視線の先

★文型【...のを(見る)】



ウリは、見た。

P1120190.JPG


見た。

P1120201.JPG



玄関げんかんで、


庭猫
にわねこグリコが、


おじちゃんと、


なかよくしているのを



見た!



P1120189.JPG



ちゃいろいにゃ。
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ


※文型の解説と、おまけ写真につづく。(↓)
***

...のを見るの解説】

 「きのうあの家の庭先でかわいい猫を見ましたよ。」とか、
 「どこかで私のめがねを見たら教えて。」とかいうように、
 見る対象が、物や人(や猫)だったら、話は簡単です。
 「○○を見る」の○○に、その名詞をポンと入れればOKです。
 
 でも、目撃対象がその物やら猫やらの動き・変化・状態などのときは?
 たとえば見たのが、次のようなデキゴトだった場合――

   ・猫が木から降りられなくなっていました!
   ・めがねがざぶとんの下敷きになってる。(なぜだ!)
 
 こうしたデキゴトを表す文には、どうしても動詞を使うことになります。
 でも、動詞述語文をそのまま「○○を」のスロットに入れることはできません。
 「を」は格助詞というもので、格助詞は名詞を受けるのがしごとだからです。
 だから、上のデキゴトの文は、名詞の形に仕立て直す必要があります。

 そこで活躍するのが、「の」です。
 「の」は、文を名詞化する(=名詞節にする)力を持っているのです。

    ・猫が木から降りられなくなっていました!
              ↓
    ・猫が木から降りられなくなっているを見ました。


    ・めがねがざぶとんの下敷きになってる。
              ↓
    ・めがねがなぜかざぶとんの下敷きになってるを見た。

  
 この「の」は、国語文法では形式名詞と呼ばれています。
 同様の働きをする形式名詞には、もう一つ、「こと」という有力者がいます。
 でも、きょうの例のような直接の具体的見聞には、「の」を使ってください。
 
 そう、見聞、「見たり聞いたり」ですから、「聞く」にも使えます。

    ・窓の外で猫がウーウー言ってるを聞いた。

 そして、「聞く」の場合は、「の」と「こと」の違いが鮮やかに出ます。

    ・グリコが文句を言っているを聞いた。←聞いたのは
    ・グリコが文句を言っていることを聞いた。←聞いたのは情報





さてさて、「庭がいい!」主義()の庭猫グリコですが、
このごろは家に入るのが、前ほどは怖くなくなってきたようです。


雷鳴とどろく土砂降りの雨から、避難してきたグリコさん。

P1120187.JPG


人がそばにいさえすれば、
かなりくつろいでいられるようになりました。
P1120205.JPG



見たけど、見ただけ、のウリ
おひとよしな猫でよかった。
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
 
コメント

かくなる上はグリコさんが大好きなおじちゃまに
玄関で暮らしていただくしかありません。
ささ、ちゃぶ台を玄関へ。

先生、ひとつ質問です。
猫が木から降りられなくなっているのを見た。
名詞節というものは過去形に引っ張られて、
……降りられなくなってい【た】のを見た。
となってはいけないものですか?
時制の一致をうるさく求める言語を使う学生さんは
こんなふうに言いそうな気がしまして、好奇心です。

なんか写真だけ見てたら、
「力尽きて玄関で行き倒れた人を優しいネコが介抱しているの図」みたいな(笑)

こうしてみるとグリコさん意外に小柄に見えます。
何かあったら避難できる屋根があるってことは幸せだね、グリコさん♪

  • coocoo
  • 2014/08/25 10:12

ドアストッパーに靴。
いつでも出入りできるようにという配慮ですね。

  • 伽美
  • 2014/08/25 10:21

おぉ〜!
庭猫グリコちゃんが玄関に!!(^▽^)
雨の日は、お家の中がいいよねぇ〜

ウリたん、仲よくしてね!(^皿^)

私も、グリコさんちっさ!!と思いました。
存分におじさまに添い寝してもらい、のびのびなさいませ。

ウリたん、見たことあるおねえさんだねえ。
シャーとかしないでえらいねえ。
(玄関にいたのがおばさまでも、冷静だったのかしら、、、)

