だったった!





おニューのカメラで撮りました。


記念すべき1枚めは、ウリ猫
P9030001.JPG


最後まで気心が知れなかったLUMI子2号と違って、
寄ったり離れたり、自由自在。
やっぱりおばレベルの腕前ですと、
シンプルなデジカメが、お気楽でよござんす。


うれしくなって、猫を追いまわす。


ぐ〜りこぉ〜
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寄り放題!



などと遊んでおりましたら――

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あっら〜♪

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あ〜ららら〜♪

イッコニコ母しゃんから、
9月9日記念のお写真が送られてきました。

捨てられていたイッコとニコの誕生日は、不明です。
拙ブログを始めた日にしちゃいましょ、と決めて以来、
白いふたりの里親さんとなったイッコニコ母しゃんは、
その日にかならず写真を送ってくださるのです。

片手に2つまとめて乗せられるほどだった、
あのちっぽけな豆大福が、なんとまあ、3歳だそうですよ。
ありがたや。めでたや。ありがたや!
(イッコとニコの物語は、このあたりからどうぞ。⇒



ということはですね、
過ぐる9月9日は、ブログ開設記念日でもあったわけです。
つまりですね、
すでに5年めに入っていたのだったった!


日本語のおもしろさを日本のひとにこそ知ってほしい、
という、崇高なる目的意識から始めたはずだったのに、
方針はブレまくり、何だかもうワヤクチャな記事ばかり。

猫ブログだと思って来たら、辛気臭い日本語の話、
日本語の話を読みに来たら、へたくそな花の写真、
飛騨の情報を期待して来たら、くだらん猫のろけ......

そんなこんなで、せっかくの読者(候補)のお客さまを
毎回ガッカリさせているのではなかろうかと思います。
すみません。

お見限りなくお訪ねくださるみなさまがあればこそ、
細々とつづいております。

ありがとうございます!

これからも、あっちにフラフラ、こっちにヨタヨタ、
まとまらない内容ばかりとは思いますが、
猫らもつきあってくれるようですし、
まだまだつづける所存にございます。

かわらぬごひいきのほど、
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

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ランキングボタン2つ押しのお手間も、
いつもありがとうございます。



※ささやかなプレゼントをご用意しました。
 つづき(↓)をお読みいただければ、ありがたく。
 ==10月10日記==
 プレゼントご応募の受けつけは締め切りました。
 12名さまが手を挙げてくださいました。
 ありがとうございました!
 猫抽選、がんばります。(がんばってくれ、猫!)

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もらいました。

☆ロケで拾った日本語【もらいました。】




もらった。

  P1200150.JPG



おきゅぱいPC。


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ドラマのロケ現場で拾った日本語#4は、
 「もらいました。」です。(↓)

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分度器&神岡のまち





替えたばかりのシーツの上で、

分度器をキメる猫。

 
やっぱり80度ぐらいですかね?
☆前回の分度器寝



こたびのドラマの方言指導のしごとのおかげで、
飛騨一円をぐ〜るぐる、
なじみのなかった場所に、視野が広がりました。

飛騨高山に生まれ育ちながら、
18歳までのわたくしは、じつに行動範囲が狭かった。
こんなにいっぱい魅力的な場所があるなんて、知らなんだ。

中でも「いいなあ、このまち。」と思ったのが、神岡です。
お時間ございましたら、「続きを読む>>」にお進みください。


また へたくそな しゃしんを みせるつもりにょ。
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※へたくそな写真を補うのは、アナタの想像力!
 いざ、岐阜県飛騨市神岡町へ。(↓)

