東北旅5 宮古:想像力テスト

旅の2日目(9月10日)。

  久慈⇒田野畑(三陸鉄道 北リアス線)
  田野畑⇒小本(岩手県北バス)
  小本⇒宮古(三陸鉄道 北リアス線)

乗り継ぎ乗り継ぎ、宮古に着きました。

右手が三陸鉄道宮古駅。
左が、JR宮古駅。

ここからさらに南下しようとしても、JR山田線は不通のままです。
券売機の上の路線図に、白い紙の貼られているのが、哀しい。
でも駅前は、すっきりと整備され、人も車も元気に行き交っていました。

浄土ヶ浜で一泊した翌朝、少し時間があったので街を歩いてみました。
駅前からちょっと入ったところに、なかなか元気な商店街を発見。
魚屋さんが開店準備中。
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「写真撮ってもいいでしょうか。」
「いいよー!」

おお、もうシャケが上がっているのか。
ホヤもあるぞ。
天然あゆは、さすがに高いな。
宮古の人はイカを箱買いするんだろうか。
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サンマも順調に揚がりはじめたらしい。
サンマというのは、ほんとうにうつくしい魚であるよなあ。
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5匹で300円というのから、1匹360円のものまで、
こまかに等級づけされて、買い手を待っていました。

ふとん屋さんには、ふかふかのお買い得品。
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がんばれ!三鉄!

赤いエプロンのお母さんに連れられてお散歩中の柴わんこが、
私を振り返り振り返り、遠ざかる。
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※ここからが本題です。想像力、の話。(↓)
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カラスにかこつけ



やねのうえに なにか いるです!
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先日、ゴミを出しに行ったら、近所の女性が2人、立ち話をしていた。
「このごろカラス多くない?」
「そういえば、すごく増えてるねえ。なんかキモチワルイ。」
で、私が「巣立ちの季節ですもんねえ。」と口をはさむと、お2人はきょとん。

えっと、つまり、今は巣立ちの季節であるから、
ひと家族に2〜3羽ずつ生まれたとして、
軽く見積もっても「ふだんのカラス人口」の2倍にはなってるわけです、
冬を越すころには淘汰されて、また「ふだんの数」に戻るはずです、
と、たどたどしく説明するも、
「でも前はこんな多くなかったわよ。」
「そうそう。これもやっぱり温暖化のせいかしらねえ。」
と、なんだか大きく話をシメられてしまったのでした。


うーん。
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感想その1.
同じ事実を見ていても、背景知識の有無によって、
印象は大きく左右されるものであるなあ。

感想その2.
あまりにも見慣れたものが対象である場合、
じつは自分がそれについて「知らない」ということに、
人は気づきにくいものであるなあ。


ウリはいろいろ素直に気づく子。P1040483.JPG


私は、たまたま虫だの鳥だのを見るのが好きで、彼らについて不思議なことを見つけるとちょっとは本を調べたりするのも好きで、だから夏を迎えて、(カラスに限らず)鳥たちの数が(一時的に)急増することや、その理由を意識していたけれども、そういうことに関心が薄い人は、ある日突然、カラスが増えていることに気づくと、やみくもに不気味に思ってしまうのでしょう。

そして、その原因を「知ってる人」(=僭越ながらこの場合はワタクシね)から知らされても、カラスなんてあまりにフツーの生き物だから、カラスについて自分たちの知らないことがあるかもしれない、なんて思いもよらず、だから、「へえ、そうだったの!」とシンプルに感動することもできないのでしょう。


ウリの頭上には、しょっちゅう電灯がともる。
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感想その3.
私にも「知らないということすら知らないこと」がたっくさんあるのは間違いない。見慣れたものにこそ、心の目はつむらないようにしておかねばイカンな。そして誰かがそこに知識の種を落としてくれたら、「うわ、知らんかった!」としっかり驚ける人でありたいな。そのほうが人生おもしろくなるし、な。

