猫が手を貸してくれない。

★日本語【慣用表現「猫の手も借りたい」】

 

 

 

 

 

こちら、2017年も暮れようとするころの

銭湯「う」の入り口でございます。
 

 

 

枠ごと外してきて、猫と遊ぶ。

 

 

 

 

 

ウリ〜、やっほ〜。

 

P1300259.JPG

 

 

 

 

 

湯上りかい?

 

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のぞいちゃ だめっ!

 

P1300255.JPG

 

はいはい、失礼いたしました。

 

 

 

 

 

銭湯「う」の外壁は障子張りですが、

灰色でしましまのだれかさんが、適当な時期に穴をあけてくれるので、

そのつど張り替えるのが恒例でした。

が、

なぜか去年は一度も、ただの一度も、穴があかず、

無傷のまま、すっかり黄ばんでおりました。

 

 

で、しょうがなく、年の瀬に障子の張り替え。

破られてもいないのに張り替えるのって、

なんだか張り合いが(張り甲斐が)ないものです。

 

 

 

 

で、「破ってみない?」と猫を誘う。

 

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飼い主がお手本に破ってみせたところに、

しずしずと手を入れる猫。

 

 

 

 

ほんとに いいにょ?

 

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いいからいいから、バリっと行っちゃって!

 

 

 

 

――と言うのに、

やっぱり、しずしず。

 

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踏み抜いて、焦る。

 

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そして、

障子戸を外した跡地に行って、

さみしそうに言うのです。

 

 

 

 

のれんが にゃいです。

 

 

わかった、わかった。

おばちゃんが破って、張り替えて、すぐに戻すから!

 

 

障子に穴をあけない猫なんて、

なんだかなあ......。



 

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※「猫の手も借りたい」という表現について、
 どうでもいい(けど気になる)ことを考えてみました(↓)。

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それが何か?

★日本語文型【…{けど/が}、何か?】

 



カーテンの陰から、
灰色しましまのキビシイ視線。
 

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どうした?

似合わない顔して。

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ウリの視線の先をたどると......

 




ありゃりゃ〜。

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ウリのお気に入りの場所が、またひとつ、
黒っぽい姐さんに乗っ取られていました!

 



先日、物入れを整理していたら出てきた幅広爪とぎ、
ニャンタが最後に使っていたのを捨てられずにいたのですが、
それを見つけて、愛用のイスの下に置いておいたのです。
ウリはイスと爪とぎのセットを気に入っていたのですが、


いたのですが、......
 

 

 


何か?

P7270008.JPG

 

 

 

アタシも気に入ってますけど、

それが何か?

P7270009.JPG
 

いや、だから、

それが大問題!

 

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※文型の解説とおまけ写真につづく(↓)。

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どこ行くの〜?

★日本語【ノダ文】




灰色しましまのウリ猫と、
お宝の麻ぬのを並べて悦に入っていたら――、



あ。

P1190467.JPG



黒っぽい姐さんが、通りかかったんですな。



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グリコの動きに合わせて、ウリの体が斜める。



おばの目には見えましたよ。
ウリ猫の頭上に、ぽっかり浮かんだ吹き出しが。





どこへ いくんですか?

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あいかわらずの不仲だけれど、
実力行使の衝突はなくなって、
それなりに平和な日々です。
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※文型の解説へ(↓)。

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ねこすな・ねこばば

★日本語【「ねこ」と国語辞典】




いつまでその話でひっぱるつもりかしら。
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まあまあ、そうおっしゃらず。
3週連続、埋める埋めないの話で恐縮ながら、
この件で、あらためて「ねこ○○」を辞書で引いておりましたら、
おもしろい発見がありまして、みなさまにご紹介したくなりました。
おつきあいくださいまし。



発見その1.辞書に「ねこすな」が収載されている!


