猫な日本語

日本語ネイティブの知らない日本語のステキな秘密♪
猫まみれです、悪しからず。

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たねのはね





これ、な〜んだ?

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グリコさん、わかる?

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あ、無視された。



日が当たると、こんなにきれい。

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ウリ猫にも見せてみましょう。

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おや、銀髪の陰に何かついてますね。
何かの種みたいですね。



そう、これが、アレの種なのです!



アレとは、

テイカカズラ⇩
P5080082.JPG
写真をクリックすると、5月の記事に飛びます。
あ、朴葉寿司だ....。
ことしも食べたいなあ。




そして、12月のテイカカズラが、こちら。
PB210023.JPG
写真をクリックすると、マダムとカマキリの競演記事へ。

カマキリ母さん、あなたの卵、鳥に食われたみたいです。

命がけで産んだのに.....。厳しいものですね。
 

 

長さ10センチくらい。
大きさも色も細めのインゲンみたいな物体が、
かならず、2本セットになってぶらさがっています。


あの小さな白い花が、こんな長大な実になるのもふしぎだけれど、
さらに、この実の中から、
初めにお見せした「絹糸のボンボン」が出てくるのです。


自然って、ほんっと、すごい。


インゲンみたいだった長い実は、徐々に茶色くなって、
今度はバニラビーンズのさやみたいになります。


それが、冬の乾燥がつづいたある日、ふとねじれて、はじける。
P2170033.JPG


きれいにたたまれていた絹糸が、
からまりもせず、

奇跡のように、

ふぁっと、ほどけて......

 


風を、待つ。

P2170030.JPG


そうして、

木枯らしに乗って、
空を舞い......

 


地面に落ちる。

P2170025.JPG

そこが乾いた場所であれば、
またつぎの風に乗って、
種は旅を続けます。


そこが湿った場所であれば、
種は、そこで春を待つことに決めます。
そこまで種を運んできた「はね」はペシャリと浮力を失い、
今度は種をそこに落ち着かせる役目をするのでしょう。





すごいよね、グリコさん。

P1300005.JPG



アンタ、やるじゃないの。

P1300004.JPG



ところで、今日のお湯割りがまだなんだけど?

P1300001.JPG

へいへい。

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| ひとやすみ | 08:31 | comments(11) | - |
コメント
まあ〜〜〜〜、一編の詩のごとく美しい記事!
ねじれたところも、舟の上で風を待つところも、
ふんわりと着地したところも美しいったらありません。
テイカカズラの白い花がスクリューのような形なのも、
種をくいっとねじる練習のようで、ほんとうにおもしろい!

グリコ姫のお言葉もいただきましたから、
ささ、お湯割りを!
| こてち | 2017/03/17 9:59 AM |
こんなに小さい種なのに、自然の偉大さを感じますね!

グリコ姐さんにも、別の偉大さを感じますよ♪
| 鳶助 | 2017/03/17 10:49 AM |
きれいな種!最初はタンポポの種かなと思ってしまいました。
それがあんな不思議なカタチのさやから弾け飛んでいく
不思議な種だとは。
自然って、やっぱり偉大でなかなか人間には到底およびも
いたしません。どんな科学のテクノロジーでも、人間には
ゼロから葉っぱ一枚作れないんだよと高校生の時聞きました。
今のテクノロジーでもやっぱりまだ人間は葉っぱ一枚ゼロから
作れないんでしょうか。
(あっ、歳がばれる!)
| misa | 2017/03/17 1:29 PM |
テイカカズラ→定家→能 定家 と連想が続き美しいタネの羽はどこへ飛んでいっちゃたのか・・・
能の定家では魂は救われずにおわるようですが、この不思議なタネを見ていると僧侶の読経によってやがて妄念は解かれて魂は成仏したと思えてきます。

テイカカヅラの美しくも不思議な物語ですね。
小さく書かれたカマキリの卵の運命にもほろり。

| おっチョコ | 2017/03/17 3:24 PM |
艶々のはね、キレイですね ^^
お鼻にはねがそよそよしているウリちゃまのお顔も可愛い!!
そして・・・
今年も朴葉寿司を作ったら、見せていただきたいです♪
柿の葉寿司も見たいです ^^
| ж∫цж | 2017/03/17 4:23 PM |
うわー、きれい♪
テイカカヅラの種ですか?初めて知りました。
ねじれてはじけてふわっとほどけて風を待ち、風に乗り空を舞う。美しいですね。
ウリさんグリさんの瞳も美しいです。

あぁ、カマキリさん・・・・・・くすん。
| ぽぽろ | 2017/03/18 1:38 PM |
自然って 不思議できれい。
テイカズラのはねは やわらかで艶があってきれいですね。
オキシペンタラムの種もはねで飛びます。
テイカズラさんに旅の話を聞いてみたいねぇ ウリちゃん。
「そんなことより あたくしのお湯割りの方が大事よ」
| きゃろりん | 2017/03/18 5:50 PM |