**

何の予定もない週末、つらつら考えたことでありました。
ネイティブにとっての日本語も、同じようなものでありましょう。
それが慣れきったものであるほど、発見のヨロコビも、大きいはず。
このブログも、母語話者の人々に「おおぅ!」の種を提供できたらいいな。
と思いながら、書いておりまする。


そのわりに最近、日本語ネタが少なくてスマンことですが、
まあ前払いで(!)、応援のほどをおひとつ、
ぽちっとお願いたてまつります。

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※この季節の子連れのカラスたちは、見ていてふだんの倍たのしい!
 親に食べ物をねだる子ガラスの声は、ガラにもなく甘くてかわいいし、
 めでたく餌を口に押し込まれて「うぐあがが」ってなるのも、お茶目。
 カラスを好きになるなら、今がチャンス♪
 
(好きなものは多いほうがいいでしょう?)

※数あるカラス本の中で、近年の大ヒットはこれ。
 
松原始『カラスの教科書』(雷鳥社) 
 文章もイラストも本の構成も、どうにもこうにも、おもしろい。

拙著『日本人の日本語知らず。』も、やけにエラそーなタイトルですが、
 目ウロコ撤去の快感を味わっていただきたくて、書きました。
 1,050円です。まだのお方は、ぜっひご購入くださいませ〜。


会えてよかったよ。






虹の橋を渡る
という言い方があります。
こそばゆい表現です。
でも、
うん、
今はこの世にいないたいせつな者たちは
やっぱり空の向こうにいるって、思う。

梅雨の晴れ間の青い空と
イノチもりもりの緑を見ていると、
ニャンタ
どこか、はるかな空の高みで
かすかにのどを鳴らしながら
まどろんでいる気配を
すんなり感じられちゃうんである。

ニャンタが橋を渡って、5年。
今は
さみしいような
ぬくいような
ま、
総体として悪くはない気分。

**

ペットを家族に迎えると
そりゃいつかはつらい別れが来るわけで、
足摺りして泣き喚くしかない悲嘆や
心がバラバラになるような後悔も
経験しなくちゃいけないけど、
それでもこの
「さみしいようなぬくいような」気分を知ることは
ほんと、
悪くないです。

こういう気分、
知らないよりは
知ってるほうが幸せじゃないかしらん。

**

いつまでも
死んだ飼い猫のことを
ぐずぐずと記事にするのはどうかと思いますけれども、
「動物は死ぬからイヤ。」っていうだけの理由で
この幸せを放棄していらっしゃる方があるとしたら、
それはもったいないと思うんです。

あなたと暮らすことができれば
あなたの人生を確実にゆたかにしてくれる
毛玉たちがいますよ。
ここに、いますよ。
いかがですか?

ニャンコ・ワンコと暮らしたくなったら!
いつでも里親募集中





ありがと
ニャンタ
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読書感想文



おばちゃんが まじめくさって なにか かいてるです。
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あい。
きのうの文型解説にあげた2つめの例文;

被災地の復興には、迅速果断の中にも、環境へのこまやかな配慮が求められる。

にことよせた、読書感想文です。



きっと たいくつにゃ。
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そうかもしれないけど、どうしても、書いておきたくて。

読んだ本は、こちら。
いっしょにお読みいただけたら、うれしいです。


『巨大津波は生態系をどう変えたか』
永幡嘉之(講談社ブルーバックス)






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※つたない感想文、読んでくださろうという方は、つづきをどうか。(↓)
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3月11日



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また、この日がめぐってきました。


「日にち薬」ということばがありますが、
あれは、効いてはいけない人にも効いてしまうもののようです。

人はいつまでも衝撃を衝撃の形で抱え込んでいることができない。
そんなことをしたら、心も体も壊れてしまうからでしょう。

でもやっぱり、ときには、「日にち薬」を無理にもはがして、
衝撃を受けた日のことを、生々しく思い出してみる、衝撃を受けなおしてみる、
そんな行為も必要なのではないでしょうか。