あら♪
っていうか、これまで載ってなかったわけ?
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そうなんですよ、載ってなかったんです。
いや、断言はできませんが、わが家にある20冊ばかりの国語辞典にはナシ。
唯一、『三省堂国語辞典』の第七版に載っていました。
『三国』がいつから載せているかツマビラカでないのですが、
とにかく、猫飼いとしては、三国第七版をほめたたえたい。

ただし、手放しでほめるわけにはまいりません。
その語義記述に、いささか問題があるのです。


ねこすな[猫砂](名)飼いねこのトイレに敷(シ)きつめる砂状のもの。
尿(ニョウ)を含むと固まる。
『三省堂国語辞典第七版』


ね?
うちの猫砂は、固まりません。
いわゆるシステムトイレでして、すのこの下のシートで受けるタイプ。

この項の執筆は、だれの手によるのかなあ。
とにかく、その編者ゆかりの猫さんは、固まる砂をご愛用らしい。
うふふのふ♪





つぎはもっと深刻なミスです。


発見その2.を間違えてる辞書がある!


「ねこばば」の記述にこんなことが書かれているのを見つけました。


ねこ-ばば 猫ばば(猫糞)<ーする> 拾い物などをして、それを届けたり返したりしないで、黙って自分のものとすること。「猫ばばをきめこむ」▼猫は糞をした後、後足で砂をかけてそれを隠すところから。『現代国語例解辞典』第二版(小学館)



なんか しつれいなこと いわれたきが するです。
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さあ、世の中の猫よ、猫飼い人よ、声を上げようではありませんか。
猫は、その作業を、手でするですにょ!

何かと引き合いに出される天下の『広辞苑』にも、
「脚で」と書いてありました。
いかんなあ。
猫はそんなお行儀の悪いことしませんよー。

いや、ま、しかし、問題の本質は、使うのが手か脚かではなくて、
「ババを隠す」行為が「悪行を隠す」ことにたとえられてる点ですわね。
ブツを人目に触れさせぬようにしている猫たちの気遣いを何と心得る!

あれ?
それでいくと、隠しだてしないグリコは、「猫ババしない潔癖な猫」?
んー、なんか論理がヘンだわ。





ところで、猫と国語辞典といえば、気になるのは「猫なで声」
語源には2説ありますね。

  崘をなでるときにヒトが出す甘ったるい声」
 ◆嵜佑砲覆任蕕譴憧遒鵑税が出す声」

どっちが正解でしょうねえ。
私は、,世隼廚い泙后
ねぇええ、ぐりこちゅわ〜〜ん♡

こっち来ないで!
爪切りお断り!

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なかぐろ(答え合わせ)

★日本語【中黒】



シミ・ハリのない肌に和漢のちから。
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月曜日の宿題


では、答え合わせをいたしましょう。
(下の方に、おまけ写真あり。)

「・」をなかぐろ(中黒)と呼びます。
ふつうは名詞を前後に並べ、その並びの関係が対等であることを示します。
「猫には、三毛・灰色・サビ・白など、いろいろな毛色がある。」のように。

ですから、きのうご紹介のこの広告文は、重大なミスですな。
ミス、と言っちゃっていいと思うんですよ。

だって、
シミのない肌
ハリのない肌
2つは、まったく需要が正反対。
その両方を同時に対等に追求する化粧品って、いったいどんなの?

なーんてイジワルを言いたくなりますもん。
もちろん、書いた人は、つぎの2つを並べたつもりだったのでしょう。
シミ
ハリのない肌

でも、なかぐろの性質上、読む人は、その前後に並ぶものを、
見た目からもボリュームからも対等のものとして読み取りがちです。
だから、読み手の視線は、とっさに前後のカタカナ2文字を拾い上げ、
「{シミとハリ}のない肌」という読みを脳内に浮上させてしまう。

その場合でも、ま、さいわい文は完結してませんからね、
「〜に和漢のちから......」のうしろを無理くり2通りに解釈すれば、
かろうじて筋は通らんこともない。

・和漢のちからがシミのない肌にします!
・和漢のちからがハリのない肌に効きます!

でも、違う要素を省略するなんて、ルール違反です。
いくら文脈依存度の高い日本語でも、そこまで甘えちゃいけません。

*

「間違った日本語」ではないけれど、「不親切な日本語」、
読んでスルっと理解さるべき広告の文面としては、NGでしょう。

この手の「なかぐろ」使いのうっかり(ミス)、
化粧品や健康食品の広告に、わりとしばしば見られます。
効能の多さを謳おうとするあまりでしょうか。
「倦怠感・疲労回復に、グイッとこの1本!」なんてね。
宣伝部のみなさま、ご注意なされませ。






猫はいいよなあ。

シミもなければ、
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ハリもない。

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緊張感のカケラもないよね、猫。
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なかぐろ(宿題)




へんにゃっ!

