ウンザリにゃ。




また わっか......

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もう あきました。
 

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うんざりですにょ。

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(おばちゃんは、この雨にウンザリですよ。)

 


 

花
 

留学生は見た!

 

3人目は、中国のQさんです。


日本人の日常対話によく慣れてる中国人はみんな一つ同じの共通認識がある。それは「日本人の話し言葉がパターン化すぎでつまらなくて、本意も見えない」。いいどもよくないども、特徴を無視して、どんな服に対しても「かわいい」、どんなことに対しても「すごい」、どんな食べ物に対しても「おいしそう」(特にコンビニの弁当も…)。そうすればマナーがいいという理由がわかるげと、でも旁観者として「日本人が可哀想だな」と思うながら、対話の参加者としてそういうことをウンザリしている。

 




わー、するどい!
いつも穏やかでエレガントな雰囲気のQさんが、
こんなことを思ながら日本人を観察していたとは......

いいこともよくないことも(よくてもよくなくても)、
「とりあえずほめとけ。」という感じのこういう発言は、
たしかに日本人同士の会話には、とても多いですよね。

ただし、ほんとうに親しくて遠慮のない関係だったら、
もっとゆたかな(そして本気の)表現も飛び交っていると思います。
 

何、そのリボン、小学生じゃあるまいし。

すごーい!というほどじゃないけど、すごくないこともないかもね。

今どきのコンビニ弁当は、俺の母ちゃんの弁当よりうまいっす!

......という具合に。


でも、それほど深く付き合うつもりのない関係で、
ひとまずその時間を無難に過ごせればいいだけの場合には、
あえて本音をさらしたりはせず、定型表現で省エネを図るんですね。
Qさんがお見通しの通り、それがマナーにもかなうのでしょう。

 

そんな「お行儀がいいだけ」のワンパターンウンザリしたら、
観者の立場を離れて、お手本を示してみてはどうでしょう。


Qさんのきれいな発音で、さらりと気の利いたコメントをしたら、
いっぺんに会話が生き生きしたものに変身しそうです。

「外国人だから空気読めなくて、テヘ♪」

みたいな雰囲気でやれば、うまく行くと思います!

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あしたは台湾のWさんです。

コメント

何時も テレビを音声無し・字幕のみで見ているので、
「かわいい」「すごい」「おいしい」は、
観光客と日本人との『共通語』かと思っていました!(^_-)-☆

日本人(特に若い人)は、見知らぬ人にはマナーとして『共通語』を使っているのでは?
それとも実は“言葉”を知らない!? ワアー大変です!
つまり、「語意」以前に「語彙」が少なすぎるのでしょうか‥‥
それとも、他人への“バリア”が強いためかも…
親しくなりたいけれど傷つきたくない…??
→→で、省エネ会話・・・・・なるほど・・・
Qさん、思い切って“小石”を投げてみては如何?(^O^)/

★ウリちゃん、縞々が綺麗になったら、わっかはポイですヨ♪
 もう少しの辛抱ですからね!(^^)!

  • himetarou
  • 2017/08/16 13:24

中国は杭州から上海へ移動の列車で、帰省帰りのおじさんと現地添乗員の中国人の青年との会話がとってもクールでした。 微笑はなく、大人の会話という感じで我々日本人旅行者とかわす会話とは雰囲気がずいぶん違って感じられました。 
この時の記憶があるので、Qさんの気持ちがわかるような気がします。
今でも映画の一場面のように記憶に残っています。ほんと、クールでいい感じでした。
若くても大人の会話ができる中国人から見たら日本人の会話は幼稚に見えてしまうのかもしれませんね。 

  • おっチョコ
  • 2017/08/16 16:27


◇himetarouさん、ありがとうございます。◇
「近ごろの若いもんはことばを知らん!」という言説は、たいていの場合「ワシらの知っとることばを知らん」ということだと思います。あたりさわりのない話で流しておきたいと思うとき、老いも若きも、himetarouさんのおっしゃる「共通語」ですませておこうと思うのでしょう。たしかにグルメ番組のレポーターのしゃべりは、まさにそのお手本ですね。でも、もう一歩踏み込みたいと思ったら、おしゃれな「小石」が必要です。手持ちの小石を増やすか磨くかしておくことはたいせつですね。/輪っかは取れました。おかげさまです。

◇おっチョコさん、ありがとうございます。◇
またまたステキな旅の思い出。その二人の会話が「クール」に見えたのは、よけいな笑顔がなかったことが大きな要因なのでしょうね。それについては、ちょうどきょう(木曜日)、台湾の学生が書いてくれています。お読みくださいませ。

  • ニャンタのおば
  • 2017/08/17 07:34

留学生の方の文章、興味深く読ませていただいています。

日本人が初対面もしくは付き合いの浅い方とは、そんなに立ち入った会話をしようとしないのは確かかも知れません。
だから、当たり障りのない、比較的平均的な有りがちだと思われる言葉遣いをしようとします。
たとえばアメリカ人が誰でもそんなにフランクかと言えば、そうではありませんよね。TPO があると思います。

台湾の学生さんの記事、まだ読ませていただいていないので、また後でお邪魔いたします。m(__)m
おやすみなさい(-_-)zzz

  • まちゃ
  • 2017/08/18 03:12


◇まちゃさん、ありがとうございます。◇
つきあいの深浅をどう決めていくか、これは言語文化の如何にかかわらず難しいことでしょうね、きっと。私がこのQさんの文を読んで思い浮かべたのは、電車の中などでときおり見かける、「かなり長くつきあっているように見えるのに表面的なコメントしか交わし合わないグループ」です。高校生のときもあれば、年配の女性グループのときもありますが、見ていて(聞いていて)痛々しくなるような会話がありますよね。Qさん(そしてつぎのWさんも)が距離の取り方に悩むのも、あのあたりの会話かな、と想像しております。あれは難度高いよなあ、と。

  • ニャンタのおば
  • 2017/08/18 08:50