最寄りの海

★【日本語「近海」】

 

 

 

 



ある日の晩酌風景。
 

 

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諸般の事情でボッチ飯になった。

台所に立つのもめんどうだし、
ありあわせの野菜をかじり、
あとは、乾きもんで済ます魂胆。


「北海道近海産」と書いてあるけど、
「近海」って、
どこらへんまでだろうねえ。


――猫に話しかけつつ、
独酌をたのしむ。


この灰色しましまのウリ猫は、
抱っこ嫌いの甘え下手だけれど、
晩ごはんのときは、必ずここ。
カエル座りをしたおばの
ぶっとい足首を温めてくれます。

(夏も、ね。)

P1320777.JPG




朝夕は冷え込むようになって
おばがくつしたをはいたから、
猫、ご機嫌です。

 


つめとぎ、やっは〜♪


P1320775.JPG




猫ヒトともに
しあわせなひととき。

P1320784.JPG


猫と飲む日本酒が、
んまい季節になりました♪

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※「情熱大陸」のヨシタケシンスケさん、

 やっぱり魅力的でした!

 あのような方に絵をご担当いただけて、

 しあわせもんです。

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  日本語びいき (中公文庫 し)

 ご一家もウルトラ級のステキさでしたね。

 でも画面に映っていたのは、たぶん

 魅力ぜんぶの万分の一?

 そして、長男くんの朗読のうまいこと!

 あれは、天才級ではなかろうか。

 

※今週の日本語バナシは――

 「近海」についてのヨタ話と、
 お口直しの漬け物写真につづく(↓)。

***

 

★【日本語「近海」】
 

何で読んだのだったか忘れましたが、

すし屋のカウンターで、

通ぶった客が「これはどこの?」と聞くと、

親方がぶっきらぼうにひとこと、

「海。」と答える、という話がありました。

 

 

ですよねえ。

海の魚は国境なんて知らないし、

知ってても無視するだろうし。

 

 

で、さて、

この晩のイカなんこつの出身地(海)ですよ。

「北海道近海」。

「近海」とは、どこらへんのことぞ?

まじめに辞書を引いてみても、

「陸地に近い海」ぐらいしか書いてありません。

 

 

では、反対の語は何かというと、

「遠海」という語があるにはあるが、

これ、実際に目に(耳に)することは少ない。

「遠洋」というほうが多いですよね。

 

 

瀬戸内海、オホーツク海、地中海、......

インド洋、太平洋、大西洋、......

こうして並べてみても、

「海」より「洋」のほうが広い感じです。

だから、近くないという以上、

「遠洋」というほうがしっくりきます。

 

 

では、どこまでが「近海」で、

どこからが「遠洋」になるのであるか。

 

 

たいていの場合、前者は単独では使われず、

「〇〇近海」となります。

つまり、「〇〇」という陸地の名前を

くっつけにくいほどの距離になると、

――あるいは、「〇〇」と「××」

(たとえば北海道とアラスカ)、

どっちの陸地により近いか微妙な距離になると、

「遠洋」になるのでありましょうか。

 

 

ここで「沖」についても考えるべきでしょうが、

今は(めんどくさいので)、無視します。

 

 

 

 

と、ここまで考えてきて、

「最寄り駅」という語が、脳内に浮上。

じつはわが家には「最寄り駅」が3つ、ある。

 

 

どういうことかと言いますと、

〇駅と×駅と△駅が、どれも等しく遠い。

「最寄り」もへったくれもなく、遠い。

 

 

最寄り駅が3つもあるなんて、贅沢だわ!

と思うことにして、

その日の気分で好きな駅を選び、

せっせとペダルをこぐ日々であります。

 

 

**

 

 

晩酌のお供になってくれたスルメイカは、

ロシアやアラスカより、

北海道が最寄りだったわけですな。

 

 

***

 

 

見苦しい足首の写真と、

中身のない記事だけでは申し訳ないので、

カラフルな漬け物の写真を、どうぞ!

 

P1320601.JPG

 

 

ありあわせの野菜を刻んで、

唐辛子と八角を入れた塩水に浸して半日。

大根だけは入れたほうがいいですが、

あとは野菜室の半端野菜でOKです。

 

 

おそまつさまでした。

 

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コメント

ヨシタケシンスケさん 魅力的な方ですね。
おばさまに教えていただいて「情熱大陸」観ましたよ。
とても楽しくて幸せな気分で なかなか眠れませんでした。
力まず 自己肯定できる絵本。
こどもの頃読みたかったな。
あらためて「日本語びいき」を開いてみました。いいなぁ〜
ウリちゃんものってるよぉ。
情報をありがとうございました。

  • きゃろりん
  • 2018/10/22 08:30

焼きいかなんことの向こうに見えるウリちゃまが
かぁ〜わいぃと思ったら,次のお写真に,ちゃんと
写ってました(^^)
カラフルなお漬け物,ピクルスみたいな鮮やかさ!
晩酌にぴったりですね♪

  • ж∫цж
  • 2018/10/22 18:54

足にひっつくウリさんを含め、理想的な晩酌ですね。
野菜かじってって(笑)キュウリの丸かじりを想像しました(きのう自分がしたから)
ウリさんはそうして見ると小柄な子なのですか?可愛らしい〜。

ヨシタケシンスケさんって優しい方なんだろうな〜。と思いました。
「パパの本は面白い」と言っていた息子さんに感動しました〜。
サラリーマン時代、思いついた時に絵を描かれていたって話で
ウチの夫は、朝礼の時にメモを取るフリをして喋ってる人のオモロ似顔絵を描いていたらしいです。
あーホントに…性格が出ますよね〜。不真面目!

