さよなら、11月。

 

 

 

庭の草がとぼしくなってきました。

 

 

朝、新聞を取りに出て戻ると、

玄関土間で、灰色しましまがキラッキラ顔で待っている。

手ぶらでは通してもらえないので、ふたたび庭に出るけれど、

もう2度ばかり霜も降りた庭には、緑が少ない。

 

 

 

かろうじて見つけた、ひょろひょろのイネ科の何かを進呈。

 

P1290389.JPG

 

P1290385.JPG

 

そろそろMUJIの猫草栽培キットの出番ですな。

 

 

 

 

おまけ。

 

今シーズンは、煙突掃除と薪ストーブの焚き初めが同日でした(10月15日)。

いつもなら、早めに煙突掃除をすませ、火道具なども取りそろえて、

ワクワクと寒波の到来を待ちかまえるのですが、

今年の冬は、あまりに唐突に始まりました。

 

今夜は焚かないと凍えちゃう!というその日になって、

大あわてで夕暮れ間近の屋根に上がり、煙突ゴシゴシ。

 

 

取れたススは、こんなもんでした。

サラサラの細かいのが、お椀に軽く1杯というところ。

 

PA150003.JPG

 

薪ストーブと暮らし始めて15年。

初めのころは、このボウルが満杯になるほどススが取れたものです。

 

薪集めと備蓄のサイクルがうまく回るようになり、

じゅうぶんに乾燥した薪を使えるようになったことが大きいと思います。

それに、焚く技術のほうも、それなりに上達しているのしょう。

 

薪ストーブをお使いの方なら、おわかりいただけるはず。

これは、「え、これっぽっち?」とホメていただける量ですのよ。

 

 

 

 

じょうできにゃ!

 

PA150004.JPG

 

えっへん。

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

ねこ型はあと型

★日本語文型【〜そばから、...】






猫ネコしいお菓子の詰め合わせをいただきました。

P1290663.JPG

何でしょう、灰色しましまのこのぶすくれ顔は。
自分の食べ物じゃないことがわかるのか。


すね猫は放っておいて、
イソイソと開けてみますと――、




あっら〜!

P1290671.JPG


先日「ひょぇえ〜!」なクッキーをご紹介した折(⇒☆)、
「食べられない物をかたどった食品」がちょっぴり苦手、と書きました。

そうしたら、

そんなことを言ってるそばから

猫型クッキーとにくきう型マドレーヌが届いた!


いや、だいじょうぶ。
このぐらいデザイン化されていれば、だいじょうぶです。
ただ、猫クッキーを割るのはやはり抵抗があったので、
大口開けて放り込む必要がありましたけれど、
でもどちらもたいへんおいしくいただきました。
Yちゃん、ごちそうさま!








さらに、当のモンダイな指クッキーの制作者Tさんからは、
今度は、「普通のクッキー」をいただきましたよ。

P1290665.JPG

はあと型♪


これが「心臓型」だったら、ひるむところでしょうけれど、
ハート型はもう、モトの姿からはるかに遠いですもんね。
何を思い煩うこともなく、じつにおいしくいただきました。
Tさん、ごちそうさま!


**


少し前のことになりますが、到来物がもうひとつ。
猫といっしょ! キウイとベツヲそれからナッツおまけにレイ
ブログ開設9周年記念の品が当たりました!

P1290590.JPG

男木島(おぎじま)土産の手ぬぐいです。
ふだんハンカチ代わりに手ぬぐいを持ち歩いているわたくし、
うれしい、うれしい。
写真のお嬢さんは、抽選委員のレイちゃん。




そして、おまけは、
そのレイちゃんがビシィっと引き当ててくれた抽選札。
ウリ猫の反応をたのしみに、同封してくださいとお願いしたもの。

P1290591.JPG

が、すっかりオバサン化したウリすけは、
まるっきりの無反応で、残念にゃり。

キウイさん、ありがとうございました!

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
 

※1.この記事を、うっかり土曜のうちに公開してしまっておりました。

   あらためて今週月曜の分として、アップし直します。

※2.日本語文型の解説と、はあと型に対するウリ猫の反応写真につづく(↓)。

続きを読む >>

遠慮しない。






ウリ〜、こっち向いてぇ。

P1290653.JPG




にゃに?


P1290650.JPG


きゃあ、かわいい猫!
 

 




えっ、どこに?

P1290652.JPG

いやいや、キミのことですよ。

 

 

 





そのオテテが、たまらん!

P1290647.JPG

 




うんうん、かわいい!
うちの猫は、なんてかわいいんだ!

