そうそう、平湯では、さかんにゴジュウカラが歌っていました。
フィフィフィフィフィフィフィ......
かすれ気味の、やわらかな口笛のような声です。


それで思い出したので、
自宅の庭のメジロをご覧いただきましょう。

P3290313.JPG
(このりんごの切り方は、先日ご紹介しました。)

え?
りんごしか見えない?
ほら、小さなかわいいくちばしのあとが......


シンガンを鍛えましょう!
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※今週は、3月末の飛騨高山のようすをご覧に入れます。

味噌樽から見える風景

 



先日お見せしたたるねこですが――

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じつは、
こんなふうになっているウリを見たのは、
ひさしぶりでした。


グリコが2階に進出してきてからというもの、
この樽はすっかりグリコのものになってしまっておりましてな。
ウリは、すっかりあきらめたようすでいたのです。
それが、この暮れごろから、急にまた乗るようになりました。


おひとよしの灰色が、ちょっと強気になった?




すぷぅ〜♪

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この↗、樽底のふちの立ち上がりが、イイらしい。



あ、でも、奥の方から、鋭い視線が......
おみそカラーの猫が、こっちを見てます。



味噌樽奪還を狙うマダム!

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=おまけ=

この暮れの高山への帰省は、
思いのほか時間に余裕ができたので、
こうじ屋さんのこうじのほかにも、
酒蔵や農産物直売所で、あれこれ仕入れてきました。

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それは何だ?と気になるものがお目に留まりましたら、
ご質問ください。



ちなみに――
真ん中ちょっと右寄りの「こもとうふ」というのは、
こんな感じに煮ますのです。

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木綿豆腐を「こも」(≒すのこ)で巻いて茹でたものでして、
「す」が入っているので、味がよく染みます。

おせち専用の食材というわけではありませんし、
春祭りの膳などにもよく上りますが、
イメージとしては、やっぱり冬の食べ物かな。

なんとも地味、かつ滋味あふれる食べ物ですが、
凝り性の父が半日がかりで取った出汁を使って
母がふくふくと煮てくれたのには、
永遠に勝てません。


もっかい食べたい!
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ジャクソ〜ン!



年の瀬の飛騨高山を

自転車でウロウロしていて、

こんなお店を

見つけました。



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JAKSON


ジャクソン



弱尊







『日本人の日本語知らず。』をお読みくださった方は、

覚えていらっしゃるでしょうか。

ヨシタケシンスケさんの

このイラストを!



弱損さん!

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いやあ、奇遇ですなあ。
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楽天でも買えます。
 


Amazonでも買えます。

年の瀬の高山





きょうは、暮れに帰ったときの、高山のようすです。
この冬、カントー地方は、気味が悪いほどの暖冬ですが、
12月末の高山にも、雪が、雪が、なかった!


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宮川中橋たもとの料亭では、
雪吊りが、むなしく青空にそびえておりました。



のくとうて、ありがたいなあ。
(あったかくて助かるねえ。)

雪またじせんでもええで、楽やなぁあ。
(雪片づけしなくていいから、楽だねえ。)

せやけどスキー場の人がたは気の毒なこっちゃぇな。
(だけどスキー場の人たちは気の毒なことですよ。)



神社では、注連縄も松もすがすがしく、
社殿に上がる段には、滑り止めのワラむしろも敷かれて、
初詣での準備は万端。

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ですが、結局このあとも雪は積もらなかったそうで、
参拝客の足もとは安心安全、
このワラむしろも、用なしだった由。



それでも、年の瀬の町は、年の瀬らしく、
ふだんより、買い物客の荷物が、大きい。

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きちんとお花を生けて、新年を迎えるお宅なのですね。
季節のしつらいをなーんにもしないわが家が、
ちと恥ずかしくなる。





12月も末というのに、カラカラに乾いて暖かな高山は、
自転車を走らせるにも、コートの前を開けたままで平気。


用はなかったけれど、その勢いで遠回りしていたら、
こんな建物に気がつきました。

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高校の通学路だったので、何百回も通っている道ですが、
こんな感じのいい家、あったっけ?



人の気配はないけれど、表の戸は開いています。

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玄関土間の奥をのぞいてみると、
こんな案内板がありました。


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ほほー。
明治11年創業の、生糸をあつかう商家だったとな。



ふと土間の天井を見上げると、こんなものが。
わかりますか?

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(玄関土間から表の通りを見た図。)


ツバメの巣の台です。
うっすらと、巣の痕が残っていました。
梁に渡してある細竹は、親鳥のための止まり木でしょう。
なんとやさしい心配り!