もちろん、直撃を受けた人は、そんなことはなさらないでください。
これはたまたまあの日、安全なところにいて、直撃をまぬかれた人の話です。

東日本大震災は、天災ではすまなかったから。
天のしわざとあきらめることなどできない死が、あまりに多かったから。
神の恣意と受け入れることなどできない破局が、たくさんたくさんあったから。
そしてそれは、2年たった今もなお、続いているから。

生きていたかもしれない家族をさがしに行くこともできず、
共に暮らしていた動物たちを見殺しにすることを強いられ、
ふるさとの家を、山を、田を、幼友だちを、ことばを、奪われた、
福島、フクシマ、Fukushima。

あれは、地震のせいなどではなかった。
人がもたらした厄災そのものだった。

だから、たまたま無事だった人は、繰り返し繰り返し、
衝撃を衝撃として、反芻し続ける必要があると思うのです。


無理に沈み込むのは、ナンセンス。
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でも、小さな声に耳を澄ましたり、
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この2年間をふり返ったり、
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足もとを見つめなおしてみたり、
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そうして、

たとえ小さなことでも、

自分にできそうなことを見つけたら、

ためらわず、

ちょっかいを出してみる。


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一人ひとりのそんな姿勢が、
あの日、不幸にして直撃を受けてしまった人たちを
ほんのすこしでも、元気づけることになるかもしれない。
そうだといいな、と思います。




日本の内外で子どもたちのために絵を描く人たちが、
手から手へ、温かい力を伝える作業をしてくださっています。
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↑のポスターをクリックすると案内のサイトに飛びます。


安曇野では、すでに始まっています。
作家をまねいての楽しそうなワークショップなどもあります。
3月は多くの人にとって、とてもつらい月になってしまったけれど、
それでも、春はちゃんと来ています。
あたたかい春が、安曇野に運ばれてきました。



あの原発事故(事件!)を
なかったことにだけは、しない。
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※1年前の3月に考えたこと。⇒「ことばが、死ぬ。」
※「手から手へ」展を立ち上げた、降矢ななさんについての記事。⇒

ぜひ。

 

大好きで、日参しているブログがあります。
はっちゃけ、ぶっとび、快進撃の飯の為ならなんでもするズラ!
ワンコが主役ですが、大好きなのです。

で、今日の記事(⇒)をご覧ください。
この中の動画を、ぜひご覧ください。


私はみなさんにペットショップに行ってほしくありません。
ペットショップで家族の一員を「買う」という行為が、
どんなに奇妙なことなのか、
改めて、考えていただけたら、うれしいです。


だいじょうぶです。
こわくないです。
とてもいい動画です。

ニャンタのおば拝

大阪よりSOS #2

ととらのお店番日記のtokiさんから、情報をいただきました。


先日の記事(⇒こちら)でご紹介いたしました、大阪の旧渡辺邸。
きょう、10月3日朝の様子です。(⇒こちら
いいのでしょうか、ほんとうにこのまま、
調査すらせずに、壊してしまっていいのでしょうか。

かすかな希望の光は、淀川区の各自治会が署名活動を始められたとのこと。
地元自治会のそんな動きを勇気づけるためにも、
全国の(あるいは世界の)みなさま、
ぜひ、ご署名(⇒こちら)を、どうか、お願いいたします。

大阪よりSOS


えすおーえすにゃ。

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いつもたのしみに拝見しているととらのお店番日記のtokiさんから、
SOSのメールをいただきました。
「大阪市最古の民家」が解体の危機に瀕しているというのです。

保存のために、大阪市渡辺邸保存会という団体が奔走していらっしゃいます。
どれほどの「民家」なのか、こちらのページに、写真があります。
ぜひご覧ください。

**

これほどの宝を、壊してしまっていいのでしょうか。
建物のすばらしさもさることながら、
私が気になったのは、この広さと、「緑」のボリュームです。
この屋敷の庭と林は、きっとたくさんの命を育んでいます。

