「いないんだな」と思う。
アクリルたわしを編むとき。
毛糸を引っぱる猫が、
いない。
紐が大好き。
紐より毛糸が好き。
毛糸よりタコ糸が好き。
タコ糸より木綿糸が好き。
細い糸でよく遊んだよね。
五勝手屋の羊羹
(食べる分だけ糸で切る)を
もらったときのウリ。
2013.02.22
*
ところで
アクリルたわしも
マイクロプラスチックの元になるとか。
環境にやさしくなんかないのだと
どこかで聞きました。
でも
すでに買ってある毛糸を
無駄にするのも、それはそれで
やさしくないと思うし
迷いつつ、たわしを編んでいます。
そう、
アクリルたわしでも
遊ばせてもらったっけ。
2017.04.05
**
「いないんだな」と思う。
魚を食べた後の生ごみ。
いちいち蓋をしなくても
事件は起きない。
⇒☆サンマ事件
***
「いないんだな」と思う。
食卓の下の敷物を買ったのだ。
でも、荷物が届いても、
検品係が、
いない。
かわりに
写真を置いてみる。
オバちゃん、
いい買い物したよ。
これ
ウリ絶対気に入ると思う。
爪をとぎにおいでよ。
〜以下、さらに湿っぽい繰り言〜
―きょうは遅くなるから晩ご飯食べてくる。
―じゃあ、オイラも出かけようかな。
―え? あ、ああ......
先月来、オット氏とのあいだで
こんな会話が何度かありました。
この「え?」のあとには
「ウリのお給仕どうすんの?」
が続きそうになったわけです。
そして、「ああ」のあと呑み込んだのは
「そっか、もういいんだ」ということば。
綱渡りでスケジュールを合わせる必要はもうない。
互いに出かけたいときに出かけてオッケー。
家が何日留守になろうが、問題なし。
いつだったかのコメント欄に、
福坊ちゃんを亡くされたnonojiさんが
外出時に部屋が暑くないか寒くないかと心配せずに済むのがありがたい
というようなこと書いていらっしゃいましたが、
そのお気持ちが今はよくわかります。
先日、真夜中に地震があったときも
病猫を連れて避難できるだろうかなどと
思い煩う必要がないんだと思って、
心底ほっとする自分がいました。
ウリ猫がいなくなって人生まっくらだぜ、
と思っていたけれど、
いなくなってよかったことも
ひとつぐらいはあるよ、
というお話でした。
きのうは終日
土砂降りの雨でした。
これが雪だったら
えらいことだったでしょう。
明けて今朝の西の空。
富士ぽんが裾のほうまで真っ白。
それでも
庭には春が来ています。
ツルニチニチソウの紫。
根がついているので
あとで庭に戻しましょう。
水仙も満開です。
先日の重たい雪で
おじぎしちゃってたのを
ぜいたくに切ってきました。
そうそう、
朝起きる理由がなくて困ると
書きましたけれど
こんな雪の日は
小鳥食堂が大盛況。
食堂のおばさんは
しごとがあって、うれしい。
道場通いも再開しました。
矢道の草取りで
ノビルをゲット。
ちまちま土を落とすのが
めんどくさいけど......
見て、見て!
真珠玉のようなうつくしさ。
春よ、ごちそうさま。
台所の窓辺でも
人参と大根が
伸び〜る♪
*
こんな感じで
オバは少しずつ
社会復帰しております。
春休み(去年の!)に
書くはずだった「次の本」は
いっこうに進んでいませんが
あきらめてはおりませぬ。
あ、あと
猫漫画を大人買いしたよ。
*余談*
水仙はオットットが
クサイクサイと騒ぐので
玄関デッキに追い出されました。
ま、ウリすけも
この花には砂かけてたもんな。
お外で咲いててください。
――という記事が無事に更新できるかどうか、お試し!
]]>
薪ストーブライフ
50号が出ました。
広報のウリは
雲上部に転勤しちゃったので
先輩のニャンタといっしょに
リモートで参加してもらいます。
「私と薪ストーブの猫な関係」
連載は第22回のにゃにゃ回。
猫持ちとしては
記念すべき回だったのにな。
この原稿を書いていたとき
ウリは私のそばにいました。
ゲラが出たとき
ウリはもういませんでした。
泣く。
まだまだ、
ぜんぜん、
ベソベソです。
*
雑誌としても
50号ということで
記念すべき号です。
気を取り直して
もう1ぴきの先輩グリコにも
遠隔参加してもらいましょう。
ウリすけの写真のプリントを
追加発注したついでに
ニャンタとグリコの写真も
あらたにプリントしてもらったのだ。
いっぱい飾るんだ。
]]>
朝が暇です。
自分の顔を洗う。
自分のご飯を食べる。
以上。
することが、ない。
......あ。
喪家にお花を贈るのは
そういう意味もあるのか。
――と、思い当たりました。
お花の水を換えなくては!
やるべきことがあるのは
まことに、ありがたい。
朝、起きる理由に、なる。
*
せっせと水を換えていても
少しずつ花は枯れてきます。
しおれた花を外す。
さらに少なくなってきたら
いくつかあったのを1つにまとめ
ちいさい花瓶に活けかえる。
お花をいただくのはうれしいけれど
しおれた花を捨てるという行為は
かなり苦手です。
まだ色の残る花たちを
燃えるゴミに出す、というのが
何とも痛ましくって......
庭の花はその点、いい。
しおれたら
庭の土に返すだけだもの。
アリガトウを言って
元いた庭に返せば
来年また花になるもの。
**
ウリに持たせてやった
トサミズキ。
あの日は固いつぼみだったけれど
花房がほどけてきました。
この花のつぼみは
ちょうど
ウリの鼻の頭サイズ。
つぼみを包んでいる苞は
ほのかにピンクを含んで
色も、ウリ鼻に似てる。
そっと撫でてみる。
寝起きの猫鼻のように
乾いています。
*おまけ*
日曜日、
ウリを拾った神社の裏の
雑木林を少し歩きました。
北風が冷たいけれど
陽ざしはすっかり春です。
足もとには、カタクリが
葉を広げていました。
紫を帯びたピンクの花が
もうすぐお目見えするでしょう。
見上げれば
磨いたような青空。
ウリすけの乗る雲が
見つからないよ。
]]>
どういうときに
不在を感じるかというと
たとえば
漬物の道具を干すとき。
前はこんなふうに
うかうか干しては
いられませんでした。
なぜなら!
⇒☆2022.02.23 乳酸菌ウリぽ株
ウリぽ株の供給が絶えた今
わが家の漬物は
うまく行かなくなるかもなあ。
困るなあ。
*
ウリのいない生活に
慣れるべく
雨の合間の土曜日
オット氏と海を見てきました。
浜ではワカメ干してたよ。
↓
出かけてる間は
たのしかったです。
でも
帰りがつらかったです。
帰ったって
ウリいないんだもの。
]]>
ウリの写真が
1枚も、ない。
2月10日
ちいさな壷になったウリを
連れて帰ったとき
家の中があまりにからっぽで
うろたえました。
どうしよう。
どうしよう。
こんなからっぽの家に
いたくない!
そうか。
写真だ。
写真、写真。
写真があれば......
でも
プリンタはとっくに
干上がっているし
コンビニに出かける元気はない。
どうしよう。
!
ネットで
注文できるのであった。
数日して届いた
ウリ写真を
家のあちこちに置いてみる。
そうそう、
ここでこんなことしてた。
たのしそうだったな。
かわいかったな。
ところが今度は
額が足りない。
注文した額が届くまで
ニャンタ先輩が入っていた額を
しばし貸してもらいましょう。
やっと
少し、落ち着いた。
*お花のこと*
ウリのからだを
空にかえすとき
持たせてやる花に
迷いました。
わたくしはふだん
花屋さんで花を買う
という習慣がないのです。
ウリの逝った長い夜が明け、
何とか町に下りてみたけれど
どうにも店頭の花が
ウリに似合うとは思えない。
家に取って返して
冬ざれの庭を見まわす。
かろうじて
北庭のトサミズキに
つぼみが見えました。
これだな。
地味すぎるかもしれないけれど
オバのしごと部屋の窓の木です。
キーボードを占拠したり
辞書を枕にしていたウリすけを
ずっと見ていた木です。
さらに思い出しました。
旅立ちの前の日
久しぶりに庭の整理をしていたら
たった一輪、
この花が咲いていたのを。
タチツボスミレだと思いますが
こんなに深い色で咲くのは
めずらしい。
やっとひらいた
この春いちばんの花を
摘むのはむごいだろうか。
でも、
この花を見つけたとき
珍しく
ウリが家の中で
大きな声で鳴いたのです。
オバがあわてて部屋に戻ると
安心したように
ぴたりと鳴きやんだ。
そのときのことを
思い出して
この花にすがりたくなりました。
それに
このブログを始めたとき
ウリのセリフは
スミレ色で書く、と
決めた縁もあります。
うん、
トサミズキとスミレに
ウリの道案内を頼もう。
この庭にもどっておいで。
北にまわれば
オバちゃんの部屋だよ。
**
家に帰ったら
豪華なお花が届いていました。
1つはご近所さんから。
1つはなんと病院から。
グリコさんにも
おすそ分けしましょう。
花屋さんの花は
ウリには似合わないと
思ったけれど
そうでもないみたい。
かわいいよ。
]]>
ウリすけがいない!
