じま〜ん


おばちゃんが
鼻の穴ふくらませてるです。
聞いてやってくださいにゃ。

 






えへ、うふ♪
こちらの国語の教科書。



あれは10年前のこと、
うちに白い小悪魔がいたころの話。
拙文が高校の教科書に載るという

驚天動地のできごとがありました。

☆国語の教科書

 

 

そのときの版では

アクタガワキンダイチという
ビッグネームにはさまれていました。

(目次の話です。)

 


光栄すぎて
目がくらむようでした。


爾来10年。

わたくしの書いたものなど

早々に消えるかと思いきや、

いくどもの改訂を経て

まだ採用されておりましてな。

まことにありがたい限りです。

 

で!

今回の新版の目次を開いて

またまた大興奮!







星野道夫さんのとなり!



大好きなんです。
ものすごく好きなんです。
有名人の死に涙がこぼれたのは
古今亭志ん朝さんと
星野道夫さんのときだけです。


写真ももちろんだけれど
あの方の「感じ方」が大好きでした。
とくに『旅をする木』にあった
「もうひとつの時間」という文章。

 

 

こういう考え方をすれば

オオカミやクジラや

憧れの動物に一生会えなくても、

死ぬ前に一度は見たい景色を

結局死ぬまで見られなくても、

それでもいい、

寂しくない、

――と、思えるんです。

 

**

 

 

 

たまたま編集の都合で

書いた文章が

隣り合わせになったというだけのこと。

わかっておりますけれども

しみじみうれしくて

ぶいぶい吹聴したくなりました。

 

 


***

 

 

ジマン話のお口直しに

庭の花を。

 

 

シュウカイドウが咲いています。

秋海棠と書きたくなる色です。


梅干しの「天神さん」にも似てる

と、ひそかに思うものなり。

 

 

 

先日咲き誇っていた

ヒガンバナは

花の萎れるのと入れ替わりに

葉を伸ばし始めました。




キミは
ふしぎな生き方をするねえ。

コメント

シュウカイドウは木立ベゴニアですか?
かわいいですね〜。
可愛いと言えば,ウリちゃまの…ちょっと
フテた表情が可愛すぎます (▽≦)
アイドルの楽曲が音楽の教科書に載ったり
…は,聞いたことがありますが,な・な・なんと!
おばさまが教科書に!!
私が学生の頃の教科書だったら良かったのに (ToT)

  • ж∫цж
  • 2022/10/03 20:33

どんどんぱふぱふ!
じまーん、大いに結構ではないですか。

  • 伽美
  • 2022/10/04 08:26

そもそもが、国語の、国語の教科書に文章が載り続けることに目がくらみますし、
その間、お隣さんはさまざまに変移していったものと思いますと、
いったいどなたと軒を接してきたのかしららららと目が泳ぎます。
そして清水先生が大好きな星野道夫氏が今回のお隣さん。
よござんす。これはもう盛大に自慢遊ばせ、声を大にして。
あ〜、外野のくせにわたくしまで妙に胸を張ってじま〜〜ん。
灰色しましまさんもほら、胸を張って(あ、無理?)、へそ天で自慢なさって♪

当該教科書を買って読みたくなってます。
ヒデキでも泣いてほしかった。。。

  • 藏ゆ
  • 2022/10/05 09:47

10年前のお膝乗りは、シマシマさんじゃなくて、シロシロさん♪

芥川龍之介と金田一春彦に挟まれるなんて、すごい!
星野道夫さん、迫力ある写真で有名ですが、エッセイも書いていたんですね。

10年も続く採用、おめでとうございます! 
浦霞で、かんぱ〜い!

オバサマの文章が高校生のみなさんに読み継がれているのですね。
素晴らしいです!
みなさんしっかり思考力、判断力を培っていきますとも。
ウリさんも一緒に小鼻を膨らませて
うんとこさ自慢してくださいませ♪
オバサマが大好きな星野道夫さんがお隣とは喜ばしい。
私もなんだか嬉しくなっちゃいました。
それにしても、最初に教科書に載りましたと聞いたのは
最近のことのような気がしていたのですが
10年前だったのですね・・・


◆いっしょに喜んでくださって、ありがとうございます。ちょこっと体調を崩しておりまして(新学期の重圧?)お返事が遅くなりました。

◇ж∫цжさん◇
シュウカイドウは在来のシュウカイドウで、なよなよした草ですが、うちの庭ではよく殖えます。/そっか、ж∫цжさんは十年前の白餅来襲時には、まだ当ブログをご存じなかったのですね。思えば古い話でございます。

◇伽美さん◇
ありがとうございます。低い鼻をせいぜい高くしてエバッております。

◇こてちさん◇
ありがとうございます。ほんとうに誇らしくて、今でも信じられない気持ちです。どうやら教科書に載るというお墨付きを得たせいか、この十年の間にたっくさんの大学や高校の入試問題にも採用されておりましてね。中学の入試に使われたことも何回かあるんですの。鼻の穴がふくらみすぎて、豚バナ状態。にょほほ。

◇藏ゆさん◇
こてちさんとこでも書きました次第で、その問題文や教科書の設問を読むと、「そう読むか!」という発見が、著者にもございます。/ヒデキさん、泣くほどには愛してなくて、すみませぬ.....。

◇ぐーちゃんさん◇
過去記事もたどってくださって、ありがとうございます。ほんに愛らしい白餅どもでした。そして星野道夫さんの文章には、ぐーちゃんさんのように自然の中を歩くのがお好きな方にとって、共感できるものがたくさんあると思います。/東京はきのうからぐぐっと気温が下がりまして、はい、ますます日本酒向きの季節になってきましたわ。

◇ぽぽろさん◇
ありがとうございます。そうなんです。私も今回の記事を書くにあたって過去記事を検索して、その日付に驚きました。あれから十年もたっていたなんて! 次の本はいつ出せるのか。ここ数年、停滞したままなんですが、秋の終わりのカタツムリのようなれども、かろうじて前進はしておりますことを、ここに言ってしまおう!

  • ニャンタのおば
  • 2022/10/07 09:34