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飛騨っ子の版画





奥飛騨は、お盆を過ぎると秋の気配。

FJ310332.JPG


ドラマ『ガッタンガッタンそれでもゴー!』の、
主人公二人が通っていたという設定の小学校は、
こーんな気持ちのいい空の下にありました。

圧倒的な緑に囲まれ、
そりゃもうきれいな水の流れる川を前にひかえた校舎。


正面玄関を入ると、
かわいい下駄箱がずらりと並んでいて、
周囲の壁は、ギャラリーになっていました。


きょうはどうしても
そこに飾られていた版画をご紹介したくて。
※撮影に立ち会っていらした当直の先生に
ブログ掲載の許可はいただいてあります。



まずは4年生の作品。




飛騨は版画のさかんな土地です。
いや、ほかの土地の小学校がどうなのか知らないのですが、
とにかく私が小学生だったころも、図工といえば版画。
一年生のときから彫刻刀を握っていました。





魚と猫のお話を絵にしろという課題だったのでしょう。
お話の筋はわかりませんが、
とにかく魚は大きくて、猫はたいへんな目に遭っているのが
よーく、わかります。


おつぎは、2年生の作品。

FJ310347.JPG


チャボは、思ったより大きくて重かったんだろうな。
アシをジタバタさせるから、ワタシはちょっと怖かったのかも。
それでもふわふわで、あったかくて、
すごくワクワクしたんだろうな。



この「チャボをだっこしたよ」は、木版ではなくて、
紙を貼り重ねて版を作ったもののようです。

彫るにせよ、貼るにせよ、製版は地味な作業です。
指は痛いし、ちょっとたいくつだし、
どんな絵ができるのか、見当もつかないし。

そんな地味な作業のあと、いよいよ印刷です。
インクを乗せて、紙を置いて
竹皮のバレンでゴシゴシして、
あ、あんまりゴシゴシすると紙がずれるよ!

そうして、息を詰め、
端の方らそっと紙をめくる......

!!

一気に世界が反転して、
予想していたよりずっとスバラシイ絵が現れて、
わ〜い♪


インクのにおいと、
ワクワクとハラハラがまじった気分を思い出しました。



おまけ。

小学校のお手洗いって、こんなに低いんだなあ。
レモン色レモン型の石鹸が網に入ってぶら下がってました。
「男かべ」というのは、雑巾の使用個所の指定でしょう。
「女ゆか」とか「男べんき」とか、分かれているのです。

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車いす用トイレのあるのが、
わが小学生時代との違い。
うむ、社会は進歩しているのだな。


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言うことに意味がある。

 ☆ロケで拾った日本語【ありがとうございます。】



オットットの京都みやげ、漬物各種。
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ウリもあります。
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ありがとう。
(冷酒に合うのよ♪)


ウリ
なんか、
ウリ猫にはちっともうれしくないけれど。

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ドラマのロケ現場で拾った日本語#3は、
 「ありがとうございます。」です。(↓)

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ウリの頭の上のあれ





先日の記事で、
ウリの後ろに写っている丸いのは何?と、
猫の ののちゃん
kitcatさんからご質問をいただきました。



これです。
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もうちょっと離れたほうが、わかるかな。



こういうものです。
P1200355.JPG



こうやって使うものです。

(楽天市場に飛びます。)



わが机上に来てから、もう7、8年になるでしょうか。
ティッシュ使うたび、ほのかにたのしいデス。



ところで、ウリって、どうしてこうなんでしょう。
首を曲げていると、
肩に近いほうの目が、極端に細くなるんですよ。
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ほっぺたのお肉のせい?



などとのんきな話をしていられるのも、
天変地異がわが家の周辺をよけて行ってくれたおかげ。

時の運で災難を逃れたわたし、
何かできることないかなあ。
でも何をするのがいちばんいいか、わからないしなあ。

なーんて思っていると、
何もできません。

イチバンイイことはわからないけれども、
トリアエズできることは、あります。

トリアエズ犬猫が好きだから、
トリアエズ犬猫に役立つことをしよう。
それでいいんじゃないでしょうか。


点猫blogのばんさんが教えてくださった窓口↙



茨城県動物指導センター

この中に、
被災ペットへの支援物資についてというPDFファイルがあります。
必要なものは日々変わります。
こまめに更新されていますので、
何か送ろうかな、と思いたった方は、
まずは上記サイトで、最新情報をご確認ください。
=9/20追記=
受け入れは(いったん)休止されています。
迅速に、十分、集まったということですね♪
でも避難が長引けば、また再開されるかもしれません。