と思ったら、
こんなところに。
ザ・ぶたにゃん♪
風呂ぶたでくつろぐにゃん。
箱坐りしてるので
調子が悪いのかと心配して
耳を近づけると、
しずかに喉を鳴らしていました。
やわらかな陽ざしで
たっぷり充電したあとは
ソーラーライトに
エネルギー注入。
頭上には
学生のくれたコアラ。
*
わたくしニャンタのおばは
千葉大を定年退職いたしました。
自分に「定年」なんてものが来るとは
いやあ、感慨深いものがございます。
若いころは職を転々としていました。
日本語教師という職に出会ってからは
その道一筋!
それにしても一つ所で30年近く、
よくまあ続いたものです。
お別れにいただきました。
たくさんの方から寄せ書きも。
わたくしごときに
もったいなや、ありがたや。
みなさんがお金を出し合って
贈ってくださったのは
ドイツ製クリスタルの
繊細なペアのグラス。
「吟醸酒をおいしく飲む」専用
らしいのですが、
何を入れてもおいしくなる!
どの学校の学生も
それぞれの魅力がありますが
千葉大は
とにかく打てば響くような学生ばかり。
へっぽこ教師のへっぽこ授業でも
毎週たのしくてなりませんでした。
こんな職業と職場に出会えたことは
ほんとうに幸福なことでした。
とはいえ
片道2時間余のプチ出張は
正直、いささかきつかった。
アラーム設定を解除して
ぐっと気が楽になりました。
私大はまだ働かせてくれますし
春からはべつなところで
新たな講座も始まる予定ですが
遠距離通勤の緊張から
解放されて、ほっ......
**
以下、関係ない自慢話です!
タイトルからして
おもしろそうじゃございませんこと?
実際ものすごくおもしろくて、
目からうろこが音を立てて剥落する。
で、たちまち読み終えて
巻末の参考文献リストを見たらば!
ワタクシの本が!
2冊も!!!!
こんなこと初めてです。
あまりにうれしくて、
写真、写真。
1月15日!
早くも新年ひとつめの月が
半ばを過ぎました。
この日が成人の日だったころは
まだうっすら正月気分が
漂っていたように思いますが
今じゃすっかり
365日のうちのふつうの1日。
ふつうがありがたい
ぴかぴかの青空です。
今朝のウリ猫は
とても活発。
きのうはイタタが多くて
心配しましたが、
今朝はいい感じです。
自分からベランダに出ました。
オジガハラでは
あいにく
コーヒーミルが稼働中
ひとりでも
日向ぼっこは
できるもん。
*
きのうの日曜日
オバは外出していたのですが
帰ってきたら
「無駄な図」を2つ発見。
無駄な図 その?
ソーラーライトを枕にする猫
ウリアタマでは
充電はできんと思うぞ。
無駄な図 その?
干したてのふとんで干すおやじ
2時になったら取り込むように
指示して出かけたのです。
取り込んだふとんで
自分を干してどうする。
**
この陽ざしを届けられたらいいのに。
]]>
月曜日のウリ地方。
記事更新の間があいたので
ご心配くださった方が
あるやもしれません。
ご安心ください。
ウリ猫は、低調ながら
しっかり生きてます。
体調を崩したのはオバでして。
久々に盛大な風邪を引いて
ひっくり返っておりました。
それでも授業はやったのですよ。
リモートがあってよかった。
......よかった、のか?
ウリすけは
寝てばかりいるけれど
穏やかに眠れていること自体が
ありがたいんであります。
しかし、
ニャンタ先輩に
その態度はいかがなものか。
いかがなものか。
上の2枚は
階段を上がってすぐの
タンスの上です。
先日、
その階段をのぼりつつ
ふと目をあげたら、
あらま!
O JUN画伯の富士山に
ウリ満月の図。
めでたい!
ような気がする。
*おまけ*
このごろ
ちと心もとないウリのために
オット氏は寝室ではなく
2階のストーブ前で
いっしょに寝ることに。
オジガハラの快適さに
開眼したウリ猫もハッピー。
大っぴらに
ストーブ前でごろ寝できる
オットットもハッピー。
***
風邪っぴきの寝床で
ラジオを聴いていたら
輪島からのリポートで記者さんが
「雪がしとしと降っています」
と言った。
「雪」が、「しとしと」?
一瞬の違和感ののち、
ああきっとそう言いたくなる
降り方なのであろうと
想像しました。
海に近い土地では
重い雪が多いと聞きます。
ひしゃげた屋根や柱の上に
静かにふりつづく湿雪。
雨よりつめたい。
雪より重い。
そして
積もるそばから
割れた瓦の隙間を
容赦なく伝う雪水......
と、
そんな想像をしている自分は
暖かな布団の中!
大きな災害のあるたび
やりきれない気持ちを
どう整理すればよいのか
惑います。
↓↓↓
]]>
2024年が始まりました。
お納めくださいませ。
ピンクの衣装を着けて
ウリ猫が奉納します、
新春の舞い
(暮れの30日に撮影)
そして
しっぽが描く――
登り竜!
――と、
おかげさまで
わが家は穏やかな春を
迎えることができました。
そんな元日の夕暮れ、
ウリ地方も揺れました。
寒さ厳しい北陸で
祝うべき日が暗転し
どんな思いでいらっしゃることか。
すこしでも多くの方に
安心して眠れる場所と
暖かな食事が届きますように。
あっという間に
億単位の寄付が集まっていることに
かすかな光を見る思いです。
↓↓↓
]]>
2023年が暮れます。
ようやく
グリーンカーテン(★)を
片づけました。
今年のカーテンはアサリナ。
12月に入ってからも
咲き続けるつぼみが健気で、
なかなか切れませんでした。
*
春にウリ猫の病が発覚、
飼い主はきっちり
お約束のプロセスをたどりました。
否認⇒怒り⇒抑鬱⇒受容
まさか悪性のものではあるまい。
いや、そんな馬鹿な。
こんないい子がなぜ⁈
そして
何を見ても悲しくて
ヒステリックに泣き喚きたくなる
そんな幾週かを過ごし
......
今は、落ち着きました。
いえ、
今でも、怖い。
怖いです。
怖くてたまりません。
でも
本猫が落ち着いているのです。
飼い主がジタバタしてどうする。
ウリ猫は
つねに平常運転。
ウリを読むにゃ。
はいはい、
読みますとも。
動いちゃだめにゃ。
どうぞ、どうぞ、
気のすむまでどうぞ。
足首あっため係は
キミのライフワークだ。
夜に入れば
黒いお友だちのそばに。
そこにいると
薪が取れないんだがな。
薪ラブ♪
きゅ♪
あるときは
数か月ぶりで
こんなところまで遠征。
ニャンタ先輩に
何か言いたいことがあった?
そうそう、
先輩御用達のカゴにも
入ってくれました。
輪っかをするようになって
手付きのカゴ(★)には
入れなくなったので
代わりに置いてみたのです。
ニャンタが使っていた
コーンの安物ですが
ぼろっちくなってたのを
オバが 一閑張にしたもの。
気に入ってくれて
うれしいよ。
晴れた日には
いつもの樽に。
そしてきのう12月30日は
年内さいごの通院日。
ほんとうに
ほんとうに
よくがんばってますね。
お医者さまが
「ほんとうに」を
2回おっしゃったわよ。
いっしょに
年が越せるとは
思っていませんでした。
おさしみぱーちーで
お祝いしたいとこだけど
飼い主どもだけで
シュワシュワの栓を抜く。
ちゃんと
おつきあいするウリ。
ありがとね。
ほんとうに
ほんとうに
ありがとね。
**
『猫な日本語』なんて
看板に大ウソあり。
春以来、
日本語の記事なぞ
とんと書いておりませぬ。
それでも
お通いくださるみなさま
そして
しばしば
泣き言を繰り出すオバに
やさしく
おつきあいくださるみなさま
ありがとうございます。
ほんとうに
ありがとうございました。
どうやら
ウリといっしょに
新年を迎えられそうです。
みなさまのもとにも
何かしら
ちいさなやさしい奇跡が
訪れますように。
どうぞ
よいお年をお迎えください。
]]>
先日に引き続き
この日も元気に
ベランダに出御。
見て、見て!
左あしがカワイイ!!
そうして、
オジガハラ登頂!
あいかわらず
ひざには絶対に乗らない。
そこはブレないウリだけれど
ハラには乗ることにしたらしい。
グリコが大好きだった
オットットのお腹(⇒★)は
近年ますます充実してきて
水平になっても凸。
重力に逆らって凸。
その丸みに
じょうずに乗っかって
くつろぐことを覚えました。
よきかな。
*
話はまるっと変わって
自家製ヨーグルトの話。
ひと月ほど前から
にわかに不安定になりました。
この家に引っ越してくる前から
ずっとつないできた
カスピ海ヨーグルト。
種菌を分けてくれたオットの友人宅では
とっくに絶えたのだそうですが
わが家ではかれこれ
うーん......
短く見ても28年⁈
28年ものあいだ、元気に
発酵を続けてくれましたが
ここへ来てにわかに不調。
やむをえぬ。
28年ぶりに
お店でヨーグルトを買いました。
いつも煮沸消毒なんかしないけど
気合を入れて瓶を洗浄。
いざ、仕込む。
あ、
おすすめできませんと
書いてありますな。
まあ、メーカーさんとしては
そういわざるを得ぬでしょう。
注意書きは無視。
リスク分散で
多めに仕込む。
おほほ。
ちゃんとできました。
もっちりねっちり
いいのができました。
あたらしい乳酸菌さん
末永く醸しておくれ〜。
*
オバはきのうまで授業でした。
クリスマスの後まで授業って......
