2019.05.17 Friday
手むずりしゃもじ
先日、キャラメルクリームを作ったとき
引っぱりだした料理本に、
著者のしゃもじコレクションが出ていました。
使い勝手のいいように
自分で削り直すこともある、とあり、
そういえば、うちにもあったな、と。
好きなんだけど、もう少し何とかしたい、
そういうしゃもじが。
いざ、改造を試みる。
まず、吊るせるように穴を開けました。
カンナやノミは、父がくれたもの。
父は手むずり好きであると同時に、
「くれたがり」でもありまして、
東京に遊びに来るたびに道具を持参し、
何かしら娘の部屋を改造しては、
使った道具を置いて帰ったものです。
これ要らんか?
あれば使うろ?
置いてくで、使え。
な?
そのカンナと刀で
片側を削り落としました。
鍋のすみっちょの飯つぶが、
これですくいやすくなる。
はず。
どうよ?
手むずり、ばんざい。
お道具ばんざ〜〜〜い!
とりわけかんなに目が釘付けです。
なんて美しい!
どんな小さな要求にも、それに応える道具があることに
いつも感動します。
とりわけかんな(しつこい)!
なかなかきれいに保てないのでとても手にはできませんけれど。
「あれば使うろ?」と置いて行かれたお父様、
おばさまは立派に使いこなしていらっしゃいます!