◇こてちさん、たのしんでくださって、ありがとうございます。◇
ほんとうに、自然には詩があふれていますよね。「舟」の見立て、うれしいです。私もそう見ました。そして、そうか、テイカカズラは、花のときからヒネリの練習をしていたのですね。そういえば、一つ一つの種にも、かすかにねじれたような溝があるんですよ。こちらにどっさり画像があります。よろしければ。⇒http://matsue-hana.com/hana/teikakazura.html

◇鳶助さん、グリコのことも、ありがとうございます。◇
偉大でフシギでそしてしばしばお茶目でもありますよね。すごいな、自然。グリコは、グリコは、......ええ、まあ。

◇misaさん、コメントをありがとうございます。◇
タンポポにはないつややかさがあるんです。ほんとうに絹糸みたいですよ。ぜひ実物に巡り合ってくださいませ。さほど珍しい植物ではありませんから、チャンスはあるかと。/ニンゲンは作れもしないものを、どんどん平気で壊します。高江で行われている暴挙を思うと......くっそぅ!(あ、ことばが汚くなつてしまつた。)

◇おっチョコさん、話を深めてくださってありがとうございます。◇
わたくしの浅薄な教養ではついていけませんが、知識があれば、さらに想像を羽ばたかせることができるのですね。うらやましい。/カマキリの卵は、敷地内で把握している限りのが、全部つつかれたあとがありました。鳥たちが冬を乗り越えるための糧になったと思えば無駄な命ではありませんけれど、カマさんと「交流」があった身としては、せつないです。

◇ж∫цжさん、過去記事も見てくださってありがとうございます。◇
そして、忘れず今回もウリすけをほめてくださって。朴葉寿司は、今年も作る気満々ですが、柿の葉寿司はどうしよっかなあ、めんどくさいなあ.....。

◇ぽぽろさん、カマさんのための涙、ありがとうございます。◇
おっチョコさんへのお返事に書いたような具合でして、剪定した枝についてたのを別の場所にくくりつけておいたのまで、全部やられていました。でもきっと、初夏になればわらわらと糸くずみたいなちびカマが、どこからともなく現れるはず!/テイカカズラ、北の大地にはないようですね。上でこてちさんにご紹介した図鑑には本州以南と書かれています。残念。まめたんのお鼻をくすぐりたいです。

◇きゃろりんさん、ウリグリの代弁まで、ありがとうございます。◇
オキシペンタラム、たしか以前もコメントでご紹介くださいましたっけ。お仲間に、日本の在来種でガガイモという草があります。あれもほれぼれするような種を飛ばしますよ。近年減っている気がするのが残念ですけれど。(おっチョコさんが触れてくださっているように、「定家+カズラ」ですの。カが二つ。)
| ニャンタのおば | 2017/03/18 6:31 PM |
〇 自然の造形の美しさは、人間のが作ったものを遥かに超えるんですね…
 絹白さんが風で旅をするところを見てみたい…
 テイカカズラは、子孫を増やすために、想像を超える進化を遂げました。
 それに比べると、人間って(近頃特に)退化している気がします。
         <ののちゃんより>
| kitcat | 2017/03/19 5:55 AM |
ご指摘ありがとうございます。
「あなた 頭も文字も抜けてるんだから 気をつけなさい。」
はい。
| きゃろりん | 2017/03/19 7:33 AM |

◇kitcatさん、コメントをありがとうございました。◇
kitcatさんくらい山を歩いていらっしゃれば、目にするチャンスは、きっとあると思います。冬から春先、晴れて風の強い日には空を仰いでみてください。大きな絹のぼんぼんが空を舞うのは、ほんとうにきれいですよ。テイカカズラはかなりの高木にも巻きついて伸びていきますから、初夏の花の時期もなかなかみごとです。5月ごろに花を頼りに目星をつけておかれるといいかもしれませんね。ぜひ!

◇きゃろりんさん◇
わはは。かな書きの単語は、空目、読みまつがいを誘発しますよねえ。わたくしも、しょっちゅうです。
| ニャンタのおば | 2017/03/21 11:59 AM |
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清水由美(=ニャンタのおば)猫ヌキでは例文が作れない日本語教師。いまだニャンタに恋々。ウリが来てくれてよかった、この世に酒があってよかった、と思う日々。

ウリ=2008年初冬、八幡神社の境内で泣いていた女の子。猫とは思えないほど素直で気だてのいい灰色しましま。コムスメだと思ってたらもう8歳!
 
グリコ=2010年暮れ、ご近所の家を出されてわが家の庭猫に。黒地に金サビのおばちゃん。年齢不詳。クールな顔で、甘えるったら甘える。2014年冬、再び家猫に!

ニャンタ=18年近くをともに過ごした、猫度百パーセント、女王気質全開の三毛女史。ヒトの心をわしづかみにしたまま、2008年の梅雨空に、昇天。

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