たいへんくたびれたので、
この年末年始は何もしません。
しないったら、しない。
のんびり、をがんばる。
]]>
ウリぽんが
庭猫のお稽古!
地元の病院へ
モルヒネ・パッチの
貼り替えに行った日のこと。
いつもは帰宅して
玄関でキャリーを開けるや
一目散に二階に上がるのに
この日は玄関土間に下りて
ドアを見上げた。
え?
外に出たいの?
ああ......
ニャンタが
よくこうしてたなあ。
外歩きできる猫だった彼女は
よくこんなふうに
「ドア開けなさい」って
命令してたっけ。
懐かしく思い出しながら
ウリを抱いて出て
ベンチに置いてみたら――
柿の木を観察したり、
落ち葉の片づけ具合を
しげしげ眺めたり......
やがて
コロンと横になった。
いぇ〜い♪
ちいさなタノシイを
ちゃんと見つけて、
じょうずに生きてる
かちこいウリです。
先日、初めて
爪を立てられました。
名誉の蚯蚓腫れ。
おでこの傷の処置で
イタイイタイを誘発してしまい
もがいたウリの爪が......
これまで一度もなかったことです。
服薬にいやいやをするときも
絶対に牙なんか立てないし、
苦手な爪切りのときでさえ
抱きかかえられてしまえば
うっかり喉を鳴らしちゃう、
ほんとうに気のいい猫なのです。
それが、
引っかいた。
**
今回の闘病で
ウリにはいろいろ
辛い思いをさせています。
こんなことならいっそ......
と思う瞬間がたびたびありました。
でも。
発作の大波が過ぎれば
ウリは甘えるのです。
とことこベンチにやってきて
オバのしごとぶりを
見張ってくれたり。
あ、アンヨ、
ぱぁ〜♪
輪っかにも負けず
ヘソ天したり。
痛むはずのおでこを
オバの手のひらに
ぐりぐりしてくれたり。
ひざ下にもぐりこんで
うれしそうに喉を鳴らしたり。
よほど調子の悪いときでなければ
律儀に晩酌にも付き合ってくれる。
それでも
あまりに痛がるときは
「いっそ」と思う。
でも......
でも......
お医者さまがおっしゃいました。
穏やかに旅立てるのが理想ですが
そうはいかない場合も
たしかに、あります。
そんなときは、「決断」も
必要になるでしょう。
でも、迷いがあるうちは
決断なんかしなくていいです。
しないほうがいいです。
「そのとき」が避けられなくなれば
ウリちゃんが教えてくれます。
迷いなく
「今だ」と思えるものですよ。
だから
迷いがあるうちは
無理にソンナコト
考えなくていいんですよ。
だから、
今はウリが生きると決めている限り
どこまでもついていきます。
どんなに苦しそうでも
「いっそ」なんて考えない!
ウリがあきらめるまで
そばにいます。
見ています。
大好きな
灰色しましまよ、
好きなだけ
引っかいておくれ。
*
先週初めに帰った
〜高山ルポ〜
行きは晴天。
ひさびさに雪に触る。
高架になった高山駅。
周囲には新しいホテルが
ぽこぽこ建った。
知らない町みたいだ。
でもだいじょうぶ。
古い路地はあちこちに健在。
一之町から三之町までの
「古い町並み」が有名だけれども
わたしのおススメは
東山かいわいです。
こんな「表参道」があったり――
りっぱな石垣の
鍵の手道があったり。
この東山の道を南にたどって
わが家のお墓のある城山へ。
途中の農家。
充実の薪棚!
=薪に縁のない方へ、補足説明=
両端だけ井桁組みにしてありますね?
さらに内側に傾斜がつけてありましょ?
こうすれば崩れてこない。
薪棚という構造物がなくても
こうすれば自在に薪が積めるのです。
ところで
画面右下に見えるのは、
えーと、何て言ったっけ?
...こっそり検索...
「とうみ」だ!
どうやら現役のようです。
カッコイイ!
さて、墓に参る。
参る、といっても、
高山では冬を迎えると
「墓じまい」をします。
花立ての水が凍れば
石が割れたりしますから
きれいに洗って
水を抜いてビニールをかぶせるのです。
兄がやってくれていました。
だからお水も何も上げないで
お墓のアタマを
ぽんぽんと撫でただけの墓参り。
終わって、お寺の下の
弁天堂へ。
この石段で、このときは
ヤマガラとエナガの群れに
取り囲まれました。
距離が近い近い。
手に乗りそうな勢いで
向こうから寄ってくるんだもの。
身動きできないハッピーアワー。
城山をおりきって
江名子川沿いに町に戻る。
この川には
ちょこちょこ
ちいさい橋がかかっています。
中には一軒の家にだけ通じる
「マイ橋」もある。
子どものころ、
うらやましかったものです。
あ、この家の薪棚もいいなあ。
町におりてきて、
ある小間物屋さんの店先に
こんな看板を見っけ。
「向かえ」。
そうそう、高山の年配の人は
みんなこう言ってた。
「向かい」じゃなくて「向かえ」。
あと、行き先を教えるときは
宮川の流れを基準にして
カミとかシモとか言うのです。
さすが「小京都」。
この日は
きのうと打って変わった曇天で
からだがすっかり凍えてしまいました。
ユニクロで暖パン買う!と
モールに飛び込んだのだけれど
見ているうちにあったまったので
よけいな買い物はせず
となりの飛騨産業の家具館へ。
多彩な樹種の板材が
説明付きで並んでました。
すりすり触ってたのしみました。
尚もぷらぷら行くとこんな家。
ずっと以前、
好奇心に駆られて「取材」したところ
朴の木の材で包丁の柄を作っている
――と、話してくださいました。
富山(たしか高岡)の
包丁鍛冶に卸しているとか。
ご健在のようで何より。
しかし、
かなしいお店も。
和菓子の「笹や休庵」。
今月いっぱいで閉店と。
この日は閉まっていたので
翌日東京に戻る前に
もう一度のぞく。
季節の上生菓子が
愛らしく、うつくしい。
けれど
持って帰るのは難しいので
好物の蒸し羊羹を半棹。
後継者もいなくて、
ということのようです。
さみしいけど、しかたない。
帰ってウリの顔を見てから
いつもより丁寧にお茶を入れて
ゆっくりいただきました。
ごちそうさまでした。
]]>
アストロノート・ウリ
ひさびさの登場です。
※「アストロ」とか「エリザベス」で
検索していただくと
過去の雄姿がいろいろ出てきます。
★こんなのとか、こんなのとか......
若いころはしょっちゅう
お世話になってたなあ。
今回はおでこが
傷になってしまいましてね。
服を着せられた上に
わっかをかぶせられた
かわいそうなウリ。
とってもかわいそう。
しましま爪とぎさん、
よろしく慰めてやって。
あ、くつろいだ♪
例によって
すなおに運命を受け入れる。
晩酌のつきあいも復活。
(今年も遠野一番搾り〜。)
服も、もう1枚
新調しました。
ピンクも似合うでないの。
影がたのしい季節。
かわいい猫がダブルに♪
思いがけないところから
到来したりんご。
大豊作の「うちの柿」のあと
お店で果物を買うのが
なんだかくやしい気がして
果物を切らしていたので、
ありがたい、ありがたい。
さらに友人の家庭菜園から
里芋がとどく。
まとめて茹でる。
皮ごと茹でておけば
1週間くらい
いろいろに使いまわせて
これまたありがたい。
ワタシはイモ類の中で
里芋がいっち好き!
さらに近所の直売所で
赤カブを購入。
こんなりっぱなのが
2つで150円。
で、その隣に生のズイキがあった。
興味はあれど、使ったことがない。
迷ってたら
農家のおかみさんが出てきて
熱く熱く語ってくださいました。
==以下、おかみさんの解説==
ズイキは里芋の茎だと思ってた?
違〜う、違うのよ。
ヤツガシラの茎なのよ。
里芋の茎は緑でしょ?
ほら、これは赤っぽいでしょ?
このへんじゃめったに作ってる家はない。
作るのも食べるのも手間だからね。
うちは好きで作ってるの。
里芋の茎はえがらっぽくて
食べれたもんじゃなかったわね。
え?
あ、うん、そうなのよ、
じつはあたしも知らなくてさ、
里芋の茎、あんなりっぱじゃない?
だから一度食べてみたんだけど、
口ん中がエガエガしちゃった。
里芋の茎は、だめ。
==以下、おかみさん伝授の処理法==
?皮をむく
?茹でる
?熱いうちに酢に漬ける
==以下、おかみおさんの推しスピーチ==
どんな感じってってもねえ、
ふわふわで柔らかいんだけど
ショキショキしてるの。
すっごくおもしろいから!
食べてみないとこれはわかんないわよ。
あげる、これあげるから、
とにかくやってみて!
味?
味ってなもんは、ない!
酢に漬けるときがたのしいのよ。
ぱあああっと色が変わる。
この色が変わるとこがね、
たのしいのよ!
