2017.10.13 Friday
市場に負けて、戦利品
ウリのおみやげは にゃかったです。
かいぬし、しっかく!
ごめんよ〜。
さて、仙台の「朝市」の誘惑に負けて買い込んできた品々。
その調理結果など、ご報告いたします。
まずは、オカワカメ。
青ジソを3回りほど大きくしたサイズの、
ザ・葉っぱという感じの野菜です。
茹でて水に取ると、こんな感じ。
かすかに土くさいような香りと、ぬめりがあります。
ツルムラサキに似た感じだな。
と思ってあとで調べたら、お仲間でした。
ミズは、標準和名ウワバミソウという山菜です。
当ブログでも、生きているお姿をアップしたことがあります。
姿のうつくしい山菜ですが、味も端麗。
この日の市では、こんな姿で、ムカゴだけが売られていました。
店頭で見つけ、「ミズ?」とつぶやくと、
お店のお兄さんに「お、よく知ってるねえ!」と、ほめられた。
これで300円ほどだったかな。
こんなにきれいにそろえて詰めるのは、さぞかし手間であろう。
茹でると、こんな色に変わります。
薄味のおだしに浸して半日。
味というほどの味はないのですが、
茎の部分はショリショリと軽快な歯触りで、
ムカゴの部分には、何ともいえぬ上品なとろみがあります。
いや、もう、冷や酒に合います。
紅大根の切り干しは、ヨーグルトで戻してみました。
乾物をヨーグルトで戻すブーム、私の中で継続中。
今回は、ついこのままおやつに食べちゃいましたが、
ヨーグルトを落として、小エビやキュウリなんかと和えれば、
彩りもきれいな、しゃれた小鉢になりそうです。
枝豆は、まずは茹でて、熱々をプチプチ食べる。
思いのほかたくさんあったので、
前から一度やってみたかった「枝豆の漬け物」にチャレンジ!
もうはるか昔のことになりますが、函館のどこかの小さな市場で、
大樽に入った「枝豆の漬け物」が、量り売りされていたのです。
ためしに買ってみたら、これがうまい。
たしか「塩水で漬けただけだっちゃ〜。」と聞いた記憶を頼りに、
茹で汁にさらに塩を加えて、室温で半日ほど放置。
そのあと冷蔵庫に入れて、1週間置いてみました。
成功!
ほのかに白濁した漬け汁。
乳酸発酵の酸味とうまみが加わって、おいしい!
お行儀が悪いけど、さやまでチュウチュウ味わいたくなる。
あー、もっとたくさん漬ければよかった......。
※函館方面の方が読んでいらしたら、質問です。
こんなやり方で正解でしょうか?
イチヂクは、袋に書いてあった調理例に従い、
白砂糖じゃなくてザラメで煮てみました。
味は悪くないけど、色がきれいに出ませんでした。
やっぱり赤紫に熟してからのほうがよかったのかな。
でも味は、ほんと、悪くない。
何しろ1キロ分あるので、朝はヨーグルトにまぜ、
夜はクリームチーズやナッツといっしょにワインのお供に。
たっぷり食べて、しあわせな秋です。
負けてうれしい、市場の秋。