たとえば、敷地の角に、それはそれは立派な楠がそびえています。
この夏もたくさんのアオスジアゲハ
この木に、来年のための命を託していったに違いありません。

来年、この大楠は、もうここにはないのでしょうか。
初夏の楠若葉に、キラキラとアオスジアゲハが舞うことはないのでしょうか。

ヒキガエルだって、たくさんのセミだって、敷地内の地中に眠っているでしょう。
地中に眠ったまま、重機に踏み潰されるのか。
もしかしたらコジュケイのひと家族、いやタヌキだって住めそうな環境です。
追われてどこに行けばいいのか。

すでに今日、樹木の伐採が始まっているそうです。

**

相続税が払えない、というのが事の発端だとか。
弁護士出身の市長さん、なんとかならなかったのでしょうか。
文化財の指定を解除してまで、徴税するのがスジなのでしょうか。

**

今回、たまたま大阪に行ったことで、大阪の方とかすかなご縁ができました。
このSOSが、tokiさんからいただく初めてのメールでした。
こうして記事にすることで、少しでもお役に立てたら、うれしい。

保存会では署名を集めています。
どうか、どうか、ご協力ください。
全国から、市長をおどろかすほどの数が集まれば、
あるいは破壊に急ブレーキがかかるかもしれません。
お願いします。




tokiさんのメールによれば、
私があんなにたのしませてもらった中之島図書館(⇒大阪国#3)も、
橋下市長は廃止したいのだそうです。
「あんな一等地を図書館なんかにするのはもったいない、
 もっと商業ベースに乗る事業があるはずだ。」と。

キライニナリソウデス。

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わー、い?

喜ぶべきか悲しむべきか、びみょ〜なニュースです。

5年に一度の動物愛護管理法改正に関する
2012年8月22日の朝日新聞。



子犬・子猫、生後56日は販売禁止




えーと、56÷7=8。
おお♪
私たち、
ワンコやニャンコに人生をうんと豊かにしてもらっている私たちが、
先の冬からずっと、環境庁へのパブリック・コメントや
国会議員へのメール大作戦などで訴えてきた

「8週齢規制」が法案に盛り込まれる♪


よかった、よかった、がんばって、よかった、うんうん!

う、......ん?

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ウリのおでこのあたりに、アヤシゲな小見出し。

業界に配慮、緩和策も



はいりょ?
私にとって「配慮」とは、「理不尽な迷惑を与えてしまうかもしれない相手に対して、その迷惑をできる限り軽減するように気づかうこと」です。

これまで好きなように犬猫を大量生産し、余ったり売れ残ったりキズモノになったりしたら自治体の保護センターに持ち込み、法律を盾に「殺しといてね」と押しつけ、あるいはまた実験動物として、登録も何もない、規制も及ばない、企業や大学などの実験室に払い下げ、動物たちに多大な迷惑(迷惑!命を奪う迷惑!)をかけてきたのは、ペット販売業界です。

その業界に配慮??

わかりません。
何度も何度も、眼鏡をずり上げずり上げ、読み返し、ようやく理解したのは、

いっぺんに法律を変えると、いろいろ大変だから、すぐには変えない。

ということのようです。
こう書いてありました。

―付則で経過措置(=激変緩和措置)を設ける。
 施行後3年間は引き渡し禁止期間を生後45日までとする。
 その後は生後49日までとする。

激変緩和?
じゃ、じゃあ、3年たったら56日になるのね?
せめて、そうだと言って!

と思いつつ読み進めるも、つづく文はこうでした。

―施行後5年以内に生後56日に変更するかどうかを検討する。

「変更する」じゃなくて、「変更するかどうかを検討する」!!!

えぇえ〜〜〜?!