正月用に買ってくお客さんもいるけどね、
ほら、色がめでたいからさ、
でも
ついつい食べちゃうからね。
干し柿といっしょよ、
あれば食べちゃうからね。
正月までなんてもつもんですか。
あ、皮ね、
皮をむくのはちょっとめんどう。
爪も汚くなっちゃうしね。
うん、だから
こっちのむいたやつあげるから。
あたしがさっきむいといたやつ。
とにかくやってみてよ。
食べてみてほしいからさ。
あげるから。
===
というわけで、
ありがたくいただいてきて
茹でて、
甘酢に漬けてみた。
おお〜。
茹でただけの状態では
キタナイ色なのです。
それがこんな濃いピンクに。
そして食感は?
おかみさんの表現通りでした。
ふわふわなのにショキショキ。
まことにふしぎ。
お口の中がたのしい!
これはすぐになくなります。
「あれば食べちゃうもの」の代表が
干し柿というところなど
いろいろたのしいおかみさん。
夕闇迫る吹きっさらしの
畑のわきの立ち話で
体はすっかり凍えてしまいましたが
とてもたのしい買い物でした。
*
==予告==
来春からあたらしい講座が始まります。
主催者のリクエストで
なんと『日本語びいき』を使うことに。
その計画を練り練り中。
ウリ猫が応援してくれました。
案内が公開されたら
お知らせしますね。
明日高山に帰ります。
この記事は予約更新です。
陽ざしが弱くて寒い朝も
ストーブの前は
前夜の余熱でほのぬくい。
病魔はその手を緩めてはくれず
少しずつ調子を落としている
ウリ猫ですけれど、
ちゃんと自力で心地よい場所を見つけてる。
えらい、えらい。
*
さて、
今週の記事は2本立て。
まずは自慢話をお聞きくだされ。
こんな本が出ました。
ニャンタのオバこと
わたくし清水由美が混ざってる!
同郷の星、
清水ミチコさんと同じ本に!
親戚でもなんでもありませんが
飛騨高山には清水姓が多いのよ。
じま〜ん♪
|
お手に取っていただけたら
うれしゅうございます。
(12月5日発売予定)
**
もう1つは、
ちょっと悪口になりかねなくて
迷ったのですけれども
書きます。
少し前に
野球の大谷翔平さんが
日本じゅうの小学校にグローブをプレゼント
というニュースがありましたね。
まっすぐな気持ちがまっすぐ届く、
心楽しくなるお話でした。
が、
そのすぐあとに流れてきた動画に
ワンコが同席していました。
すると、たちまち、
あの犬は何?
何ていう種類?
あれ、ほしい!
――という人が
いっせいに検索をかけたそうな。
イヤな予感がする。
『動物のお医者さん』が人気を博したときは
愛すべきチョビと同じハスキー犬、
英国女王のときはコーギー、
ソフトバンクでは白いお父さん、
そして今度は
犬種を選ぶということは
命を選ぶということでしょう?
命をほしがらないでほしい。
命を金で買わないでほしい。
大谷選手の隣にいたのが
犬種もさだかでない保護犬だったら
どんなによかったことでしょう。
ハッピーなメッセージになったのになあ。
***
ついでながら
ふたたびウリ猫登場。
ささやかながら応援している
☆動物いのちの会いわて☆から
ニューズレターが届きまして
ウリすけが
「ここ読め」と申しております。
どれどれ。
「終生預かり制度始めました」
火曜日。
土砂降りの明治神宮で
数年ぶり弓の審査に挑戦。
土砂降りのあとは
めりめり晴れて
蒸し暑くなった。
11月に「蒸し暑い」とは!
五段の次の審査には
一次、面接、二次がある。
あえなく二次で敗退したけれど
一次を通っただけでも
わたくしには大快挙。
受審番号がなにしろよかった。
77番!
*
薪ストーブライフ出た。
連載21回目は、
モノを捨てたり買ったりした話と
モノの名前についての日本語考。
**
ご近所さんから
みごとな小菊をいただく。
香りが、それはもう、みごと!
***
しごとにもちゃんと行った。
ディスカッションのクラスで
留学生が選んだテーマは
子どもがほしくない場合の結婚に意味はあるか
ディスカッション前のブレスト。
講師としては
人はなぜムダ毛を恥ずかしいと思うのか
のほうがおもしろいと思ったんだけど
投票の結果、こちらのテーマに。
****
生まれて初めて
コロッケそばを食す。
コロッケそばなる存在を知ったとき
思わず「きもちわるっ!」と言ってしまい、
この料理をこよなく愛するオットットと
大喧嘩になったのだった。
知りもせんで悪口言ってすまなんだ。
だが食べる気にはなれぬまま
数十年が過ぎた某日、
腹ペコの仕事帰りに
ふと駅そばの看板が目に入り
勇を鼓して食してみた。
......。
やっぱり分けたほうがよくない?
*****
木に残っていた柿で
柿酢を仕込んでみた。
ぶくぶくしてくれば
発酵成功らしい。
ぶくぶくしてきた。
******
一転冷たい北風になった週末。
かいぼり!
この夏から地道に研修・実習を
重ねてきたのである。
いよいよ住民参加の本番当日
ボランティアスタッフとしてデビュー。
*******
あいまには
カマキリをレスキュー。
このひとはこの秋3匹目。
なぜ彼らは
道の真ん中でぼーっとしたがるのか。
カマさんよ、
命を惜しむべし!
********
ドタバタな日々も、
晩には
灰色の丸アタマをめでる。
そうしてようやく
11月らしい気温になった。
と思ったら
12月下旬並みですってよ。
ストーブ焚けるのはいいけど
ちょっと極端すぎない?
今週はもそっと
穏やかに過ごしたいと思います。
11月です。
いくら何でも
グリーンカーテンを片づけねば。
でも、ここ数日
だいじなお客さまが
滞在中なのです。
やもさん!
夜行性のはずのヤモリが
日中、ずっといるのですよ。
困るなあ。
(かわいくて。)
そんな11月、
オバはまだ半袖です。
半袖でも汗ばむ陽気。
でも夜ともなれば
ウリ猫がベッドに♪
ふとんに埋もれる愉しさは
やっぱり秋のものですね。
昼間のウリぽんも
秋認定の日向ぼっこ。
*
さてさて
今週はちとピンチでしてな。
オバは能力以上の予定を
詰め込んでしまいました。
気合入れてがむばる。
サインは、ぶい!
土曜日は
4週ごとの通院日でした。
※ふだんのパッチ交換は
地元の病院です。
ウリはがんばったです。
うん、うん、
お疲れさん。
往復2時間のドライブに
血液検査やら
お腹まわりの散髪やら......
処置室に連れて行かれるので
実際にどんなようすなのか
飼い主には見えないのだけれど、
さぞ不安、さぞ心細かろう。
いざ、
猫かわいがり〜!
*
いやはや驚きました。
早くも来年のカレンダーが!
鬼が笑いすぎて
ひきつけ起こさないかしら。
茶こしを買いに入った
百円ショップで見つけました。
それにしても
こんなすっきりデザインが
百円で買えるとは!
(茶こしはなかったけど。)
さて、
鬼の心配をしても始まらぬ。
うちの「カワイイの天才」を
たっぷりご賞味くださいませ。
バリおやじの前で
妙なかっこうをしている。
それ、楽ちんなの?
しばらくして見ると――
「ウリのもの」宣言。
だれも取らないから
安心おし。
夜は「とっすん」。
向きを変えて
もいちど「とっすん」。
ああ、
愛しの丸アタマよ。
また別の日の
バリおやじとのツーショット。
はみ出すおちり♪
ベロも見せちゃう。
ほんに
ウリ猫は天才です。
*おまけ*
まだまだ採れる庭の柿。
送り先ももう思いつかない。
干し柿製造に乗り出しました。
洗って洗って
剥いて剥いて
くくってくくって
・
・
・
・
・
・
よい眺めぢゃ。
]]>
痛いの痛いの飛んでった
向こうのお山に飛んでった
ニャンタが拾ってちょいと投げた
お山の向こうにぽいっ
お空の向こうにぽ〜い
うーんと遠くにぽ〜〜い
※繰り返し
ほら、飛んでった
ほら、痛くない
痛くないったら痛くない
ウリちゃはだいじょぶ痛くない
気のせい気のせい痛くない
]]>おわかりになりますかな?
画面右手にぽっちり見える
暖色にご注目。
はい。
薪ストーブ始めました!
わっは〜♪
10月15日、日曜の朝、
湯たんぽの脇に
あまりにかっちり巻いた
アンモニャイトが出現。
この巻貝をほどいてやるべく
火を入れたのでした。
秋という季節――
晴れた日はぽっかぽか。
しましま同士で
仲よく日向ぼっこしていれば
言うことなし、です。
けれども
ひとたび雨など降れば
寒い、寒い。
ウリ猫がフリースに
乗るようになったので
薪を運んでおきました。
これは10月8日
がくんと冷え込んだ日、
薪が間に合わず
割り箸や木っ端を
ほんの少し焚いたときの写真。
ウリはちゃんと
「黒いお友だち」を思い出して
そばに寄ってきましたよ。
*
夏は迎えられぬかもしれぬ...
秋までは難しいかも...
お医者さまには
暗にそう言われてきました。
ですから
この春の終わり
火道具をしまうときは
もうウリを温めることはないのだと
暗い予感で泣きそうでした。
ところがどっこい!
ふたたび出番を迎えた今
ちゃあんと道具監督、出動!
