2016.05.30 Monday
2016.05.27 Friday
初夏のおいしいもの#2
この朝は、ベランダ先取選手権を勝ち抜いた、灰色しましま。
とにかく「お外」が気持ちいい今の季節。
たいていのものは、外で食べると、なおおいしい。
ベランダ猫の後ろで枝を広げるヤマボウシ。
満開です。
北庭に回ると、テイカカズラ。
巴型の花がかわいい。
テイカカズラは、種がまためちゃくちゃおもしろいんですよ。
写真に撮ってお目にかけたいと思っているのですが、
いつも気がつくと、はじけて飛んで行ってしまった後。
この秋は、逃さんぞ。
*
先日の柿の葉寿司の評判に、すっかり気をよくしまして、
今度は、朴葉寿司にチャレンジ!
駅からの道に、ホオノキが1本あるのです。
まだまだ若木で、葉っぱをむしるのは気の毒なようで、
これまでずっと我慢してきました。
が、十数年そのそばを通ってきて、先日ふと見直せば、
あらま、ずいぶん立派な木になってるじゃないの。
これならちょっとくらい失敬しても大丈夫だわね。
というわけで、葉っぱを4枚、もらってきました。
ホオノキの葉っぱは、何しろ大きい。
写真右端のなんて、長さ30センチはありましょう。
だから、柿の葉寿司と違って、作るのはほんとに簡単。
食べるにも、1つか2つでお腹がいっぱいになります。
裏庭にはミョウガも出ていたので、
根元の柔らかいところを刻んで混ぜました。
ごちそうさま。
願わくは、
あのホオノキが切られませんように。
来年も再来年も、お寿司が作れますように。
その前に、
食欲全開の熱視線で、枯れちゃいませんように。
2016.05.25 Wednesday
日向ぼっこらない
ついこのあいだまで
日なたを慕っていた猫が、
鼻先30センチあけて、日なたを回避。
夏近し。
*
ウリ猫はどこだ?と探せば、
おみくじ箱にいる気配。
先日ステレオがついに寿命を迎えまして、
(⇒☆ステレオの思い出写真)、
撤去後の跡地にこの箱を置いたら、さっそくおこもり。
妙に渋くキメておりますな。
窓から覗くと、こんな顔。
無理にカメラから視線を外すもんだから、
盗撮風味がただよう。
ところで、いつまで鯉のぼり↗なの、と言われそうですが、
生まれ故郷の高山では、端午の節句も月遅れの6月ですのよ。
2016.05.23 Monday
ほっぺたぷっすー
★日本語【遊びの名前】
猫には、関係ないけど、
今がおいしい、
そら豆。
茹でたてを、はふはふ♪
そら豆のさやの内側には、毎回、感動する。
一寸法師になって寝てみたい、ふかふかベッド。
そら豆母さんの愛があふれてるよね、って思う。
さやに入ってる豆たちがそら豆の母さんになるんだけどさ。
それはともかく、
グリコさんは、
ちっとも興味を示してくれない。
――ので、嫌がらせ。
ほっぺた、ぷっすー。
「ねえねえ」と声をかけて、振り向いた相手のほっぺたに
人差し指をぷっすー、という遊びがありますが(ありますよね?)、
あの遊びには、何か名前がついているものでしょうか?
ご教示を乞う。
と、かろうじてコトバにこじつけおおせたところで、
今週の日本語バナシは、これにておしまい。
2016.05.20 Friday
初夏のおいしいもの
木々の緑がすっかり濃くなりました。
グリコ耳の向こうは、1軒おいたお隣の、大きなムクノキ。
冬には小鳥食堂になるし、ありがたい借景です。
それに比べたらうんと小さなわが家の柿の木も、
それなりに元気に生い茂り、雨の日には木の下闇が濃い。
で、徒長した若い枝をちょっと切りました。
ただ切って捨てるのももったいない。
よし、アレを作ろう。
*
塩ジャケを買って来て、そぎ切りにします。
新生姜の甘酢漬けを取り出します。
昆布をひたして、酢飯を炊きます。
教科書は、辰巳浜子『料理歳時記』(中公文庫)
去年作らなかったので、念のために、手順を再確認。
あとは、ちまちま、ちまちま、
ひたすら丸めて、包んで、木桶に並べます。
半日、重しをかけて放置すれば、
すれば――
あー、あはは。
写真を撮る前に、ぜんぶお腹に入っちゃいました。
柿の葉寿司の完成品は、
おのおのがた、ご想像くださいまし。
アケビのツルも、採れましたよ。
さっと茹でて、何度か水を替えてさらします。
このときは、ワカメといっしょに、お汁の実にしました。
寿司に使った塩ジャケは、皮も骨も、捨てません。
チリチリに焼いて、お茶漬けの友に。
めんどくさいけど、
たのしくておいしくて、
幸せな初夏の行事です。
2016.05.18 Wednesday
愛鳥週間
ぽつーん。
*
ウリグリのトイレ用品を買ったら、
届いた段ボール箱に、こんなチラシが入っていました。
ヒナを拾わないで!!
そうなんです。
初夏、巣立ちの季節、心優しい人は、
ぽつーんと道端に落ちているヒナを見過ごしにはできない。
つい、拾ってしまうのですが――、
ひろわないでくださいにゃ。
かならず、親鳥がすぐ近くにいます。
だから、その場から静かに立ち去るのが、いちばんの上策なのです。
地面にいるヒナにも、親たちは果敢に餌を運びます。
ヒナは、その日のうちにも親鳥のあとをついて飛べるようになります。
あんがい だいじょうぶなもんですにょ。
車に轢かれそうで放っておけない、というような場合でも、
近くの植え込みなどに移してやるだけにしてください。
家に連れて帰っても、あなたに野鳥は育てられません。
あなたは誘拐(&殺害)犯になってしまうだけです。
ヒナを拾わないで!!キャンペーンは、
野鳥の会などがもう20年以上も展開しているのですが、
まだまだ知られていないなあ、と思う事例をよく見聞きします。
ペット用品といっしょに啓発のチラシを入れてくれたお店に、感謝!
*
一転、こんな記事を見つけました。
今や、ツバメの最大の天敵はヒトなのか?
泥やフンを落とされるのが嫌で、巣を撤去する人が少なくないらしい。
ツバメは、人の住まない町には巣をかけません。
野生動物のくせに、わざわざヒトのそばを選んで生活する鳥です。
カラスやヘビから卵やヒナを守ってもらえると信じているからです。
ニンゲンの存在が野生動物の役に立つなんて、
とても光栄なことだと思いませんか?
ツバメたちは、一方的にヒトを利用するだけではありません。
田や畑の上を飛び、たくさんの虫を取ってくれます。
1羽のツバメが、ひと夏にどれほどの「害虫」を退治してくれることか。
車が汚れるから、などといった理由で、巣を落とす人たち、
自分とは異質な生き物を身の回りからどんどん排除して、
そうして、
地球でただ一つの生命として生きて行けるとでも思っているのでしょうか。
害虫は、殺虫剤を撒けばいいもんね、とでも思っているのでしょうか。
かなしい。
2016.05.16 Monday
ウリの抗議
2016.05.13 Friday