2016.07.06 Wednesday
梅しごと2016
いい梅を見つけてもヒマがなかったり、
ヒマなときにはいい梅が出ていなかったり、
そうこうしているうちに店頭から梅が消え、
ああ、今年はもう漬けられないかも、と諦めかけていたら、
ふだん行かないスーパーで、売れ残りを発見。
この機を逃してはならじと、残っていた3袋を買い占める。
が、袋から出してみると、どうもイマイチ。
あまりに青いのはジャムにすることにして取り除け、
残りをウリ猫に鑑定してもらう。
まだですにゃ。
(熟度の足りない梅は、紫蘇を入れてもきれいに染まりません。)
というわけで、追熟は熟女におまかせ。
マダム、見張っててください。
*
青すぎるのは、茹でて水を切り、
つぶして種を取り除く。
種にくっついた果肉がもったいないので、
味噌漉しに入れて、ガラガラこする。
さらに、今回は新たな試みに挑戦。
「天神さん」(=仁、核)も使ってみようかと。
ひっくり返した石臼の底で、種を割る。
じつは先日、小さな旅に出かけた先で、
宿の朝食に、「核入り」の青梅ジャムが出されたのです。
青いジャムに白く透ける天神さんが、梅の花びらのようで、
見た目もたのしいし、歯触りもおもしろいし、で、
真似をしたくなった次第。
コツコツと種を割り、薄皮を取り除くと、
ほら、左側が、その「花びら」です。
きれいでしょ?
砂糖を加えた鍋にもどす。
出来上がり。
ヨーグルトに浮かべると、
梅雨空になつかしいお日さま色。
注:天神さんは、けっこう苦い。
たくさんは入れない方がいいと学んだぞよ。
お手間がかかっているのですね ^^
キレイです♪
杏仁豆腐のイメージだったので,苦みのある味なのは意外でした ^^;