ウリはえらい。
ほんとにえらい。
上の2枚目の写真
服の襟を写さなければ
去年の写真とおんなしよ♪
ぬくぬくの冬を過ごそうね。
]]>
えー、先日の宣言は
フライングだったと
フライイング? いっつも悩む。
ウリ予報官は反省しております。
あのあとしっかり真夏日が。
しかし、
今度こそ、
ほんとに秋来た!
で、間違いないそうです。
柿が甘くなったし。
ほら、
ちゃんとゴマも入ってる。
我が家で生まれたらしき
ルリタテハが挨拶に来たし。
足首あっため係も
再始動。
オバはこの麻のパンツ
履きおさめかなあ。
朝晩は靴下がほしい肌寒さです。
というわけで(?)
ひさびさに
ウリを探せ!クイズ
=入門編=
あんまり簡単すぎますね。
では、
カマキリを探せ!
=答え=
垂直のガラス面を歩けるなんて
すごいな、カマさん。
つづいて
ウリを探せ!クイズ
=上級編=
=答え=
ね。
秋ですよ。
本格日向ぼっこ解禁。
秋です。
*
おまけ
今年はまあとにかく
庭の柿が大豊作。
植物は危機に瀕すると
やたらめったら子孫を残す
といわれているそうですが
この夏の異常な暑さが
そうさせたのか?
――と、
不安になるほどです。
木の丈が低くなるほど
びっしり、ずっしり実った。
ご近所じゅうに配り歩き
あちこちに発送。
それでもまだある。
とうぶん果物を買わなくていい。
庭先で食べ物が採れるって
すごくリッチな気分です。
おまけに
ご近所さんからは
つぎつぎに返礼品が。
頼むからもらってくれ!
と言って配ったというのに
お返し文化は手ごわい。
おせんべい、ヴィ―ガンカレー
平飼い卵、田舎の甘酒、
果ては、新米どっさり。
ほんとにねえ。
みんなが小規模農家になれば
資源小国にっぽんも
生き延びられるかもね、
と思いましたよ。
**
おまけのおまけは
秋のお買い物。
ガラスの重しがついていて
野菜室の残り野菜が
おいしい漬物に変身。
左は中華風箸休め。
大根その他ありあわせ野菜に
塩水、八角、唐辛子。
右は茄子の辛子醤油漬け。
茄子1本からちゃんと漬かる。
下漬けから本漬けまで
これ1つで済む。
そのまま保存もできる。
そして
色も臭いもつかない。
言うことなし!
ぷらっちっくのバネ式漬物容器
とはお別れです。
わけあってはっきり覚えているのですが
これ、1995年に買ったもの。
なんと30年近くも
活躍してくれました。
でも
ぷらっちっくは
どうしても薄汚れる。
壊れてもいないのに
ごめんね。
そして
ありがとう。
感謝してお別れです。
買ってよかったのは、こちら。
|
PCを買い替えたときのこと。
古パソ子と
別れを惜しむウリ猫。
大好きだにょ♪
完全にひえひえボード扱い。
ま、猫的には
これがただしい使用法。
じつは
ウリが乗っかっているのは
さらに一代前のパソコンです。
2020年、コロナ禍突入時に
オンライン授業に備えて
予備機を買ったのでしたが、
その新パソが
わずか2年ちょいで
あまりにも動作が重くなって
使い物にならなくなりました。
やけくそで初期化してみたけれど
それでもダメ。
春学期にはこの一代前のPCで
何とかしのいでいたのですが
それもバッテリーが危うくなり
秋学期を迎えるには
不安が大きかった。
Windowsの身勝手更新に
ウンザリしていたこともあり、
この際リンゴにしよう!
と本気で考えたものの
勇気が足りず(?)
結局またWindowsに。
届いた新パソ子を
足蹴にするウリ猫。
ぐっと薄くなって
乗り心地もいいと思うんだけどな。
気に入らんの?
・
・
・
・
・
・
気に入ったようです。
よかったよかった。
オバ的にも今回は楽でした。
ここ数年、ファイルの保存に
クラウドを使うようになっていて
乗り換えは非常に簡単でした。
記憶容量が大きくなくていいので
その分のスペックをメモリに回したら
まあ、さっくさく♪
たいへん快適です。
あとは
どうか、長持ちしてほしい。
3年ごとに十万円が飛んでいくのは
たまらんですからな。
=おまけ=
ウリ猫のかわゆいあんよ。
この土曜は通院日でした。
ほんとにいい子ですね、
がんばってますね、
とホメられまくったけれど
やっぱり疲れたのでしょう。
帰宅後すぐに爆睡。
*
病院へは片道1時間あまり。
でも面談の時間をゆったり取って
飼い主の不安にも
しっかり向き合ってくださいます。
考えたくはない
「さいごのとき」についても
少しずつ心構えを
授けていただいています。
平均余命の予測を裏切り続ける
ちいさな灰色しましま。
キミのペースで
この生を過ごすがよいよ。
たよりない飼い主どもだけど
ど〜んとまかせなさい!
]]>
「朝ベラ」活動中。
空が高い。
陽ざしが狂暴じゃない。
秋が来たですにょ。
週の後半には
また30℃越えの予報が出てるけど
ウリがそう言うなら
きっと秋です!
それに、23日には
モズの声を聴いたもんね。
長かった夏が終わります、ました!
*
=おまけ=
けさ、
シリンジでご飯をやってたら
ふいにお手手を乗せてきた。
なんで
そういう
かわいいことするかな!
いつの間に??
太陽の位置が
すっかり低くなっている。
夏には(まだ夏だが!)
庇の影が敷居際まであったのに
9月半ばすぎの今、
日差しが「ウリの樽」にまで
届きそうです。
買い物には
なるべく日が沈むころ行くのだけれど
傾いたお日さまに
真横から照りつけられて
なおさらアレである。
(アノ単語を使いたくない!)
ウリの大好物の
「朝ベラ」(※)も
日よけの影が短くなったもんだから
いられる面積がちっちゃい。
※朝ベラ=朝ベランダに出てのんびりする活動
まだまだエアコンが必要です。
じょうずに涼んでおくれ。
=おまけ=
ひとくち食べてみたら
予想外においしかったので
あわてて写真を撮りました。
食べかけ写真でごめんなさいまし。
もどした芽ヒジキと
トマトとクリームチーズを
レモン汁、胡椒、オリーブオイル
ちょっぴりの醤油で和えて
レタスのベッドにオン!
トマトが1つしかなかった。
賞味期限切れのヒジキを見つけた。
火を使いたくなかった。
その結果の
ウルトラ手抜きおつまみ。
いや、ほんとにおいしかったのよ。
お試しあれ。
ニンゲンだったら
入院させられて
終日ベッドの上でしょう。
でも猫は違う。
気分のいいときは
ちゃんとハタラク。
ちゃんと好奇心発動。
来たる冬の備えはじゅうぶんか。
マッチの備蓄をチェック。
この冬もぬくぬくにゃ。
うん、薪棚もいっぱいよ。
*
違和感と好奇心は
異文化交流の出発点。
たいせつ、たいせつ。
さて、
留学生の「違和感」のお話
今期分の最終回です。
今回の話題は
テツとゴミとトイレ!
夏休み恒例シリーズ
留学生は見た!
=2023春学期編 その4=
※共通テーマやクラスの概要については
#1の記事をご覧ください。
〜テツ〜
D.J.さん(中国)
日本での電車の直通運転ということは何?
もし中国の地下鉄も直通できるといいのに
直通運転のメリットとデメリット
(便利だけど乗り過ごすと大変!)
おススメの観光ルート
==
言いたいことが多すぎて
構成がゆるゆるになってしまったけれど
大学の最寄から直通電車で行ける
観光ルートの紹介は
夏休み前のクラスメートに好評でした。
いえなりさん(中国)
素晴らしい側面に対しての暗黒面
日本の鉄道文化の紹介
通勤・通学時間帯の混雑
福知山線脱線事故
人身事故の多発
==
「素晴らしい側面」の紹介がなくて
全体に暗い内容になってしまったけれど
正確なダイヤの「暗黒面」については
知らない人が多かったので、
教室がどよめいていました。
○○さん(中国)
駅スタンプからみる日本の「スタンプ文化」
「押し鉄」の紹介
駅スタンプの形と色の意味
ハンコ文化と御朱印の歴史
==
駅スタンプの発祥は福井駅だそうな。
形と色にも意味があるなんて
清水は知りませんでした。
「コンプリートしたい欲」との関連など
興味深い枝葉が広がりそうな内容でした。
〜ゴミ〜
○○さん(中国)
日本は世界一ゴミ出しが複雑な国?
――日本と他国のゴミ分別ルール
ルールが細かいだけではなく
地区によっても違う
出し方・料金・収集日・出す場所等々
外国人には覚えるのが負担。
でもこれからの地球には必要なこと!
==
「他国、外国」というワードを安易に使ってしまって
質疑応答では突っ込まれていましたが、
帰国を控えて断捨離が必要な留学生たち、
「身につまされる」という顔で聞いていました。
〜トイレ〜
L.K.さん(台湾)
日本のトイレ、すごくない?
形状・ドア・トイペの有無など
日台の違いを写真とイラストで紹介。
ことに多機能トイレと音姫に注目し
音姫による節水効果を検証。
==
まず、口語表現をうまく使ったタイトルがすてき。
そして、具体的でありながら不快感を与えない
ギリギリの線の視覚資料が秀逸でした。
そもそも「あの音」を聞かれたくない文化に
大いに違和感があったのだそうで
日本のトイレのガラパゴス的進化を
あざやかに紹介してくれました。
このクラスの皆さんは
もうとっくに帰国したことでしょう。
たのしい時間をありがとうございました。
またいつか、
地球のどこかで会えますように!
