健全な好奇心

==8/23追記あり==




猫動画に見入る猫。
 

 

P8040179.JPG

 

 


鏡に映る自分に興味津々の猫

の、動画を

灰色しましまが興味津々で見ています。

 

 

 


花

 


さて、

留学生は見た!


2人めは、インドネシアのAさんです。

 

 (日本人との会話でうんざりするのは)「日本語、上手だね」と言われた時です。日本にはじめて来た時は、それを言われたらうれしいですが、なんども言われるとうんざりしています。ほめてくれてありがたいんですが、そのほめことばは私の日本語が本当に上手だからか、私は「外国人」だからか、ときどき区別できません。(自分の日本語もまだまだなので、しょうじき上手と思いません。)

 ぎゃくにうれしいなのは「ヒジャブ」または「イスラム教」のことを聞かれる時です。日本人は宗教のことにきょみがあるのめずらしいので、聞かれるとじぶんにかんしんがあるということなのでうれしいです。

 

 



 

 

前半は、それこそ「またか」と思われたかもしれません。

当シリーズでも何度か取り上げました。

(下手な)日本語をホメられても、

ちっともうれしくない、という

留学生の悩みアルアルですね。

 

 

でも、後段の感想は、新鮮でした。

そうだったの?!

聞かれたらうれしいの?!

 

 

彼女はムスリムで、

ヒジャブ(髪を覆う布)を身につけています。

その日の服装に合わせて、

きれいなドレープを寄せた上品な色合いの布を

いつもじょうずに着こなして(?)いました。

 

 

しかし、この夏の暑さは尋常ではなかった。

たまたまお手洗いでいっしょになったとき、

鏡の中で目と目が合って、

ガマンできずに聞いたことがありました。
 

 

「暑くない?」
 

 

すると彼女は満面の笑顔で、

答えました。
 

 

「暑いですぅ!」
 

 

 

そのときは授業前で時間がなくて

それだけで終わったのですけれど、

もっと聞いてみればよかったな。

暑さ対策とか。

 

 

**
 

 

 

中にはぶしつけな質問もあるでしょう。

聞かれていやなこともあるでしょう。
 

でも、目の前の人に対する

まっすぐですなおな好奇心は

必ずしもいやなものではないのですね。
 

 

 

手話の勉強を始めて以来、

聾者とのお付き合いの中でも

それは感じることがあります。
 

 

「音がないってどんな感じですか?」
 

 

聞けば、待ってましたとばかり、

うれしそうに教えてくれる人が多い。
 

 

 

「ジブンと違うアナタ」のことを

知りたいという気持ちは、

すべての関係の始まりなのかもしれません。
 

 

いやらしい「詮索」にならないように、
「まっすぐ」、「すなお」に聞く、

これが難しいのですけれど!

 

 

==8/23追記==

『サトコとナダ』という漫画があります。

日本人女性とムスリム女性の

「好奇心の交換」が描かれています。

ぜひご覧ください!

☆HUFFPOSTのレビュー


 

 

 

 

ねこ
 

 

好奇心は猫を殺す、

そんなことわざがあるらしいけど、

枝豆さんはだいじょうぶだと思うよ。
 

 

P8040170.JPG

 

 


よく見ると、

ふしぎな形をしてるよね。

P8040171.JPG

 

 

どこから来たの?

それはどんなとこだった?
 

 

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コメント

 本題とは少々ズレますが、
火曜日のバドミントン練習は、外資系企業のバド練習に
参加させて頂いてます。
その企業のメンバーでメキシコ人の男性がいるのですが、
日本語が本当に流暢な方です。

 昨夜その彼とメキシコと日本の夏、どちらが暑いですか?
なんて月並みな質問から、メキシコの高度の話になり、
『実家に帰ると、最初は呼吸が荒くなってしまいます。』という
彼の“実家”という表現に驚きました。
 日本の文化を素直に受け入れている人なんだなぁ〜ってね。

  • nonoji
  • 2018/08/22 12:56

健全な好奇心。

……というと、思い出すのが、
同性婚が認められていて、養子縁組もできるオランダから来日していた
音楽家の女性のこと。
彼女は女性と結婚していて子供がふたり。
「子供のことをきいてもいい?」とたずねると、
「詮索されたりするよりずっといいわ。かまわないわよ」と言って
写真を見せてくれながら、話してくれました。
ひとりはパートナーが産み、もうひとりは自分が産み、生物学的父親はどちらも同じ。
というとても興味深い関係で、あっちへこっちへ脱線しながら話しをして、
多様性という言葉が深く腑に落ちたのでした。

彼女もインドネシアのAさんと同じような気持ちだったと思います。
先生もヒジャブの暑さ対策とか、流行の生地とか、ピンは何本使うのかとか、
いろいろきけたらよかったですね。

健全な好奇心バンザーイ♪


◇nonojiさん◇
「実家」という単語を使われたことに小さな感動を覚えられたのですね。「国」だとピンポイントで意味が伝わらないし、「ふるさと」だと色がつき過ぎるし、ということで、「実家」は、便利な単語として日本語学習者に気に入られることが多いです。その方の実家は標高が高くて酸素少なめなんですね。ハァハァ。

◇こてちさん◇
まさにそういう感じです! 陰でヒソヒソささやかれたり、じろじろ見てるくせに目が合うとそらされたり、そういうのが一番いやですよね。本文に追記したのですが、今おもしろい漫画が出ています。『サトコとナダ』、ぜひのぞいてみてくださいませ!(私が聞いてみたい質問は、「メガネはのツルは、ヒジャブの上からかけるか下にかけるか」問題です。)

  • ニャンタのおば
  • 2018/08/23 09:10

あったどぉ〜〜〜!
うふっ 買っちゃった。
本屋さんで買いたくて 5カ所まわりました。
大きい書店の文庫本新刊コーナーに 表紙をこちらに向きで
立ててありました。
嬉しい。
がんばって足を延ばした甲斐がありました。
ヨシタケシンスケさんの絵が楽しい。
著者紹介の猫 ウリちゃんですよね。
マダム 私も少しはマダムに近づけるでしょうか?
「あーた まずお読みなさい!」

  • きゃろりん
  • 2018/08/24 07:48


◇きゃろりんさん◇
ありがとうございます! 『日本語びいき』、買ってくださったのですね! しかも街の本屋さんで、しかもしかも5軒も探し歩いてくださって。ああ、うれしい。それにしても、まわりに5軒も本屋さんがあるというのがすばらしいですね。わたしの住む町には、歩いても歩いても本屋さんが存在しません......。/はい、チョシャがしょっているのはウリすけです。写真をお送りして描いていただきました。/また読後のご感想などお寄せいただけたら、うれしいです。催促するわけじゃありませんけれど、ええ、うれしくて、きっとちょっと踊り出すと思います。

  • ニャンタのおば
  • 2018/08/24 08:37