何たる問題先送り体質。
へなへなと体から力が抜けました。


この法案どおり、
改正動物愛護管理法は、
8月29日、
衆議院を通過したそうです。

喜ぶべきか悲しむべきかびみょ〜、などと茶化すことではありませんでした。
はっきりとした、怒りを感じます。


せめてもの救いは、こんな質問をしてくれた議員さんがいたこと。
(⇒市田忠義議員の質問
そして、社民党も、こんな談話を発表してくれたこと。(⇒こちら


この先すくなくとも3年間、
不適切な繁殖・販売業者による動物の受難は、まだまだ続きます。
杉本彩さんが、あの日のシンポジウム(下記みぞれの都心参照)でおっしゃった、
蛇口をしめる」ことは、かなわなかったのです。
子猫・子犬の無責任な量産と生体販売が続く限り、
年間何十万匹にものぼる殺処分は、なくなりません。

せめては、それを「すくなくとも3年間」にとどめるために、
私たちは何をすればいいのでしょうか。


ペットショップのガラス窓に群がる、
あの人だかりをなくしたい。
赤ん坊の犬猫をほしがる人たちに、
「売れ残り」がどうなるかを、想像してほしい。
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動物愛護管理法改正についての当ブログの過去の記事は――
 ・日本の動物愛護事情について
 ・グリコがされたことは
 ・おそろしい子
 ・みぞれの都心

また、別館ブログ『この人が好き♪』では、
保護猫・保護犬と暮らす著名人を応援しています。

わーい♪


ウリがびしっと指さしているのは、国民的議論の結果。

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「15パーセントシナリオ」支持が最多になるのではないかと
ひそかに、おそれておりました。
政府も、「15」を本命と見ていた様子。

ところが♪
だまされる人はほとんどいなかったのでした!

原発ゼロ支持は、
・討論型世論調査で   47パーセント
・意見聴取会で     68パーセント
・パブリックコメントで 90パーセント


ちょっとランボーな口をきいてもいいですか。


国民をなめちゃあ、いけないよ!



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政府のアリバイ作りだろうがなんだろうが、
ここまで鮮やかな結果が出たことが、うれしいです。

あこがれの



きょうはイイモノをお見せしましょう。



じゃじゃん!

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まっ白ふかふかのニッカボッカ♪


あ、ちがった。
これじゃなくてですね、いや、これもイイモノですけれどもですね、
お見せしたかったのは、こっちです。



じゃんっ!

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えーと、アップにしますね。



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あこがれの、城南信用金庫の通帳です!



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※通帳がどした?と思われる方は、続きをどうぞ。(↓)
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ぱとろゥリ


梅雨はとっくに明けました。
っていうか、暦は、すでに立秋!
天気予報とにらめっこ、3日続けて家にいられるときを選び、
7月の初めに漬け込んだ梅を、干します。

ドキドキしながら甕かめのふたを取って、中の梅を取り出します。

おお♪
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きれいに染まっています。


ざるに並べて干しましょう。
ぱとろぅるは、ウリにおまかせ。

しましましっぽが、
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行ったり、


来たり。
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きれいだなあ。



こんな梅干しの上に、

セシウム降り積む。





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またその話か!とお思いにならないでください。
政府に「声」を聞かせる手段、パブリックコメントの締め切りはあさってです。

どうか、つづきをお読みくださいまし!
お読みくださった方には、取れたて初物のミョウガをご覧に入れましょう。(↓)

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グリコの上に降り積む。


問題なお腹。
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暑さに食欲は落ちても、お腹まわりのサイズは落ちないものですね。
まあ、ひとのことは言えないので、これ以上は追及しません。


とりあえず、いいきもち。
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ふぁあぁあ。
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こんな、グリコのうえに、


ストロンチウム降り積む。



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それは困る!と思ってくださいますか?
ならば、政府にその「声」を届けるすべがあります!
どうか、あつくるしくても、つづき(↓)をお読みくださいまし!