そうだった、そうだった。


思い出しました。


いわゆる「古い町並み」の商家では、
ツバメが家の中に巣をかけていましたよ。


ツバメは、ヒトの暮らしのすぐそばに、いました。
ヒトのそばにいれば、
カラスや蛇から子を守ってもらえるからです。
ツバメたちは、それをちゃんと知っていました。


商家では、夜は表戸を閉めますが、
夏の朝は、とにかく早くからその戸を開けます。
親ツバメの「出勤」に間に合うように。


ツバメたちは恐れげもなく、
戸を開ける家の人の頭をかすめるようにして土間に飛び込み、
ヒナの口にその朝一番のごちそうを押し込んでいました。


ツバメが巣をかける家には福が来るなどとも言いますが、
町の人たちもきっと知っていたのでしょう。
町で暮らすツバメたちは、川原や近郊の田畑に出かけて行って、
そこでひと夏のうちにたくさんの虫を捕らえることを。
そうして、殺虫剤や農薬の要らない環境を支えてくれていることを。


野生の生き物がニンゲンを頼りにしてくれる――
そしてニンゲンは愛情を持ってそれにこたえる――
なんとすてきなことでしょう。


今の、観光客でごった返す「古い町並み」では無理だろうなあ。
ツバメたち、どこに巣をかけているのだろう。


ツバメの住む玄関土間、
重要文化財に認定したい!

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分度器&神岡のまち





替えたばかりのシーツの上で、

分度器をキメる猫。

 
やっぱり80度ぐらいですかね?
☆前回の分度器寝



こたびのドラマの方言指導のしごとのおかげで、
飛騨一円をぐ〜るぐる、
なじみのなかった場所に、視野が広がりました。

飛騨高山に生まれ育ちながら、
18歳までのわたくしは、じつに行動範囲が狭かった。
こんなにいっぱい魅力的な場所があるなんて、知らなんだ。

中でも「いいなあ、このまち。」と思ったのが、神岡です。
お時間ございましたら、「続きを読む>>」にお進みください。


また へたくそな しゃしんを みせるつもりにょ。
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※へたくそな写真を補うのは、アナタの想像力!
 いざ、岐阜県飛騨市神岡町へ。(↓)

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飛騨っ子の版画





奥飛騨は、お盆を過ぎると秋の気配。

FJ310332.JPG


ドラマ『ガッタンガッタンそれでもゴー!』の、
主人公二人が通っていたという設定の小学校は、
こーんな気持ちのいい空の下にありました。

圧倒的な緑に囲まれ、
そりゃもうきれいな水の流れる川を前にひかえた校舎。


正面玄関を入ると、
かわいい下駄箱がずらりと並んでいて、
周囲の壁は、ギャラリーになっていました。


きょうはどうしても
そこに飾られていた版画をご紹介したくて。
※撮影に立ち会っていらした当直の先生に
ブログ掲載の許可はいただいてあります。



まずは4年生の作品。




飛騨は版画のさかんな土地です。
いや、ほかの土地の小学校がどうなのか知らないのですが、
とにかく私が小学生だったころも、図工といえば版画。
一年生のときから彫刻刀を握っていました。





魚と猫のお話を絵にしろという課題だったのでしょう。
お話の筋はわかりませんが、
とにかく魚は大きくて、猫はたいへんな目に遭っているのが
よーく、わかります。


おつぎは、2年生の作品。

FJ310347.JPG


チャボは、思ったより大きくて重かったんだろうな。
アシをジタバタさせるから、ワタシはちょっと怖かったのかも。
それでもふわふわで、あったかくて、
すごくワクワクしたんだろうな。



この「チャボをだっこしたよ」は、木版ではなくて、
紙を貼り重ねて版を作ったもののようです。

彫るにせよ、貼るにせよ、製版は地味な作業です。
指は痛いし、ちょっとたいくつだし、
どんな絵ができるのか、見当もつかないし。

そんな地味な作業のあと、いよいよ印刷です。
インクを乗せて、紙を置いて
竹皮のバレンでゴシゴシして、
あ、あんまりゴシゴシすると紙がずれるよ!

そうして、息を詰め、
端の方らそっと紙をめくる......

!!

一気に世界が反転して、
予想していたよりずっとスバラシイ絵が現れて、
わ〜い♪


インクのにおいと、
ワクワクとハラハラがまじった気分を思い出しました。



おまけ。

小学校のお手洗いって、こんなに低いんだなあ。
レモン色レモン型の石鹸が網に入ってぶら下がってました。
「男かべ」というのは、雑巾の使用個所の指定でしょう。
「女ゆか」とか「男べんき」とか、分かれているのです。

FJ310349001.JPG

車いす用トイレのあるのが、
わが小学生時代との違い。
うむ、社会は進歩しているのだな。


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