挟土秀平さん

挟土はさど秀平しゅうへいさん

先日の記事(⇒
こちら)で、飛騨高山に生まれ、
今も高山を本拠に全国でご活躍の左官職人、
挟土秀平さんのことをちらりとご紹介しました。

じつはわたくし、一度だけ秀平氏にお目にかかったことがあります。
東京で開かれた、建築家と施主のちいさな勉強会のような集まりに、
講師として招かれておいででした。

そのとき、何かの話の流れで、私は同じ高山出身であることを申しあげ、
小中学校を通じて通学路にあった、古いふしぎな建物のことを質問したのでした。

何ともふしぎな雰囲気をもつ建物で、子ども心にも魅力を感じていたのに、
大人になったある日通りかかると、跡形もなく取り壊され、消えてしまっていたのです。
ショックでした。
高山の人たちは、誰一人、あの建物に魅力も価値も感じなかったのか、と。

そのことを申しあげると、なんと秀平氏は、
「ああ、あれはボクが預かっています。」とおっしゃったのです!

うれしかった!!


そのまま時は流れ、忘れるともなく忘れていたのですが、
先の記事を書くに際し、
挟土さんのHPにリンクを張らせていただこうとして、
その中に、「
西遊記」という連載があるのに気づきました。
開いてみると、……そこに、あの建物がいました♪

大正4年竣工、「学風荘」という名をもつ、百歳にもなる建物でした。
そして、「ボクが預かっています」と軽くおっしゃった陰に、
すさまじい御奮闘があったことを初めて知ったのでした。

私ごときがお礼を申しあげるなど僭越なこととは思いましたが、
どうしても、どうしても、お礼を申しあげたくなりました。
それで、思い切ってファンレターのようなメールをお送りしました。

まさかお返事がいただけるなどとは思っていなかったのですが、
来ました!
「ハサドです」というタイトルのメールが!

年甲斐もなく、PCの前で上気してしまいましたですよ。

なかには、さらにはうれしいお知らせが書いてありました。
あの建物の再建記が本になるというのです。
今月ご出版の予定だそうです。

というわけで、その刊行を楽しみに待ちつつ、
「ハサドさんウォッチング」のため、
お気に入りブログにリンクさせていただくことにしました。

当ブログをお読みくださる方々の中には、
どうやら建築好きの方もちらほらおいでのようですので、
(自慢かたがた♪)お知らせするしだいです。

★・★・またしても日本語とは何の関係もない記事で、すみません。・★・★

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★・今日は休むといっておきながら、ヨロコビのあまり、書いてしまいました。
お約束どおり、明日の金曜も書きます
明日は、たぶん、高山歩きのつづき(まだあるの♪)です。・★
 
コメント

学風荘もかっこいいですが挟土さんご本人がものすごく男前ですてきな方ですね。
文章もおもしろいです。いいなあ、こんなかっこいいヒトとお知り合いだなんて。
明日ゆっくり学風荘の続きを読みます。
私も建築好きなんですが左官のお仕事ってぜんぜん見てませんでした。
大阪はDOCOMOMOがたくさんあるのですよ。またおもしろく見直せそうです。

◇テケトさん
 い、いや、お知り合いなんていうものではありませぬ。
 遠巻きにして見ているだけの、ファンの一人であります。
 私の場合は建築好きというよりは、普請現場が大好きで、
 子どものころから、左官屋さん(しゃかんさん)には、
 ことに憧れがありました。あのリズミカルなかっこよさ!
 ドコモモ、初めて知りました。学風荘、入会資格あり!ですね。

  • ニャンタのおば
  • 2011/12/02 11:49