最後までお読みくださった方には、
秘蔵のグリコ・キャラメルをご披露いたしませう♪

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演説


ほとんど24時間、わが家の庭まわりにいてくれるグリコですが、
ときおり外の路地に出て、ぼんやりしていることがあります。
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たそがれどき、こんなふうにアスファルトの上でぽつんとしているグリコを見ると、
なんと小さな生き物であろうか、なんと心細い存在であろうか、と思います。


家の中のウリを見ていても、ふと、同じような感懐にとらわれることがあります。
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何を見ているのだろう。
何を考えているのだろう。
すっかり私たちを信頼して、いっしょに住んでくれているけれど、
私たちは、この生き物の命に、ほんとうに「責任」をもてるのだろうか。
いや、そもそも責任をもてるなんて思うことが、思い上がりではないのだろうか。


生き物としての人類が、今また途方もない間違いを積み重ねようとしています。
とうてい責任など取れはしない行為を、繰り返そうとしています。
そんなことをしてはいけないと、誰もがきっと本能ではわかっている、
わかっているはずだ、と思うのに、動き出した間違いは、止まりません。


金曜夜の首相官邸前に出かけていく、
たったそれだけの行動も起こせない怠け者も、
今の日本の進路に、気持ちだけは、ヤキヤキと、いやな焦りをおぼえます。

そんな私に、古い友人が、武藤類子さんの演説を読ませてくれました。
7月16日、東京代々木公園で開かれた、
「さようなら原発10万人集会」での武藤類子さんの演説です。

報道で紹介されるのは、坂本龍一さんや大江健三郎さんです。
それも、たいていは、発言のごく一部だけです。
武藤さんて誰?と思われる方のほうが多いことでしょう。

演説という、やや古めかしい呼び名をもちだしましたが、
それは、自分の信じるところを、できるだけ大勢の人に、
できるだけ正確に、そして誠実に、伝えよう、伝えるのだ!
という一人の女性の気迫にあふれたもので、
だからまさに、演説と呼ぶべきものだと思いました。

武藤類子さんの演説です。
どうかお読みください。

==引用開始==

熱い日差しの中を「さよなら原発10万人集会」につながる皆さん。
本当によく来て下さいました。主催者でもない私がこんなことを言うのは

ちょっと変ですが、でも、本当によく来て下さった・・・と思うのです。

3・11からの日々、福島の人々も、もちろんそうですが、
福島原発事故に心を痛め、原発がある社会を憂えた日本中の人々が、

やさしく支え合い、自分にできる何かを・・・と立ち上がり、

数々の行動を起こしてきました。

今日、皆さんにお話ししたいのは、悲しみと困難の中で、それぞれが本当に
「よくやってきたね」と言うことです。

明らかにされていく事実の中で、更にがっかりすることや驚きあきれることも
たくさんありました。
数々の分断は私たちをバラバラにしようとしました。
 
暗闇の中で、翻弄され、傷つき、混乱しながら、それでもつながり続け、

ひとりひとりが最善を尽くして来たと思うのです。

それが、この夏の公園にひろがる色とりどりの花もようです。
 官邸前の熱い金曜日です。
 日本中で展開される福島の子どもたちの保養プロジェクトや健康相談です。
 日本のあちこちに市民の力で建てられた放射能測定所です。
 さまざまな人々が立ち寄っていく経産省前テントです。
 いちはやくマンパワーを送り込んでくださった障がいを持つ人々を支えるネットワークです。 
 被曝の中で行われた数々の除染実験です。
 見知らぬ土地での勇気をふりしぼった新しい生活です。
 福島の女たちの大飯原発弾丸ツアーです。
 1300人以上の市民による集団告訴です。
 電力会社を訴える数々の裁判です。
 政治に訴えるあらゆる取り組みです。
 情報開示や自治体へのたゆまぬ働きかけです。
 インターネットでまたたくまに拡がっていく小さな報道です。