オバはしましまが好き。
巻き添えをくらって
猫もしましまファッション。
ウリの着衣生活も半年になり
洗い替えを追加購入しました。
今回はチェック柄に挑戦!
これまではオーダーメイドでしたが
既製品でこんないいものがありました。
チューブのポケットにフラップがなく
一重仕立てで、こざっぱりしてます。
ただ、ハイネックなのが
窮屈かなと心配でしたが......
問題なさそうです♪
|
=ご参考までに商品情報を追記=
=ウリはSでぴったりでした。=
=====
さて、間が空いてしまいました。
留学生の「違和感」の話を続けます。
今回の話題はファッション!
夏休み恒例シリーズ
留学生は見た!
=2023春学期編 その3=
※共通テーマやクラスの概要については
#1の記事をご覧ください。
〜ファッション〜
S.H.さん(中国)
日本のリュックサック 黒ばっかり?
ツカミは自分で撮った写真。
大学近くの交差点で信号待ちをする学生たちの後ろ姿は
たしかに、大半が黒いのをしょっていました。
さらに楽天市場の検索数でも「ブラック」が一位。
ダメ押しで、自分でも周囲の人たちにミニ調査。
中国ではもっといろいろな色が見られるのに
この違いは何? なぜ?
===
・汚れが目立たない、
・周囲から浮かない、
・とりあえずどんな服にも合わせやすい、
――という理由を考えたS.H.さん。
服装はたしかに黒が便利、と悟ったそうで
そういえばずっと黒ずくめなのでした。
でも、リュックだけは愛用のグレーを死守!
○○さん(中国)
ロングスカートばかり?
日本のコーディネートに対する違和感
暑いのに長いスカート姿が多いと気づいた○○さん。
まずは、日中のショッピングサイト、
タオバオとZOZOTOWNの検索数を比較。
ついでコーディネートアプリでの投稿数。
たたみかけるように説得力ある数字を提示して
日本女性のスカートは長い!という結論に。
==
女子高生なんて短すぎると思うけどなあ、
と思いましたが、数字には説得力がありました。
そして、その理由を探るうち、
年齢や容姿を気にする書き込みが多いことが
○○さんは気になったそうです。
何歳になっても、足が太くても、
好きな服を好きなように着ればいいのにね。
アインさん(ベトナム)
日本人の統一性が強すぎる?
日本における就活生の服装に見る
異様な黒ずくめ集団におののいたアインさん。
就活生の画一的ファッションは話には聞いていたけど
ここまでとは思わなかった、と。
日本企業が求める服装の規範は
少なくとも表向きは決して画一的ではないのに、
なぜ現実はそうならないのか。
==
「同調圧力」や「村社会」というワードが先行して
やや頭でっかちな内容になってしまいましたが
留学生の目を通して改めて就活スーツを見ると
それはやはり「異様」と感じられるのでした。
※このシリーズ、今期分はあと1回。
テツの話もありますよ〜。
]]>夏の夕空が好きです。
宇宙を感じるような深い色。
冬ほどではないけれど
思いのほか空気も澄んで
夕映えがうつくしい日も多い。
この写真
手前にはウリ猫の耳が
写っておりますのよ。
ウリはときおりイタイイタイの大波にさらわれつつも
それがおさまれば、平常運転です。
酷暑の続く9月も
日が落ちればさすがに秋の気配。
そんな夕べには、
いっしょにベランダに出ます。
日が沈み、
満月を過ぎた月がのぼるまで
ウリ猫は飼い主のひざ下にもぐりこみ
飼い主は大の字になって
覚えたてのサソリ座や
ハクチョウ座をさがすのです。
(ベランダの修理しといてよかった!)
(星座版の読み方もわかってきた!)
晩酌のお供にも来てくれます。
どうしてもひざには乗らない。
ひざ下にもぐりたがるので
オバは大あぐらです。
行儀悪くてごめんあそばせ。
朝は新聞にも付き合います。
「ウリを読め!」
「読むがよい!」
ちいさな灰色しましま
じょうずに生きています。
*
留学生は見た!シリーズ
あと2回続く予定なり。
あした(か、あさって)には
#3をお送ります。
まだまだ夏真っ盛り。
入道雲を背に
青々した田んぼの上を
ツバメが飛び交っていました。
着いたのが昼過ぎ。
母のとこへ行く前に
お蕎麦でも食べようと
歩き出したものの......
いや、暑い!
東京より暑い!
店を選んでたら、焦げる!
どこでもいいから入らねば!
ーーと、適当に飛び込んだ
駅前の小舟というお蕎麦屋さん。
これがおいしかった。
生気を取り戻して
デザートまでいただきました。
*
コロナ禍をはさんで
帰省が間遠になるうち
実家は「無人」感が増しました。
日帰りや一泊では
掃除だけで一日つぶれます。
というわけで
今回はホテルに泊まってみた!
ふるさとでホテルに泊まるなんて
妙なものだけれど、
プチ旅の気分を味わっちゃえ。
数年前にできたばかりの宿は
実家から徒歩一分。
外国人客に人気のようで
朝食会場は多国籍。
ヴィーガン対応はしていないようですが
私のようなナンチャッテベジタリアンには
食べられるものがけっこうありました。
食堂の椅子には
キツツキのマーク。
郷土の誇り、飛騨産業ですわよ。
**
蛇口をひねれば
冷たい水が出ます。
そこは東京とは大違いだけれど
予想最高気温、37℃!
やっぱり東京より暑い。
あいにく
どこかに帽子を忘れたらしい。
帽子なしで出歩くのは危険です。
自転車はあきらめ
しとやかに日傘をさして墓参りに。
墓のある城山の登り口、
ここにたどり着くだけで大汗です。
木立に覆われた道は
涼しいかと思いきや
やっぱり、暑い。
でも、きれいだなあ。
光と影のコントラストに
ミンミンとツクツクボウシの声が
空間を満たして、
夢と現実が重なるような。
途中のシャガに覆われた斜面。
好きな場所のひとつです。
一面の芝桜とか
全山アジサイの森とか
ネモフィラの浜辺とか
ワタシはそういうのが苦手です。
「死んでる」気がして。
でも
自然のバランスで成り立つ
「見渡す限りの○○」は
好き。
やっと墓のあるお寺に到着。
コバギボウシが愛らしい。
兄がお盆にきれいにしてくれてたので
墓掃除は省略。
家から汲んできた水をあげて
そそくさとお参りを済ませます。
日陰のない墓地に
長居は危険なり。
庫裏のわきで一休みしてたら
足元にトカゲの若造がちょろり。
かわいいなあ。
階段を上りかけて
ニンゲンの気配に気づく若造。
「どど、どうしよう」と固まる。
いやあ、ますますかわいいぞ。
***
一泊したおかげで
少しは街も歩けました。
観光客が戻ってきて
古い町並みはにぎわっていました。
漆器屋さんでちいさな買い物。
栃でしょうか。
木目がうつくしい。
この日はオット調達の総菜で
手抜き晩ごはん。
木の小皿は
取っ手のとこが
箸置きにもなるのだ。
いいもん買いました。
]]>
ふと気づけば
日の出は遅くなり
日の入りは早くなっている。
秋?
秋なのっ??
いいえ。
残念ながら、まだです。
まだまだ暑い。
おのおのがた、
どうぞ、お気をたしかに。
みにゃさん、
エアコンを
じょうずに使うのにゃ。
では、
エアコンを使いこなすウリから
つづきをお届けします。
夏休み恒例シリーズ
留学生は見た!
=2023春学期編 その2=
※共通テーマやクラスの概要については
前回の記事をご覧ください。
〜ことば〜
ショウさん(中国)
日本語表現は曖昧過ぎるか?
曖昧表現のメリットとデメリット
日本語能力試験JLPTの聴解の試験に
「これが原因じゃないんじゃないですか?」
という発言に対する応答を選ぶ問題があった。
二重否定は肯定だと思ったのだが、正解は違った。
さらに、チューターとのやりとりでも
「いいね」の意図が理解されずに行き違いがあった。
日本語学習者にとってこうした表現は難しいけど
でも、曖昧な中によさもあるのは事実だ。
とくに相手に言いにくいことを伝えるようなとき
思いやり配慮をにじませることができるから。
===
聴解問題の音声を流した瞬間、
クラスが「あれな〜!」という雰囲気になって
ツカミ効果、抜群でした。
そして、この発表ばかりでなく
「いやだけど受け入れたい」
「苦手だけどがんばる」
というまとめ方をする人が目立ちました。
留学生たち、とってもおとなです。
※ちなみに「〜ないんじゃない。」は二重否定ですが、
「〜ないんじゃない?」や「〜ないんじゃないか」は
二重否定ではないのでありますよ。
〇〇さん(中国)
日本人の丁寧さ
両刃の剣
日本でワクチン接種を受けたとき
ひと動作ごとに声をかけてくれる看護師さんに
自分が尊重されている感覚と安心感を覚えた。
いっぽう、バイト先での経験では
同輩でも細かいことに一々礼を言われたり
妙に丁寧なあいさつをされて、
何となく距離を置かれたように感じた。
「丁寧にしないことのよさ」もあると思う。
===
敬して遠ざける、という敬語の本質を
みごとに嗅ぎ分けていました。
ワタシも夫婦げんかのときは敬語を使います。
マイさん(タイ)
「また遊びに行こうね」
言っているのは本当?
