2016.07.18 Monday
3よし
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【(〜て)よし、(〜て)よし。 の解説】
ある1つのものについて、2つ以上のいろいろな活用法があり、
どちら(どれ)にしても、いいですね、とほめる言い方です。
・猫は、見てよし、なでてよし、すばらしい生き物です。
・和食は、見てよし、食べてよし、目にも舌にもうれしい料理です。
・このお皿、いいね。サラダを盛ってよし、取り皿にしてよし。
・ナスは、煮てよし、漬けてよし、揚げてよし、最強の夏野菜だ!
いかん、どうも例文が食べることに偏っておりますな。
活用法や楽しみ方の例、あるいは取り合わせの相手などが
名詞で表せる場合、格助詞の「に」を使って、直接放り込みます。
・この皿は、サラダによし、取り皿によし、使い勝手がいい。
・ビールによし、日本酒によし、ナスの揚げ出しはウマイ♪
いかん、いかん、いかん。
食べ物から離れろ、わたし。
・辞書は、肘かけによし、枕によし、たまに読んでよし。
※今なぜこの文型を取り上げるかといえば、
大方、お察しのことでありましょう。
お口がムズムズするので、あしたも書いちゃいます。
子供の頃は辞書はいうに及ばず、教科書、新聞など枕にするなどとんでもないこで、足で踏みつけようものならカミナリを落とされたものです。(猫はもちろん例外)
追伸
冷でよし、燗でよしってのもありますね。
あしたが楽しみです♪