  • chie
  • 2018/10/23 00:41

ふふ〜ん♪顔のウリたん。おばさまが靴下をはく季節になってよかったね。

北海道近海。北海道という言葉のイメージに乗っかりまくった表現にも聞こえますな。ふふ。


パプリカ、キュウリと大根のパキッとした色味が健康的です。ああ、お腹いっぱい野菜を食べたい、、。(半ベジタリアン)

  • ねんねこ商会
  • 2018/10/23 01:04

○ 4枚目のウリちゃん…。何とカワイィのでしょう… ♪
 ウリちゃんにくっつかれたら、んも〜動けませんね…
 イカトンビの干物をワンカップで流し込んでいるオジサンを、大湊線で見ました。
景色→ https://sea.ap.teacup.com/nono/img/1433784379.jpg
 何か、思い出しちゃう…
 これからは、アルコール燃料の時代ですねー
     <ののちゃんより>

今日の記事も盛りだくさんで、
短い時間で書き切れないので、
ヨシタケシンスケさんのところだけ拾うことをお許しください。

いつぞやラジオで、たしかNHKだったかと思いますが、
「りんごかもしれない」がたいへん高く評価されていて、
なにぶんラジオだものでそのときに耳に届いたヨシタケさんのお名前は
わたくしの脳内で勝手に吉武さんかなにかに
漢字変換されてしまっておりましてね。

情熱大陸をTVer(ちなみにネットで一週間だけ
各局が無料配信する番組が見られるものです)で
あのヨシタケさんがこのヨシタケさんだと気づいたというお粗末。
ほんとうにすばらしいご家族でしたね。
あの長男くんの朗読もテキストが出るまでプロの方だと思いましたもの。

「日本語びいき」への愛着がさらに増し、とどまるところを知りませぬ。


◇きゃろりんさん◇
おお、ご覧になりましたか。もちろん私にもたくさんの絵本の思い出はあるけれど、そうですとも、あの数々の絵本が手に入る「いまのこども」は、幸せ者です。改めて『日本語びいき』を開いてみてくださったこと、とてもうれしいです。ありがとうございます。

◇ж∫цжさん◇
いかなんこつの写真のおばは裸足でした。秋冬の、くつしたをはいたおばのほうが、ウリには人気があります。ぱっつ、ぱっつ、とうれしそうに爪を研いでくれておりますよ。

◇chieさん◇
はい、理想の晩酌です。キュウリも前世がカッパかと言われるほど愛しておりますので、この夏はだいぶ丸かじりいたしましたが、さすがに空気が冷えてくると、根菜類に目が向きますね。/ウリは3キロちょっとの永遠のコムスメです。/ヨシタケシンスケさん、心配性で最悪のことばかり考えちゃうというところ、それを聞いてから作品を読み返すと、ああ、なるほど、だからか!と思えるところがいろいろあります。作品はもちろん独立したものであるとは思いますが、作者が作品について語ってくださると、作品の楽しみ方が増えますね。夫さんの不謹慎メモも、いつか宝物になりますよ、きっと!

◇ねんねこ商会さん◇
はい、くつした大好き猫です。/もちろん売る人にとっては、「最寄り海」のネームバリューはたいせつでしょうとも!/野菜の備蓄があると、メインがしょぼくても食卓が豊かに見えますね。

◇kitcatさん◇
わあ、すてきな鉄路の風景をありがとうございます! いいなあ、こんな空の下、海辺の線路を揺られながら冷や酒をちびり、ちびり...... うう、旅に出たい。ワンカップ持って!

◇こてちさん◇
ああ、わかります、その感じ! あの〇〇さんは、この〇〇さんであったか!って、ねえ。そうなんです、あのすばらしい『りんごかもしれない』の作者が、拙著の絵を描いてくださったのです。今さらながら、感動しちゃいます。そうして、やっぱりあのタイキくんの朗読は、すごいですよね。『おしっこもれたろう』家庭内披露会のときの次男くんの反応も味わい深かった!/「今日の記事も盛りだくさんで、」の部分、ワタシも見直しが必要かもしれないと思っておるところです。猫ブログか日本語ブログか、いいかげんに態度を鮮明にした方が、読みに来てくださる方に親切というものではなかろうかと。アクセス数の乱高下を見ていると、何だか申し訳なくて。どなたかよいご助言をくださる方はいらっしゃらないかしら。(と、こんなところでつぶやいていてもしょうがないのはわかっているのですが、てんてんてん......)

  • ニャンタのおば
  • 2018/10/23 17:40