日本の社交辞令について
「また行こうね」と言われたのを本気にしてしまって
「いつ?」と聞いて相手を戸惑わせ、恥をかいた。
これに懲りて、べつの人から「また会いましょう」と言われたのを
本気にしないでいたら、今度は本気だった。
相手に気まずい思いをさせてしまった。
どうやって「本気」を見分けたらいいのだろう。
===
いくつかの経験を経て
相手が具体的に誘ってくるまで
自分からは声をかけない方がいい。
――という結論に達したマイさん。
うーん、それは寂しい。寂しすぎる。
でも、じつは清水もこのあたりが苦手です。
どうしたらよいものでしょう??
オバはちょっくら高山に帰ります。
]]>
そんな孝行娘
(どんな孝行娘?⇒☆)が
お送りします。
夏休み恒例シリーズ
留学生は見た!
=2023春学期編 その1=
「口頭発表と発表資料作成」というクラスの
最終発表のタイトルと概要をご紹介します。
共通テーマは「日本の○○に対する違和感」
発表時間は5分。
テーマとアウトラインの検討段階では
ブレーンストーミングやグループワークを行い
講師からもフィードバックをしましたが、
スライド作成と発表の練習は個人で行いました。
日本語レベルは8段階あるうちの上から2番目、上級のクラスです。
上級のクラスは、どうしても漢字圏出身者が多くなります。
でも今回はミャンマーとベトナムの学生もいました。
今学期は、久しぶりに初回から全面的に
教室で(=対面で)の授業になりました。
とても熱心で、個性際立つメンバーでした。
初めから意図したことではありませんでしたが
5つの小テーマに分けることできたので
それに沿ってお送りします。
まずは万国共通「食」にまつわる話から。
※氏名と国名の扱いは個別に確認しました。
〜食〜
シュウさん(中国)
これって担々麺?
四川人から見る「本格四川担々麺」事情
日本で「担々麺」と称される料理と
四川で食べられている担々麺を比較。
材料、調味料、スープの有無など
大学のシステムにアップロードを拒否されるほど
大量の画像を盛り込んだ熱いスライドを作成。
起源や日本に入った歴史も含め、担々麺を深掘り。
===
発表が終わるころには、
全員、お口が担々麺になっていました。
J.M.さん(中国)
マナーが悪い?
他人に迷惑をかける?
日本人はなぜ歩きながら食べる習慣がないのか
武漢には「過早」 という朝食文化があり
人々は通勤・通学の途中で歩きながら朝食をとる。
それはべつに行儀の悪いことでも何でもない。
スープのある麺類を食べる人もけっこういる。
一方日本では、祭りの時くらいしか見かけない。
行儀が悪いと思われているからかもしれないが
もしかしたら、カラスに襲われるからかも?
===
言われてみれば、たしかに。
ソフトクリームくらいならまだしも、
焼きそばやたこ焼きを歩きながら食べるのは
祭りのような祝祭感がないと、やりにくい。
汁麺をすすりながら歩く武漢の人々の雄姿!
ところで、中国からの留学生がよく言うのですが、
中国ではカラスを見たことがないとか。
ちゃんと分布はしているはずなのに、謎です。
〇〇さん(韓国)
日本人は生卵が好き?
すき焼きやTKGで生卵を食べてみたけど
やっぱり無理、気持ち悪かった。
生食の歴史、他国の事情、栄養価を調べ
TKGを好むかどうかは日本国内でも
地域によってばらつきがあることも紹介。
さらには友人知人に独自アンケート。
===
調べすぎて話が四方に飛び散りましたが
嫌いと言いながらここまで調べた熱意に脱帽。
S.H.さん(台湾)
なんでも”台湾料理”?
タピオカとルーローハンくらいは
味や値段が少々(かなり)違っていても
台湾ブームとして受け入れられるが
中には、まるきり存在しない「台湾料理」も。
その極めつけは、「名古屋台湾ラーメン」。
調べても謎は深まるばかりであった。
愛されているなら、ま、いっか。
===
「台湾グルメ」の看板の写真には
学生たちに見覚えのある街角やフードコートが。
教室にくすくす笑いが広がりました。
「ドイツで食べたことのないドイツ料理」や
「ありえないインドネシア料理」の話は
ほかのクラスでもよく聞きます。
日本料理だって、海を渡れば変身するし
おいしければ、ま、いっか。
*
発表者はぜんぶで15人いるので、
まだ続きます。
来週になるかもですけど、乞うご期待。
]]>
掃き溜めにウリ。
オット氏のオ部屋です。
6月半ばごろから
ここが気に入って
近ごろでは入り浸り。
オットットは
うれしくてたまらない。
長年冷遇してきたオジちゃんに
ここへきて義理を果たす。
感心な猫です。
そんな孝行猫がお送りします。
夏休み恒例シリーズ
留学生は見た!
=2023春学期編=
を、
(たぶん)明日から
お送りします。
本日は予告のみにて失礼!
*
失礼すぎるので、おまけ。
あいかわらず短めのオテテ。
With ビョーキ・ライフでも
体重は落ちていません。
ほんとにえらい猫です。
それはいいのだけれど
エアコンのリモコンに
乗るのはいかがなものか。
この酷暑に
暖房のボタンでも押しちゃったら
一大事です。
ウリは悪くありません。
片づけられないオットが悪い。
リモコンだけは
ちゃんと安全な場所に置くべし!
]]>
雷ゴロゴロ、
雨ザアザア。
何日ぶりでしょう。
雨が降り出しました。
大雨の被害も出ているというのに
はしゃぐのは申し訳ないことながら
ウリ地方にとっては
待望の雨です。
35度越えの日が続き
雨水タンクは底をつき、
庭はカラカラ、
露地植えの草草までが
枯れ始めていたのです。
雷鳴をよそに
ウリは
イタタの波を乗り越えて
穏やかに眠っています。
ありがたや。
オバも
大の苦手の成績処理が
まもなく終わりそうです。
今はただ
雨の音に聞きほれる。
ありがたや。
]]>
まいったです。
暑すぎて
ボヘボヘです。
でも
そんにゃことでは
いけにゃい。
ニンゲンなら
ちゃんと服を着にゃさい。
猫だって
着てるですにょ。
*
ほんとにもう
どんなカッコでいれば
よいのやら。
夏休みはまだ遠い。
遠く、逃げ水のかなた。
オバは
着たほうが涼しい――
と謳うユニクロで全身を固めて
授業に出ておりますけれども
いや、あづい。
北の国から来た留学生たちは
文明人の限界に挑戦するような
ファッションです。
(目のやり場に困る。)
朝の8時から
すでにギンギラの太陽のもと
さわやかな笑顔で走り去る
ゴミ収集員さんには
もう尊敬しかありませぬ。
どうかみなさま
ご自愛くださいませよ。
]]>
出ましたよ〜。
記念すべき
連載20回目は
ど〜んと増量3ページ!
ぷぅっと膨らませました。
*
さて、先週のドッキリ。
ウリの歯が抜けました!
ものすごく痛がって
口もとを気にして
ジタバタするので
すわ病院、病院と
焦りまくったのですが
ふと見ると
敷物に、歯がいっぽん。
抜けたら出血も止まり
ウリ猫も落ち着いて、ほっ。
いやあ、焦りました。
ウリすけ
とことん、エライ。
**
そのあくる日の
ひとり晩酌。
オットトは外で食べてくると言うし
とても疲れた一日だったので
冷蔵庫にあったものを
何の工夫もなく小皿に並べる。
でも
ナスは色よく漬かってるし
いただきもの島らっきょと
ムロアジのくさやが
超絶うみゃいのだ。
それに、じつは
ひとり晩酌ではないのよ。
ここは夏の夕方の
ヒミツの食卓、
はい、☆風呂ぶた亭☆
2面に窓があって
風が通るうえに――
その窓の外には
こんなお供がいるのだ♪
ではおまけの
まちがい探し。
A
B
カムバ〜ック!
もう、ね、
ピントなんか
どーでもよろし。
キラキラお目目と
ピンクのベロが
写ってればいいのだ。
おまけにこのオテテ!
*
毛づくろいが趣味のウリですが
以前の調子で舌をふるうと
お口イタタになります。
毛玉を吐くのもやっぱり痛い。
ですから
オバがせっせと
ブラシをかけてやるのですが
それでも多少は
毛を呑んでしまうらしい。
この日は、
☆夏の朝の日課☆の
「草取って来て?」をしたのです。
すなわち
新聞を取りに出るオバを
玄関まで追ってきて
期待に満ちた目で見上げた!
何週間ぶりでしょう。
うれしい。
うれしい、けど......
しゃがみこんで
「イタタになるよ」と説得します。
でも、ウリ猫、諦めない。
迷いましたが
食べさせてみることにして
庭からやわらかそうな葉を
摘んでもどると
オバの膝に手をかけ
伸びあがって大喜び。
このあとやっぱり
イタタにはなったのですが
それでも
うれしいひとときでした。
**
ニンゲンも
葉っぱ食べた。
里山ボランティアの仲間が
りっぱなレタスを2玉も
持ってきてくれまして。
熱したフライパンに放り込み
ゴマ油とオイスターソース。
きれいだなあ。
おいしいなあ。
さらに、その晩
ご近所さんから鮎が届く。
地味〜な食卓が一転豪華に。
が、
この晩は日本酒を切らしていた。
痛恨の極みなり!