P1290635.JPG

遠慮はしません。
断固、ホメます。
 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

 

おすすめカレンダー

 

 

 

12人の絵本作家が描く

 

おうえんカレンダー2018

 

 

P1290735.JPG

 

 

何の応援かというと、

福島の子どもたちの応援です。

 

無責任な私たち大人が引き起こした原発事故のせいで、

被曝の恐怖にさらされたり、

ふるさとを捨てさせられたりした子どもたちと、

その親御さんたちを応援するためのお金を作ります。

↓くわしくは↓

 

絵本作家が描く応援カレンダー(Facebook)

 

 

さらに、今回は、こんな約束もされています。

 

===

2018年度版の売上は「一般社団法人 子ども被災者支援基金」に、

そしてカレンダーの売上が寄付金の目標額250万円を超えた場合は、

「SORAアニマルシェルター」へ寄付されます。

===

 

今の調子なら目標額はクリアするでしょう。

福島で見捨てられた動物たちに、

少しでも温かい手が届きますように。
彼らを見捨てざるを得なかった飼い主さんたちに、

少しは気の晴れるときが来ますように。

 

ハート

申し込みフォーム

 

 

 

降矢ななさんの絵は、8月。

タイトルは、「祈り」だそうです。

 

P1290739.JPG

 

どうぞ、あなたの祈りを、福島へ。

 

 

にほんブログ村 日本語(外国語)へ  人気ブログランキングへ

銀杏の変身と、ななさん




街には早くもクリスマスソングが流れ、
郵便受けにはカレンダーの届く季節になりました。


P1290685.JPG

まだ11月なんだけどなあ。


 


飛騨国分寺の大銀杏も、
10月の末にはまだ青々フサフサしていたのに――、

PA310161.JPG
(写真をクリックすると、そのときの記事に飛びます。)

 




PB190054.JPG

半月ちょっとたったこの日(11月19日)、
すっかり黄色に染まり、上の方はだいぶスケスケになっていました。




あと1週間早かったらなあ。
黄色というよりは金色に輝いていたに違いない。

このときは陽ざしがなかったせいもあり、

せっかくの黄葉が、くすんで見えました。

PB190064.JPG

それでも、いろんな国からやって来たお客さんたちが、
うれしそうに梢を見上げていました。



高山の人たちが言うには、
今年の紅葉は、どの木もイマイチだそうです。
この大銀杏も、じわじわ色づいて、じわじわ散っている由。
この木が一夜にして落葉する年は、大雪になるのだそうです。
ということは、この冬、高山の雪は少なめで済むのかな。


**



今回の帰省は1泊2日の、(ワタシにしては)強行軍。

高山でこんなステキな講演会があるというので、

早起きして聞きに行って来たのです。

 

 

自分は数か月前からたのしみにしていたくせに、

みなさまに宣伝するのを失念しておりました。

当ブログをお読みくださる方の中にも

降矢ななさんのファンはいらっしゃることでしょう。

まことにすまんことをいたしました。

 

 

で、講演会はですねえ、たのしかったです!

ご自身の小さいころの思い出とか、

お子さんの小さいころのこととか、

スロヴァキアの、人や自然や食べ物や動物たち、

作品世界に隠れている小さな秘密の数々を、教えていただきました。

 

講演会を主催なさった「ことだま」のみなさんと知り合えたのも、

私にとっては、大きな収穫でした。

本とことばを愛する方たちが、

じつに柔らかな発想で、さまざまな活動を展開なさっているのでした。

知らなかったなあ。

高山の町が、一段と深みを増して目に映るようになりました。

 

 

***

 

 

そしてその翌日は、

ななさんにつきまとって、市内観光。

十年ぶりくらいに、陣屋にも入ってみました。

 

以前は奉行所(=オフィス)部分だけの公開だったのが、

プライベートな役宅と奥庭まで公開されていて、

見ごたえがありました。


PB190036.JPG

 

 

 

ウサギの釘隠しがかわいかったり、

 

PB190035.JPG

 

 

 

 

ふすまの引手が意外にモダンだったり、

 

PB190039.JPG

 

 

 

コケラ葺きのミニチュアが

手の届く高さに展示されていたり......。

 

PB190047.JPG

 

板を葺き重ねることで、こんな柔らかな曲線も出せるんですねえ。

 

 

 

あとは大急ぎで買い物をすませて、帰路につきました。

前回買いそびれたそば粉も、無事に入手。

 

PB190071.JPG

 

エモノを詰めるのに使ったトートバッグは、

ななさんのオオカミつき♪

PEACE FOR CHILDREN

 

 

****

高山は2日間ずっと雪もよいでしたが、
松本を抜けて諏訪湖にさしかかるころ、みるみる青空が広がりました。

PB190079.JPG

 

風は凍える冷たさだけれど、

湖の上をその風が吹き渡って、雲を蹴散らす。

冬の青空、大好きです。

 

 

さてさて、

冒頭のカレンダーが気にかかりましょう?

なんとか明るい時間に写真を撮り直して、

あすにでも改めてご紹介いたします。

 

しばし、お待ちを!