 映画であり、音楽であり、書物です。
 各地で広がるユーモラスな福島の古い盆踊りです。
 今、私たちの上を飛ぶヘリコプターです。

そして、今日、福島県の二本松市というところからてくてくと

歩いてやって来た人がいます。
「灰の行進」の関さんです。
彼は、6月のある日、たった一人で東京に向かって歩き始めました。
かつて、3・11の原発事故が起きる前に二人の若者が、東京から福島までを
歩き通す「ハイロウォーク」を試みようとしたことがありました。

それは、消費地東京から原発現地の福島へ・・・電気を送る道を逆にたどり、

原発なき世界の新しいビジョンを考える行進のはずでした。


しかし、今、電気の道をたどりながら、放射能に汚染された庭の土を背中に

背負って関さんは一歩一歩、歩いて来ました。

明日、東電と経産省に「あなたがたが出したものを返しに来たよ」と

渡しに行くのだそうです。

暑い日も雨の日もてくてく歩くうちに、ひとりふたりと同行者が増え、

今日は、どれくらいの人々とともにこの公園へ歩いて来られたのでしょうか。

わたしたちは、今日ここで、「ほんとうに、よくやってきたね」と自分をほめ、
今、となりにいる人をほめましょう。

そして、深く息を吐き、体をいたわりましょう。

私たちの行動を支えてきた大切な体です。
これ以上、自分自身をすりへらしてはいけません。
明日をかしこく生きるために、ひそかにほほえみをたくわえましょう。

しかし、それでも福島の現状はあまりにも厳しいのです。
4号機、甲状腺検査、再稼働、瓦礫問題、安全保障
廃墟と復興の間(はざま)で、ひっそりと絶たれていく命たち・・・

アメリカのジョアンナ・メイシーという人がかつて言いました。
「絶望こそが希望である」と。
福島原発事故という最悪の事態の中から、私たちはかすかな光をたぐり寄せ、
今、このように青空のもとに集まっています。
声なき声と共にあり、分断のワナにゆめゆめ落ち込むことなく、

かしこくつながりあっていきましょう。
共に歩んでいきましょう。


==引用終わり==


※出典は、『ハイロアクション 福島原発40年の、2012年7月18日の記事です。

 コピーして掲げることは、あるいはマナー違反なのかもしれませんが、

 リンク先をクリックするひと手間のために

 この演説をお読みくださらないかもしれない人があることを惜しみました。


※武藤類子さんは、福島原発告訴団の団長です。

 

※武藤さんのこの演説の動画は、こちらに公開されています。


※文中の「私たちの上を飛ぶヘリコプター」には、説明が必要かもしれません。

 原発再稼動に反対する市民の大規模行動は、金曜夜の官邸前デモもふくめ、

 当初、大手メディアではほとんど報道されませんでした。

 それに業を煮やした人々が、「正しい報道ヘリの会」というものを結成し、

 カンパを集めて、空撮のためのヘリコプターをチャーターしたのです!

 そのヘリが撮った、7月16日の写真は、こちらでご覧になれます。




私は、かすかにでも、この演説のことばにつながっていたいと、思いました。
このような演説の、ことばのもつ力を、信じていたいと、そう思います。
Oくん、武藤さんの演説を教えてくれて、ありがとう。


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※何か、何かできることはないのか、
 と、机の前でお悩みの方に、ご提案。(↓)
続きを読む >>

アタシがバカでした。


この夏は、節電しなくてもよくなったそうです。
関西のみなさま、よかったですね。
国民の生活を何よりもたいせつに考えてくれる為政者のおかげです。
そんな人たちが安全だと言うのですから、それは安全に決まっています。
心配したアタシがバカでした。

去年の春から、何かが変わったような、変わるような、
変えなくちゃいけないような、そんな気がしていましたが、
何も変えなくていい、ということがわかりました。
ほんとうによかったです。
よかったよかった。

* * *

意地でも電気を余らせてやる。
だぶだぶに余らせてやる。
がんばらなくていい節電にがんばることが、
せめては、何かのメッセージになるかもしれない。
ニヒルになってる場合ではない。
がっかりなんか、するもんですか。
節電、がんばるぞー。


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