(川魚は背が手前でしたっけ?)
食べ物を恵まれるって
うれしいものですね。
]]>
先週の日曜のこと。
外出から帰ったオバに
オットットが
「二階、二階」と
うれしそうに言う。
二階に上がって見ると――
鉄板猫!
ああ、うれしい。
目が合うと――
コロン♪
グネン!
のび〜〜。
もいっちょ、コロン♪
オテテそろえての、
あんよ引っかけワザ。
どうよ。
どうよ。
どうよ。
ああ、
オバは写真を選べない。
ふ〜、しあわせ♪
*
正直なところ
春に病気が発覚したとき
いろんなことを諦めました。
お口痛い。
服を着なくちゃいけない。
毛づくろいはできない。
草も食べられない。
お水さえ飲めなくなる。
鉄板猫も
その一つでした。
もう見られないだろう、と。
そもそも
夏を迎えることはないかも、と。
ところがどっこい、
ウリぽんは偉大なり。
「With ビョーキ」ライフを
軽やかに生きています。
ここに
鉄板猫2023降臨!
晴れた日は
ちゃんとベランダに出て――
半身浴。
雨の日もベランダに…
出たりはしません。
ウリはかちこいのだ。
オバも元気です。
元気すぎるニンジンを
もらったり、
静岡から
釜揚げのシラスと桜エビが
届いてウハウハしたり。
静岡在の送り主さんとは
10年に一度会うか会わないか、
かそけきご縁ながら
会えば間違いなくたのしくて
ときを忘れるような関係。
そのようなお人が
わが人生にいてくれることが
しみじみありがたく、うれしく。
*
おまけは
かわいい女給さん。
おとといの土曜は
診察日でした。
猫もヒトも
お医者さまにホメられましたよ。
よくがんばってますね、って。
]]>
「とっすん」、
いただきました〜。
じつは、ここ数週間ばかり
晩酌につきあってくれない日が
続いておりました。
でも、この晩は
ひさしぶりに
ベンチに上がってきてくれた♪
何度か向きを変え、
じれったいほどの
「タメ」のあと――
とっ......
すん!
足首にかかる
おつむの重みとぬくみ。
オバはうれしくて
酒が進むのであります。
うぇ〜い♪
*
連休中に干してたドクダミを
ようやくお茶にしました。
6月も半ばちかく、
北に回った太陽が
台所の窓からさしこむようになって
妙にドラマチックな
ドクダミ茶の図。
恐縮ながら――
これは5月23日の晩。
今年は春が早くて
一足飛びに夏の気温になりました。
だから
5月早々に火道具をしまったのに
その後また寒い日が続きました。
でも
ツバメの仔も巣立ったし
ムクドリは二番仔を養っている。
ホトトギスも帰ってきて
うるさいほどに鳴き回っている。
さすがにもう焚かないでしょう。
たぶんこの晩が、焚き納め。
黒い箱は
今シーズンも
ウリ猫を温めてくれました。
ありがとう。
なんていってるけど
梅雨寒をいいわけに
またちょっと焚いたりするんだな。
]]>
きょうの写真は
ほぼリアルタイムの
撮って出し。
あっち向いてホイ。
こっち向いてホイ。
もっと向いてホイ。
下向いてホイ。
ずぇったいに
見にゃい!
いいのよ。
オテテを鑑賞しましょう。
しまい忘れも
どぞ!
あ、アゴニキビが......
*
お腹の調子が
やや不安定ですけれど
おおむね順調な
ウリぽんをお届けしました〜。
気温の乱高下が続きます。
みなさまもご自愛ください。
ちっちゃな灰色しましまは
なかなかの健闘ぶりです。
以下、写真は5月の連休から中ごろ。
きのうの日曜は
3週間ごとの診察日でした。
お医者さまの口ぶりからは
「予想以上にがんばってる」
という、かすかなオドロキが
感じられました。
ウリ猫が患っているのは
扁平上皮癌です。
思い返せば
拾ったばかりのころ
肝臓の数値が絶望的で
「一歳の誕生日は迎えられないかも」
と宣告されたほどでした。
が、
ちび猫は軽々とお医者さんの診立てを
裏切ったのだった。
今回も
裏切る気、満々。
こんなふうに
呑気にしていてくれると
飼い主は救われます。
救われついでに
食い気に走る。
駅までの道中に
ホオノキが大きく育っている。
堂々たるその葉っぱを
少々いただいてきまして――
前夜の残りの焼き魚
新ショウガ(去年のだが)のガリ
庭のミョウガとサンショ。
飛騨に伝わる
朴葉寿司。
軽く押して半日。
またある日は
弓道場の草取りで手に入れた
ノビル。
糠床も好調です。
ノビルには
つぼみもついていたので
どうせ抜かれるのなら、と
試しにもらってきて
チヂミふうに焼いてみました。
「矢印」がかわいい。
ムリにも季節を愉しむ。
ちっちゃな灰色しましまウリに
飼い主は励まされております。
庭のドクダミも抜いて
干しましたよ。
ウリや、ありがとう。
ちゃんと「今」をたのしもうぞ。
★日本語「落花生」
ウリすけの
落花生みたいな寝姿は
オバの大好物です。
☆3月20日の記事☆より
シルエットがコツコツしちゃうのが
残念ではあるけれど
やっぱりオバの大好物です。
=以下、4月半ばの写真=
殻つきでも
ちゃんとお顔は洗うのだ。
うしろでオジチャンが
コーヒーをゴリゴリ挽いてても
気にしない、気にしない。
あら〜、
お目目に「前髪」が♪
晩酌のおともも
しっかりしますよ。
あいかわらず
ひざの上には絶対乗らぬ。
オバは(やむを得ず)
片膝立てて茶碗酒。
お見苦しいことでスミマセン。
けど
ウリ猫がかわいいから
自慢させてくださいな!
⇩日本語メモ⇩
「殻つき落花生」はOKな日本語か?
]]>
ときは春、
新緑のベランダにて
ご機嫌ウリさん。
背後のネットは転落防止柵です。
慣れない着衣で
感覚がつかめなかったのか、
先日、コロンコロンしてて
落っこちそうになりましたのでね。
オバが突貫工事で設置しました。
総工費一千円!
百円ショップよ、
ありがとう!
水兵さんも
ご機嫌さん。
おかげで安心して
放牧できるようになったので
この札(⇩)が復活。
以前からやっていたシステムで、
ウリをベランダに出したヒトが
目につくところに置いておく約束。
暑い日、寒い日に
うっかり締め出さぬための用心です。
飼い主どもの「ド忘れ力」が
スバラシイもんですからね。
着衣になってからは
かならず付添人が同行していましたが
柵ができたので
放牧を再開したわけです。
二週続けて
日本語バナシいっちゃいます。
単なるメモですけれども。⇩
]]>
かわいい猫
ピンボケだけれども
かわいい猫。
かわいい猫が
足首あっため中。
目ヤニは気にせんでくだされ。
念には念を入れて......
クロス技であっためる。
さらに、さらに、
ぎゅぅっ♡
ああ、あったかいよ。
*
昼間は汗ばむほどでも
まだ冷え込む晩もあり。
ニンムのあとは
いちご柄でおくつろぎ。
※久しぶりの日本語バナシ⇩
]]>
なんとウリすけの
イメージカラーそのもの。
看護師さんたちも
これが似合うと
思ってくれたのかしらん。
少し動きにくそうにしながらも
次々にニンムをこなす
ウリぴょ。
=足首あっため係=
=膝下もぐり=
=お接待=
=「ぺ」=
=「ふぅ〜」=
=「・・・」=
明けて翌朝には
☆宿敵のモップとも
しっかり戦い
平常運転のウリなのでした。
そして、その晩も
足首あっため係を担当。
いろいろたいへんだけれども
のんびりしっかり
がんばろうね。
以上の写真は3月末頃撮影。
窓の外は
すっかりみどり。
初夏の水兵さん。
囚人服とか言わにゃい!
いちご柄もあるですにょ。
きのう
もう1枚届いたし、
ウリちゃは衣装持ちです。
*
この半月というもの
新学期が始まる、
千葉までの早朝出勤が始まる、
(週1だけど早起きは苦手!)
パソコンが固まる、
しょっちゅう固まる、
そしてウリの新生活。
オバはキャパオーバーで
青息吐息でした。
でもウリ猫は
とても上手に生きてます。
痛くないときは、ご機嫌。
痛いときは、寝る。
見習おう。
**
更新の間があいてしまい
ご心配いただいたかもしれません。
猫も飼い主も
えっちらほっちら
何とかやっております。
年度初めは
ただでも色々ありがち。
みなさまも
どうぞご無理なさいませぬよう。
]]>
ルッキズムといわれようと
かわいいものは
かわいい。
目ヤニ、ついてますけども。
あ、
余計な指摘でしたな。
ほんに表情豊かな猫だこと。
美少女、
アンヨうんまい。
おまけの
桃色ぺろりん。
以上、
春分の日の晩のことでした。
*
この翌日から3泊4日の入院。
上の写真は
入院を前に情緒不安定気味のオバが
撮りまくったうちの一部ですが
4日後、無事に退院しまして
今はしごく穏やかに暮らしています。
いろいろ
心に折り合いをつけながら
更新しておりますもので、
若干のタイムラグをお許しあれ。
そして本日
オバは高山に日帰り弾丸帰省!