2012.12.21 Friday
山猫風味
9月の末からほっぽらかしの庭。
あまりと言えばあまりな荒れようです。
霜が降りるまでは、ホトトギスが咲き乱れておりまして、
それなりに風情とよべるものもあったのですが......
でもこの荒涼たる風景の中に、じつは一点、
ステキなものが隠れております。
画面中央です。
立ち枯れたホトトギスと、冬なお青いシャガを風よけに、
ギボウシの枯れ葉を敷きつめた、小さな陽だまり。
そこに、黒地に金色のまるまる太った猫が一匹。
山猫風味の、グリコ。
* * *
グリコもイッコニコ騒動の被害者でした。
「やっぱ若いコはええのぅ。」などと不穏当な発言をするおじちゃん、
どうしてもグリコとの仲よしタイムが短めになっておりました。
そのあいだに、グリコは自力でこの「巣」を開拓したもようです。
かわいそうだけど、ちょっといい風景。
いい風景、というのを言い訳に、暇になった今も、庭は手つかず。
お正月までには何とかせねば。
ええと、来週も、(ということは年内いっぱい)、
文型辞典はお休みということになりそうです。
ムネにあいたスキマ風邪はほぼおさまったのですが、
そこはそれ、やはり師走は師走なのであります。
ドタドタと走り回っておるのであります。
ご容赦くださいませ。
かようなるいい風景はヒトの手でできるもんではありません。
どうぞ胸を張って大事になさってくださいませ。
ニャンタのおばさま先生が走ってこその師走、
わたくしたちもお勉強は放り出して楽しみに♪