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シミ・ハリのない肌に和漢のちから。


【問題】
さあ、あなたはこの化粧品を買いますか?


水曜日までの宿題でっす!
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※今週も完全猫ブログにするかにゃ、と思っていたのですが、
 書きかけの記事からかろうじて日本語ネタを引っ張り出しました。

 答え合わせは、水曜日に。

庭猫⇒家猫

★文型【〜(に)なる】




庭猫グリコは、

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家猫に なりました

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硝子戸の中
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※文型の解説と、グリコの感想。(↓)
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しあわせの黄色い......

★【ナ形容詞】


しあわせの


黄色い








エプロン


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エプロンのぬしは、グリコさん。
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小春日和の庭で、エプロン干し。
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ふぁっは〜♪

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しあわせエプロン?
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※「しあわせ」の品詞をめぐるゴタクと、
 しあわせそうなグリコのおまけ写真につづく。(↓)

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長老家電受難の記

★文型【...にもかかわらず、...】



けっ。



いかにも悪相の、この灰色しましま。
こやつが、長老家電のパン焼き器に重傷を負わせました。⇒☆
以下、そのてんまつを。




なーんてね。
下手ニャンはウリですけれども、動機も犯意もありゃしません。
はい、もとはといえば、おばが、悪い。

その日、冷凍庫の奥から夏の初めに採った青山椒の実が発掘されまして。
手ごろなジャコもあったもんですから、チリメン山椒の作成を思い立った。
「じゃこ〜、じゃこ〜♪」とワッショイ状態の猫を足であしらいつつ、
われながら上手にできたわい、と鼻歌まじりに完成品を容器に詰め、
粗熱が取れるまでと、ふたを開けたまま、
カウンターのパン焼き器の横に置いたのでございます。

そこはいまだかつてウリすけが上がったことのない場所でした。
ウリ猫のお膳のすぐ上、らくに飛び上れる高さのカウンターです。
おばの腰の高さほどのカウンターです。
考えてみれば不思議なことですが、
ほんとうに、それまでただの一度も、上がったことがなかった。

だから深く考えもせず、そこに置いて、台所を離れたのでした。
ウリ猫も「ちぇ。」みたいな顔であきらめた、ように見えたのです。

......30分ほどたったころでしょうか。



ドンガラガッシャ〜ン!



現場には、パン焼き器があり得ない角度にひん曲がって転がり、
周囲にはジャコが散乱。
猫の姿は、どこにも見えません。
大音響におどろいて、どこかの隅っこで固まっているに違いない。

さてさて、気を落ちつけて、現場検証。
ウリは、やはりカウンターに上がったのではないらしい。
どうやらロフトのタンスの上から、飛び降りたらしい。
落差は、2メートルほどもあります。
それを、非常に浅い角度で、タッパーのジャコめがけて飛び降り、
その落下曲線の途中にあったパン焼き器を巻き込んだものと思われる。

もう一度言います。
ジャコを乗せていたカウンターは、高さ1メートルもありません。
おばは思いましたね。


なぜ、飛び上らない?




でも、ま、よかったです。
助かるまいと思ったパン焼き器は復活したし、
ウリ猫にもケガはなかった。
割れなかったiwakiのガラス容器もえらいぞ。
そして、何より、
塩気たっぷりのジャコが容疑者の口に入ることもなかった!

めでたし、めでたし。
 
*

ご飯はお鍋でも簡単に炊けるけど(そしてその方がおいしいけど)、
パンを焼くのは、わたしにとっては一大難事業。
しかし近所には、焼き立てパンを売っているようなお店がない。
そんなわけで、炊飯器もないくせに、パン焼き器があるのです。

この記事を書くために、いつ買ったんだっけ?と
保証書のファイルを引っくり返してさがしたら、
「お買い上げ=7年9月」と書かれたのが出てきました。
どう考えても2007年ではありません。
何しろ、「ナショナル製」です。
「7年」とは、平成7年です。
すごいなあ。


