最古参家電

 ★文型【...にもかかわらず、...】



こちら、わが家のパン焼き器(ホームベーカリー)。

当年とって、なんと、19歳。

P1120396.JPG

ほぼ一日おきにパンを焼き続けて、19年!
文句なしに、わが家の家電の中で、最高齢です。

それが、このたび、大ケガをなさいました。
画面左手のネジのところ、割れて浮いているのがおわかりでしょうか。
フタもぴちっと閉まらなくなってしまいました。

ええ、事故に遭われたのですよ。

でも、だいじょうぶだった。
仮にも電化製品だし、火を噴いたりしたらどうしよう......
ドキドキしながら使ってみたところ、だいじょうぶだった。


19歳のパン焼き器さん、

大ケガをしたにもかかわらず、

元気に働いています。

P1130405.JPG

えらい、パン焼き器!



長老に大ケガをさせた下手げしゅニャンは、
焼き立てパンの向こうにおります。

P1130406.JPG



犯ニャンに、ズ〜〜〜ムイン!

P1130408.JPG


知らん顔〜。
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※文型の解説につづく。(↓)

***

...にもかかわらず、...の解説】
 「Xにもかかわらず、Y」の形で、
 「Xという事態からふつう予測される結果とは違って、Y」ということ。
 
  本文の例でいえば、こういうことです。
 「これほどの大けがをしたら、もう動けないのがふつうだが、
  この長老は、こんな大ケガをしたのに、元気に働いている。」

  もう少し例文を追加しておきましょう。

    ・秋風が吹き始めたにもかかわらず、グリコは暑そうだ。
     …コートの下の厚手の肌着のせいでしょう。

    ・夜はだいぶ涼しいにもかかわらず、ウリは布団の中には入ろうとしない。
     …でも枕の横で寝るようになりました♪
      そして、朝には枕の「上」で寝ています♪♪


 かたい表現です。
 ですから、猫がどうしたこうしたなどという軽い話題には、
 ほんとうは、あまり使いません。
 くだけた会話や、軽い話題のときは、「のに」を使います。

 いわゆる「逆接」の接続助詞と同じ働きをする構文ですが、
 XもYも既定の事実、あるいは過去の実際のできごとに限ります。
 ですから、次のような文には、使えません。

    ・(大ケガはしたけど)リハビリに励んで早く復帰したいと思う。

 Yの部分が「事実」ではなくて、意志の表明だからです。
 「〜たい」とか、「〜ようと思う」とか、「〜つもり」はダメ。
 ほかの人に働きかける「〜てください」や「〜ましょう」もダメです。
 そういうことを言いたいときは、「にもかかわらず」ではなく、
 「けど」「けれども」や、「が」を使ってください。




長老がケガをした事故のてんまつは、次回!

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コメント

犯ニャンが、どうやってこの重い大きな長老さまに大怪我をさせたのか、とっても気になりまする。
遠くの方でレロレロしておられますが..。

19歳のパン焼き機さん おいたわしや。
犯ニャン あれは反省ではなく しらをきってレロレロ
なんですか?
あやうく 騙されちまうとこでした。
おぬし あまいのぉ〜。
お大事に。

  • きゃろりん
  • 2014/09/22 16:40

来年成人式ですか〜。
私も下手ニャンがどうやって大怪我させたのか気になりまする。
我が家にも古い家電(1980年代製のオーブンレンジ)がございます。
こんな古いの使ってるのは家ぐらいだろう、と思っていたら、職場のパートさんもほぼ同じ時期製造のオーブンレンジを使用中、とのこと。
使い続ける理由は「壊れないから」ってとこも同じでした(^^)
パン焼機さん、大怪我を乗り越えて、今後も美味しいパンを焼き続けてくださいませ〜。

◆みなさま、コメントをありがとうございます。
 状況証拠まっ黒の容疑者ウリ、何やらレロレロしておりますが、
 その犯行の全貌は、今日(水曜)の記事に!

◇lambidumidiさん
 証拠隠滅のレロレロでしょうか?

◇きゃろりんさん
 こんな悲劇的な最期を遂げられるとは......
 と一時は涙に暮れたのですが、あっさり蘇りました!

◇まるちゃんさん
 「壊れないから」、じつにすばらしい理由ですね。
 メーカーとしてはそれでは困るのかもしれませんが。
 ......!
 ふと思い出しました。
 わが家の最長老はテレビかもしれない。

 ......

 調べてきました。やっぱりテレビでした!
 7年7月。パン焼き機より2か月、年上でした〜。
 大事にします。猫も乗れるし♪

  • ニャンタのおば
  • 2014/09/24 08:09