やーこまったなー。

 

またしばし、おばは高山に帰っておりました。

で、うちに戻ってきましたらば、

こんなのが、

ね......

こんな目をして、

ね......


P1110961.JPG

机の上から動かないわけですよ。



うさぎ耳で新聞を占拠したり、

P1110948.JPG

読めんがね。



パソコンをブロックしたり、

P1110965.JPG

コントロールキーとシフトキーが使いにくいったら、もう。



それから、くるねこ大和の動画をいっしょに鑑賞したり、

P1110969.JPG

うちにもいたねえ、こんな白いのが。



と、まあ、非常にじゃまくさくて、

しごとがはかどらないんですよ。

こまった、こまった、という愚痴でした。


愚痴はいかんよね、愚痴は。
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ウリウリウリ~!

時間


すみません、今週も文型の勉強をサボります。
きょうは、先月わが庭に勃発した事件のことを。



玄関先に夏ヅタを這わせているのですが、
うっかりしていると、家を呑み込む勢いで伸びてきます。
その日も、調子に乗ったツタを引っぺがそうとしたところ、
葉の陰からブォ〜〜〜ンと重低音を響かせて、トラ柄の蜂が!

あわててのぞきこむと、このお方がこっちをにらんでおりました。
P1110381.JPG

うわうわ。ごめんなさい!


コガタスズメバチだそうな。
3、4日、悩みました。
これが敷地の奥だったなら、迷わず観察続行!なのですが、
ここはお隣の敷地に面しているし、ガスメーターのすぐ下です。
ガスの検針の人が刺されたりしたら、一大事。

だけど、何とも精妙に作られたこの巣を壊すのは、あまりにしのびない。
お母さん蜂はこの天蓋の下から一歩も出ず、巣と卵を守っています。
餌取りや巣材集めに外出はしているはずなんだけど、
いつ見ても、いる。

さあ、どうする。

知り合いのミツバチ先生から、
「撤去するなら早くせい!
 今なら、女王蜂もほかの場所でやり直しがきくから。」
と言われ、ようやく、意を決しました。


地元のお役所で「防護服」を貸してくれるというので借りてきた。



悩みはしましたが、ここまでは、浅はかにもかすかに高揚しておりましたね。
こんな写真を撮ったりなんかして、いざ出動!などと張り切ってさえいた。



でも――



P1110479.JPG


うつくしすぎる。


P1110491.JPG



卵は9つ、産みつけられていました。

――すごくイヤなことをしてしまった。

女王(=お母さん)は、巣のあった場所を離れません。
ぶーんと飛び上がり、空中で羽を止めてすとんと垂直に落ちるような、
とても奇妙な飛び方で、何度も、何度も、飛ぶ。

――すごく、すごく、イヤなことをしてしまった。


P1110498.JPG

この玄妙な色合いのモトは、きっとわが家の薪棚の薪なんだろうな。
あの小さな口と脚で、せっせとこしらえたのだな。

*

ミツバチ先生に言われました。
母蜂にとって、無駄になった卵と労力は(まだ)さほどのロスではない。
彼女がどうがんばっても取り戻せないのは「時間」なのだよ、と。

学問というのは、しばしば否定的なニュアンスで語られるけれど
(「頭でっかち」とか「学者の世間知らず」とかいう文脈で)、
専門家によってこんな角度から光を当ててもらったことで、
パニックを起こしかけていた脳が、少し整頓されました。
だからといって気持ちが楽になったわけではありませんが、
どうしてここまでイヤな気分になったかがわかって、新鮮でした。

私は「彼女が費やした時間」を破壊しただけではなかったんだ、って。
彼女が働くのと並行して、その周りでは「季節」がぐんぐん進んでいた。
誰にも取り戻せないその2つの時間を、私はぶち壊したんだ、って。


スズメバチがいくつ巣をかけてもへっちゃらな、
広〜いお屋敷に住みたいっ!
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