※ところで、猫の ののちゃんとこでは、
 ただいま、ペットショップってどうなの?
 しかも、ペットのレンタルってどうなのっ?!
 というキャンペーン展開中です!
 何それ、と思われたら、ぜひご一読ください。
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待つことと見つけたり。





ビジン・モードのグリコさんを撮る。
P1200031.JPG


前から撮る。
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後ろから、撮る。
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(事故前のLUMI子2号が撮った写真です。)




テレビの前でカリントウくわえて、ぼへっと見ている身では、
それまで考えたこともなかったのですが、
ドラマの撮影というのは、同じ場面を何度も何度も撮るんですね。

たとえばマダムが物思いにふけっているシーンがあるとします。

 ・ぽつんとソファに座っているマダム
 ・愁いを帯びた横顔のアップ
 ・背中から話しかけられて振り向くマダム

なんていうふうに、わずか数秒で描かれるシーンです。


カメラが2、3台あれば撮れるじゃん、ぐらいに思ってました。
ごめんなさい。
これ、全部べつべつに撮らんといかんのでした。

ひとりぽつんと座っているマダム、
――の、すぐ横にアップを狙うカメラがいるわけにはいかない!
振り向いたマダム、
――の、向こう側にカメラが写ってたら困る!

やー、視聴者にとってカメラの存在は透明人間なんですよねえ。
「カメラ写る」なんて、考えたことありませんでした、わたくし。



というわけで、撮影現場は、ひたすら同じことの繰り返し!
AさんBさんの、たった10秒の会話でも、
一度Aさんの背中から撮ったシーンを、
今度はBさんの背中から撮るわけです。
さらに2人を離れたところから撮る必要もあったりするわけです。

そのたびにカメラも照明もマイクも、いっせいに撤収、移動、設営。
機材といっしょに、もちろん例のケーブルも、移動します。
伸ばして、丸めて、運んで、また伸ばして......



さらに考えたことのなかったのは、「記録」というしごと。
役者さんの立ち位置はもとより、手に何か持っていなかったかとか、
髪を耳にかけていたかどうか、などということをチェックするのです。
胸ポケットにさしていたボールペンは赤が右だったよね、なんてことまで。

そうしてすべての準備が整ってから、初めて役者さんのお出ましです。
ドラマの撮影はお芝居を撮ることだとばかり思っておりましたが、
実質的な時間配分は、準備9割、お芝居1割という感じでした。


上から撮ったら、黒ナマコ。



問題はですね、役者さんがいない場所にセリフはない、ってことです。
セリフがなければ、方言指導の出番もない、ってことです。

神岡鉱山の地底深く、暗闇で寒さに打ち震えつつ丸1日......
旅館の裏手でヤブ蚊にさされながら、数時間......
神岡の化粧品店の裏階段で独身の雛様状態、丸2日......
小学校のちっさな椅子にお尻を押し込んで、小半日......
長良川鉄道を貸切車両で、5、6往復(これは楽しかった♪)

あんなとこで、こんなとこで、ひたすら、待つ、待つ、待つ。

方言指導のおばさんは、ようやく悟りました。

方言指ドウと云ふは、待つことと見つけたり。


待つべし!
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(応援、ありがとうございます。)

※ドラマのスタッフブログに、エキストラ写真館が開設されました。

とります。

☆ロケ現場で拾った日本語【とる】



そんなかっこうでは寝苦しかろう。
P1200494.JPG




などという心配は、ご無用。




次に見たら、こうなってました。
P1200495.JPG  


何も考えていないって、いいよなあ。
おばはちょっと首をひねりすぎて、
考えすぎて、頭が痛くなりましたよ。

「とる」という単語についてです。

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※ロケ現場で拾った日本語第2弾、
 「とる」についての考察に続きます。(↓)

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