とびあがってれば よかったにょか......
P1130413.JPG


あっかる〜いナッショナ〜ル♪
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==加筆訂正==
前回の記事にいただいたコメントで、ふと思いついて調べたところ、
わが家の最長老家電は、パン焼き器ではなくテレビだったことが判明!
何にしても、どっちもえらいです。
ワタシもあちこちガタが来てるけど、がんばらねば。

最古参家電

 ★文型【...にもかかわらず、...】



こちら、わが家のパン焼き器(ホームベーカリー)。

当年とって、なんと、19歳。

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ほぼ一日おきにパンを焼き続けて、19年!
文句なしに、わが家の家電の中で、最高齢です。

それが、このたび、大ケガをなさいました。
画面左手のネジのところ、割れて浮いているのがおわかりでしょうか。
フタもぴちっと閉まらなくなってしまいました。

ええ、事故に遭われたのですよ。

でも、だいじょうぶだった。
仮にも電化製品だし、火を噴いたりしたらどうしよう......
ドキドキしながら使ってみたところ、だいじょうぶだった。


19歳のパン焼き器さん、

大ケガをしたにもかかわらず、

元気に働いています。

P1130405.JPG

えらい、パン焼き器!



長老に大ケガをさせた下手げしゅニャンは、
焼き立てパンの向こうにおります。

P1130406.JPG



犯ニャンに、ズ〜〜〜ムイン!

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知らん顔〜。
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※文型の解説につづく。(↓)

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聞かれちゃった......

★【...のを見る。】の補遺




あーあ。

しつもん、されちゃった。

P1120952.JPG



きのうの記事について、こてちさんからご質問をいただきました。
コメント欄はせまっ苦しくて書きにくいので、
以下に、お返事を書いてみました。

*


=こてちさんのご質問=
猫が木から降りられなくなっているのを見た。
過去形に引っ張られて、
……降りられなくなってい【た】のを見た。
となってはいけないものですか?


=短いお答え=
「降りられなくなって{いる/いた}のを見た。」
どちらでもOKです。
意味の違いも、私には感じられません。


あっさり〜。
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※長いお答えは、「続きを読む」からどうぞ。(↓)
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視線の先

★文型【...のを(見る)】



ウリは、見た。

P1120190.JPG


見た。

P1120201.JPG



玄関げんかんで、


庭猫
にわねこグリコが、


おじちゃんと、


なかよくしているのを



見た!



P1120189.JPG



ちゃいろいにゃ。
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※文型の解説と、おまけ写真につづく。(↓)
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まんまと

★文型【〜のことだから、...】



こんな新聞広告を見つけました。

P1120635.JPG

この日、この広告を見た日本全国の猫飼いさんのうち、
少なくとも27名は、ワタシと同じことを考えたでしょうな。

「うちの猫とツーショット撮りたい。」





ウリ猫は新聞が好きです。
いや、正確には、新聞ですけどね。


そんなウリ猫ねこのことだから、

このページを開ひらいて、

その辺
へんに置いておけば、

ぜったい乗るだろうと思おもいました。







大正解!

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撮影成功。
「ワナ」を仕掛けてから、
ものの30分とかかりませんでした。


P1120632.JPG


大大正解!
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※文型の解説とおまけ写真につづく。(↓)
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シマラナイ話

★文型【〜(する)に〜(でき)ない】



心ならずもXPとお別れし、
あたらしくおつきあいを始めたのは、ノートパソコン。
省スペースでじつによいと思うのだけれども、
ときおり......



閉めるに閉められない。

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少し肌寒かった日、ウリが仕事部屋に遊びに来ました。
先代PCのタワーほどの暖房効果はないようですが、
とりあえずくっついて、スヤスヤと瞑想に入る。
おばが一区切りつけて席を立ちたいと思えども、
灰色のお尻が邪魔で、パソコンのふたが閉められませぬ。


横から見た図。

P1110117.JPG


あー、じゃまくさい。
猫って、どうしてこうじゃまくさいのかしらっ♪

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※文型の解説とおまけ写真につづく。(↓)
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猫にかんざし


 ★文型【に(格助詞)】


春になって、
P1100297.JPG

グリコがあんまり気持ちよさそうにしていたので、
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つい、
P1100294.JPG

デキゴコロで、








かんざし。


P1100302.JPG


トサミズキの
つまみかんざし
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どうでしょう?

※文型の解説(というかゴタク)と、グリコのリアクション。(↓)
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