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

 

フツーに、おいしい。

★日本語【「フツーに」について】

 

==警告==
きょうの記事に使用している写真は、
もしかしたら苦手な方がおありかもしれません。
薄目でピントをぼかしてご試読の上、
大丈夫そうだったら改めてお読みください。



 


先週末の記事に引き続き、周回遅れのハロウィーン・ネタです。
これ、お手製のクッキー。

お菓子作りが趣味の留学生が、10月最後の授業のときにくれました。

P1290400.JPG




ふんふん。

P1290407.JPG





ふんふんふんふん。

P1290412.JPG





ふんふんふんふんふんふんふ......

P1290415.JPG





っきゃああああ〜!

P1290418.JPG

ごめんごめんごめん。
ギョッとするよね〜。

 

ねこ


おばも、じつをいうと少々苦手でしてな。
で、こういうのを喜びそうな若い人にあげたら、
その人、ポリポリかじりながら、こう言いました。


やだ、これ、フツーにおいしいですぅ♪


Tさん、ごちそうさま。

P1290402.JPG


こんどは、フツーのクッキーをぷりーず!


 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

 

※「フツーに」についてのメモにつづきます(↓)。

続きを読む >>

半月遅れのコスプレ

 

 

 

あっらー、グリコさん、お似合いですわ〜。

P1290434.JPG

 

 



なんか言った?

P1290432.JPG

いや、ほんと、似合いすぎ。
 

 



何のつもりよ、これは。

P1290436.JPG

ま、ま、そうコワイ顔なさらずに。



 

10月の末、オレンジ一色に染まった食料品店の片隅で、

たいへんにお買い得なワインを見つけました。
そのワインのボトルにかぶせてあったのが、この帽子。

 

日ごろ、おまけつき商品は買わないようにしているのですが、

これはマダムにかぶってみていただきたい!という誘惑に駆られて購入。

無視するにはちょっともったいないお値段でもありましたし。

 



寝直したマダムの耳に、ふたたび、こっそり......

P1290423.JPG

 

やっぱ似合うわ〜。

 

 

何しろ妖怪の仲間入りをしたお方ですからね、

これはもうコスプレじゃなくて、ふだん着!



ブログランキング・にほんブログ村へ
 

薪ストーブと柿と




『薪ストーブライフ』31号(⇒☆)、出ました。

P1290555.JPG

 

 




 

ニャンタのおばの連載「私と薪ストーブの猫な関係」は、3回目。


P1290557.JPG

(ウリすけ、ちゃんと右足でページを押さえてくれてます♪)


あいかわらず、薪ストーブ日本語という、
たいへんニッチなお題の三題噺。
今回のタイトルは「ストーブ、こわい。」です。
どこぞでお読みいただけましたら幸いです。



 

 

話変わって、

今年も庭の筆柿は大豊作でした。

 

 

途中までは。

 

夏のある日、ふと見ると、イラガが大発生しておりまして!

別名「電気虫」だそうで、刺されたら激痛必至という困った存在。

え、え、どどど、どうしよう、とうろたえているまに、

みるみる成長したイラガの兄弟姉妹は独立を志し、

柿の木の全域に、それぞれの新天地を開拓し始めました。
 

そぉれは、困る。

おちおち木の下に行けんではないか。

 

ようやく意を決して追放作戦に着手したのですが、

いやあ、もう、......
詳細は思い出したくもありませんが、

とにかく手段としては、枝ごと切り取る!しかないわけです。


その結果、大豊作の予定だった柿の実は、

作戦終了時には、ずいぶんちょっぴりになってしまいました。

それはまあ、しょうがないとして、

イラガの子って、育つと存在感あります。

それを「駆除」するのは、ほとほと、神経にコタエマシタ。

 


==教訓==

共生しかねる虫が発生したときは、

発生初期に対応すべし!



そんなこんなの、希少な筆柿2017。


P1290459.JPG

 

 

 

ホットケーキにココナツオイルを乗っけたのに
ナイフでガシガシ割った柿を添えたら、

ココナツの甘い香りと柿の実の地味な甘みが、
意外によろしい取り合わせ。

P1290463.JPG

 

ちなみに、柿の皮はむかない主義です。


  ブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

 

==追加情報===

このイラガの大発生で、あわてて頼りにした参考書が、

『虫と楽しむ庭づくり』(曳地義治、築地書館)です。

この本によれば、特定の虫が大発生しても焦ることはない。

ただ、それが何年も続くときは、木が弱っているとか、

あるいは薬の使い過ぎなどで土が病んでいると思いなさい、

という記述がありました。

 

うちは農薬はいっさい使っておりませんし、

肥料もコンポストと薪ストーブの灰だけです。

だから、土は元気なはず。

イラガ騒動が、今年だけのことでありますように!

 

それにしても......

ルリタテハは移住させてまで保護するのに、俺らは永久追放かよ!

――って思ってるよね。

ごめんね、イラガ。