  • ねんねこ商会
  • 2014/08/25 13:36

グリコさんおじさまにくっ付いて幸せそう。ほっこり
ウリちゃんとお家で共生できるといいね。

グリコさん普通サイズで、おじさまが大きい
なんてことは、無いか…

  • すーさん
  • 2014/08/25 17:06

わーん、わーん。
よかった〜!
グリコさんがお家に入って来て
おじさまに寄り添って
土砂降りの雨の中、そうした場所があってよかった〜!
ウリさんがじっと見て「ちゃいろいにゃ。」と言ってくれる
優しいにゃんこでよかった〜!
グリコさん、ちっちゃい!
ウリさんもちっちゃいと思ってるけど・・・子猫に見えます。


◆みなさま、コメントをありがとうございます。
 グリコよ、あんた、人気あるわね。
 こんなにたくさんコメントいただいたわよ。

◇こてちさん
 基本、グリコは「庭がいい」ので、
 おじちゃんは夏休み中、庭で暮らしておりました。
 ええ、朝ごはんもデリバリーです。
 
 そして、ご質問。(やっぱり出たかー。)
 回答はだいぶ長くなりますが、よござんすか。
 今日は午前中出かける用がありますので、帰ってから、
 そうですな、2時、遅くとも3時までにはお返事の記事を書きます。
 しばしお待ちくださいませ。
 (この例文に限っていえば「る」も「た」も同じです!)


◇coocooさん
 お久しぶりです。てんやわんやの夏、お疲れさまでした。
 グリコは、不妊手術をした時点で4.3キロでした。
 今もそう変わっていないと思います。
 小顔で手足がちっちゃくて、そのくせお腹がアレなもんで、
 バランスが悪いのですが、そう大きな方ではありませんね。
 ウリよりはたっぷり1キロ大きいですけれども。
 避難してくれると、こちらの気が休まります。


◇伽美さん
 ドアストッパーは、グリコに落ち着いてもらうためなんです。
 少しでも隙間があって外が見えると、安心してくれるものですから。
 ウリが飛び出すと困るので、ほんとうは靴べら程度にしたいところです。


◇くろうささん
 これでも「渋々入ってやる」という顔でした。
 おじちゃんに体が触れているので、くつろいでいますけれども。
 むしろうれしかったのは、ヒトどものほう。


◇ねんねこ商会さん
 4キロは越えてますのよ。
 もしかしたら今は5キロ近いかも。
 (ええ、オット氏には内緒ですが、私でも大丈夫です。
  グリコはとにかくペッタペタの甘え猫なのです。)


◇すーさん
 外は土砂降り、これは目にうれしい光景でした。
 ウリが気立てのよい猫でよかったです。
 うーん、たしかにオットはガタイのいい方でしょうね。
 スポーツ一切しないくせに、無駄にデカい。


◇ぽぽろさん
 グリコをだっこした後でウリを持ち上げると、
 とても軽いので驚きますよ。

 そもそも、ウリとグリコがうちに来た順番が逆だったら、
 とっくの昔にふたりは家でまったりしてたでしょうねえ。
 グリコはおとなでしたが、ウリはまだ子猫と呼べる齢でしたから。
 猫神さまの采配ミスが恨まれます。

  • ニャンタのおば
  • 2014/08/26 07:47

グリコさん、かわいいな♪
そんなところでおじちゃんとラブラブしちゃってさ。
履物をドアに挟んだ風景、なつかしいです。
通い猫時代のキウイがそのドアのすき間から入ってきましたっけ。
完全に閉めちゃうとパニックになるので、履物はそのままに。
ウリちゃん、「ちゃいろい猫さん、どしゃ降り大変だったにょ。ゆっくり雨宿りしていってにゃ」と言ってくれたかな?


◆キウイさん、コメントをありがとうございます。
 あ、キウイ猫さんもそうだったんですか?
 グリコも、靴べら1本のすきまでもいいから開けてないとNGです。
 すきまがあって、ヒトがいれば、だいぶくつろげるようになりました。
 
 キウイ家のタワーマンションの行く末が気になります!

  • ニャンタのおば
  • 2014/08/27 08:55